現在息子の嫁が介護するケースは30年前と比較して43%から
9%に激減、その分夫や息子が介護を行う割合が増えてる、一人
で抱え込む介護、排せつや入浴の介助、その負担の大きさは当人
にしかわからない。
感情的にぶつかりあい介護する人がますます孤立化してしまう、
介護をしていると時には親につらくあたる、心身の疲れできつい
言葉をぶつける、それを快く思わない親がほかのきょうだいにこ
ぼす、その言葉を鵜呑みにしたきょうだいと口論になったりする。
しかしきょうだいでもっともこじれやすい問題のひとつが介護に
かかるお金だといわれてる、在宅介護であれば介護保険料、医療
費、紙おむつ代、食費、光熱費、雑費などである、親の年金や預
貯金でまかなえない分をどうするか、もし在宅介護ができない状
態で介護施設に入るとなると一気に苦しい状況になる。
当然話し合いで負担割合を解決するしかないが、それぞれの経済
状態や結婚していれば配偶者の理解も必要だろう、いずれにして
も深刻なトラブルに発展するケースがあるだけに日ごろからコミ
ュ二ケーションをとることが大切だと思う。