子供が親を追い越して当たり前、結婚するまでは親が面倒を見る、
いずれ子供は親元を離れ、自立する、正社員になるのが当たり前
というのが私たち団塊の世代の常識であった。
しかし現実はどうだろうか?親の収入を上回ってる団塊ジュニア
は2割程度しかいないと言われてる、確かに非正規が4割を占め
る時代であればやむを得ないのかもしれない、それよりも働かな
いで親のお金で暮らす子供達、人間関係を作る努力をしなくても
何とか暮らすことができる、いわゆるひきこもりの人間が増えて
るという現実。
先日終末期医療に関するTVの報道番組で延命治療について医師の
ショッキングな実態についての発言があった、本人が延命治療を
希望しなくても子供が許さない、「なんとしても生きて欲しい」
それはあくまでも経済的な問題だという。
親の年金で一家が暮らしてて親が亡くなった場合配偶者がいれば
遺族年金が出るが、もしいなければ収入が途絶える、だから延命
治療をしないとクレームが出る、生きてる限り高額医療費を使え
ば実費は知れてる、残額は家族が生活費に使えるわけだ、なんと
もやりきれない話だけど、これが現実、だから親が亡くなっても
届けず年金を受給してるケースが後を絶たないのかもしれない。