先日会社員時代の後輩かが電話で「もう67歳になりました、も
う年です」と言ったけど私から見ると60代はまだ若い、私が定
年退職したときは64歳、今思えばまだ若かった。
現在74歳、今では新聞の社会面の訃報に目を通す習慣がついた、
自分と同世代の訃報は気になるもので、そんな時思うのは自分は
いつまでいきるのだろうか?正直そんなに長くなくていい、さほ
ど執着はない、かといって投げやりというわけでもない、自然に
淡々と自分の寿命を生きることができればいいと思っている。
齢をとるというのは多くの過去を持つことである、自分の年齢と
向き合うと、そう実感する、老後の不安は誰もがもっているもの
で自分だけではない、健康やお金、家族の問題、あげればいくら
でもある、それでもいつかは死んでいく、間違いなく死んでいく、
そう思うから人は生きていけるものかもしれない。