「夫婦とは安らぎの関係ではなくタフに生きぬくための一組だ」
人工知能研究者の黒川伊保子氏がコロナ離婚について書かれた
コラムの一節である。
コロナ自粛で夫婦が一緒に過ごす時間が多くなった、特に30
代、40代の夫婦の日常は一変したのではないだろうか、家庭
全体は妻のテリトリー、家の中で肩身の狭い思いをしてる男性
も多いはず、黒川氏がいうように、この年代は人生で一番すれ
ちがってる時期、一日中夫婦がいるなんてありえない時期かも
しれない。
逆に熟年夫婦は今回の非常時もふだんの日常とそれほど変わっ
てない、私自身、定年後は妻と過ごす時間が多いというよりほ
とんど一緒である。
夫婦が互いにストレスを感じるのは生理的に自然なこと、特に
30代、40代の夫婦のリスクが高くコロナ離婚は確実に増え
ると黒川氏は指摘しているが果たしてそうだろうか?ただ冒頭
の「夫婦とは安らぎの関係ではなくタフにいき抜くための一組
だ」を肝に銘じて意思の疎通を図ることは年代関係なく大切な
気がする。