「ひとりで生きる」はシングルに限らず既婚者にとっても重要な
テーマである、人間にはひとりでいても平気なタイプと人と交わ
ることに喜びを感じるタイプがいる、現実問題として日本は群れ
社会であるから、まわりに合わせていないと不安になる人が少な
くない、群れるは安堵の典型といわれる理由である。
まずは自分は人といるのがどの程度向いているのかを見極める必
要がある、どちらのタイプなのかは生まれながらの性格だったり、
今の生活でより重きを置いているものと比較することで決まって
くるような気がする。
私自身現役時代は当然群れ社会にどっぷりつかってたわけだが、
定年退職して疎遠になるのは仕方がないこと、しかし義理でつき
あう必要ないのが老後の特権、「みんな一緒主義」から脱皮して
もいいと思っている、正直人生の後半にさしかかると思うと好き
でないことにもう関わりたくないとつくづく思う、何より好きな
ことに関わっていたい。
2030年には30代以上の単身世帯数は約1600万人、中高
年男性の4人に一人は一人暮らしと予想される時代になるといわ
れてる、「ひとりで生きる」は重要なテーマになるだけに自分を
見極める必要があると思う。