団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

亡き妻への手紙を書き続けた愛妻家

2020年03月03日 | 夫婦

4年前に83歳で他界した永六輔さん、自身が68歳の時に亡

くなった奥様を忍んで書かれたエッセイ「あの世の妻へのラブ

レター」を読んで改めて愛妻家であることを実感した。

 

2002年68歳の時奥様に先立たれるが遺骨をずっと自宅に

置いてという、毎朝起きると昨日のことを奥様あてに報告する

ため、一日も欠かさずハガキに書き続け街角ののポストに投函

自宅に届けられるハガキは実に1500通を超えるほどになっ

た。

 

奥様が亡くなって8年後の2010年、呂律が回らなくなり

パーキンソン病と診断され闘病しながら不自由な体で最後まで

活動した永さん、奥様を亡くしての喪失感、そして自らの病気、

無類の愛妻家だっただけに寂しさは測り知れないものがあった

と思われる。