母が亡くなってから実家の処分に動き出した、母名義の土地と
家屋を相続しないと処分できない、そのためには法務局に申請
する書類を作成しなければならない、司法書士、行政書士に依
頼しないで自分でやることにした。
遺産分割協議書、兄弟ふたりなので各々の戸籍謄本、印鑑証明
書、そして厄介だったのは母の戸籍謄本だった、出生から死亡
までの連続した戸籍謄本、生まれたところから、父と結婚、そ
して転居、最後の土地までなので各々の市役所に申請して取り
よさせるのに時間がかかった、そして法務局に申請して、やっ
と私名義の土地と建物に相続することができた。
そこから不動産業者、解体業者、遺品整理業者と打ち合わせが
始まった、建物は価値がなく土地で350万円、遺品整理に3
0万円の費用、建物の解体費用に200万円(住宅密集地のた
めクレーンが入れず手作業のため割高だった)、わずかながら
残額を弟と2等分できた、そして古い建物だったので市役所に
相続の特別控除の申請をして相続税は0で済んだのは幸いだっ
た、母が亡くなって4ヵ月、長男として最後の仕事を終えるこ
とができた。