団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

高齢者は75歳からという提言に思うこと

2024年12月25日 | 老後の生き方

先進諸国では65歳以上を高齢者としてきた経緯がある高齢者

の定義、日本老年学会と日本老年医学会が高齢者の定義を65

歳から75歳に引き上げるよう提言した。

 

確かに平均寿命が伸び、1956年の日本人の平均寿命は男性

63歳、女性67歳と現在より20歳近く若い、実際65歳に

なっても高齢者という自覚がなく、まだまだ若いと思ってる人

もいることも確かである。

 

「パートの仕事、趣味のカルチャースクールに通い、孫の面倒

を見て、友人とランチ、65歳で高齢者なんて思わない」とい

う意見の高齢女性がいる一方で病気と闘い、介護状態になって

いる人もいて健康面の違いも高齢になるほど個人差は大きい。

 

また若者と同じように精力的に外で働きたい人もいれば引退し

てのんびり過ごしたい人などさまざまだ、それを一つにまとめ

75歳に延ばすことに違和感を覚える。

 

 現在高齢者で働いてる人たちはこの意見に賛成だろう、実際こ

の提言をした有識者と言われる人たちも高齢者であるが働いて

る人たちである、そういう人たちがこの問題を論議すれば、お

のずと65歳では若いとなるのかもしれない。しかしそんな年

齢を重視し高齢者とくくることに、あまり意味がないような気

がしてならない。