齢をとってから資産を増やすことは難しい、有価証券などを持
つ一部の富裕層か老後も働き続ける人、もしくは宝くじの高額
当選でもしない限りなかなか増やせないのが現実だと思う。
それではお金持ちが幸せかというと必ずしも幸せというわけで
はない、お金は間違いなく大切、特に老後はある程度のお金が
必要なことは確かである、お金で解決できる問題が少なくない
からである。
それではお金がなくても幸せと思う老人とはどんな人だろうか?
実際シニア向けのアンケート調査「幸せと思うときはどんなとき
か?」によると、自分が健康だと感じてるとき、好きなことをし
ているとき、家族と楽しく話してるとき、孫の顔をみたとき等が
挙げられている、逆にお金があっても幸せでないと思う老人は家
族とうまくいってない、病気でどこにも行けない等の理由である。
この調査の内容をよく見ると幸せと思う人は自分のプラス面を見
てることである、逆に幸せでない人は「これがないから幸せでな
い」と考えてる、悩みは経済的な豊かさとは必ずしも関係あるわ
けではない、要は現実の苦しみと心の苦しみは一致するわけでは
ない、そう考えると幸せ、不幸せは心の持ち方次第かもしれない、
そこに老後を幸せに生きるヒントがあるような気がする。