きょうだいは他人の始まり?これは評論家の樋口恵子さんが連載
してる雑誌での言葉である、最近老いてきょうだい仲の悪さが目
立つ、さらにふつうの仲だったきょうだい仲が険悪になる理由は
親の介護と相続問題と指摘している。
現在のような長寿社会、親子の時間も長くなったように、きょう
だいの時間も長くなった、それでも、きょうだい一緒の時間より
配偶者を得て別な家庭を営む時間のほうがはるかに長い。
そして昔どんなに仲がよかったきょうだいでも違う人生を歩むう
ちに物の見方や考え方、収入や金銭感覚も違ってくる、特に老親
の介護に直面したときが問題である、誰が面倒を見るか、在宅介
護か、それとも介護施設か、特にこじれやすいのが介護にかかる
お金である、実際深刻なトラブルに発展したケースもあるだけに
事前にきょうだい間でコミュニケーションをとることが相続のこ
とも含め私の経験では大切だと思っている。