団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

もうすぐ母の三回忌

2022年01月25日 | 

自分の足で外出できず友だちも離れて、買い物にも行けず、食

べたいものも食べれず、風呂も一人では入れず、おむつと車い

すの生活、自分の家にも帰れず、人の世話になるだけの生活、

晩年母の高齢者施設での日常が2年間続いた。

 

父が認知症になったことをあれほど嫌悪した母が晩年同じ認知

症になった、月2回訪問してる息子の顔を時々忘れたり、妄想

が激しくなり支離滅裂な内容に会話が成立しない、認知症は間

違いなく進んでいた、それでも母は自分が認知症であることを

認めようとしなかった。

 

そんな母がその時間を生きていた、不自由ななかで高齢者施設

でのイベントを楽しんでた、同じ入居者からも慕われたと死後

スタッフから言われたことは正直嬉しかった、それでも母の心

の中は?納得のいく人生だったのだろうか?もうすぐ三回忌だ

けど今だにそのことを問いかけてる自分がいる。