TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

元気がなにより

2010-09-22 11:51:25 | インポート
今日は、TABIの三回目のカイロプラクティック。

この先生の日は、いっつも混んでいる。カイロの治療は、初回はともかく
二回目からは五分くらいで終わってしまうので、常に数頭の犬が待合室で
順番を待っている。

今回は時間帯が違ったためか、知らない顔の犬達がたくさん。
びっこをひいている子、立ち上がるのもやっとの子…。まだ若いのに、
体の悪い子が一杯。飼い主さんは、それこそワラにもすがる思いでカイロ
の治療に願いをかけているのだろう。

そこへいくと、うちのTABIはどこも特に悪いところはなく、ただアジリティ
選手として念のため定期的に診ていただいているだけ。エネルギー全開で
椅子に飛び乗ったりジャンプしたり、受付の人に愛想をふりまいてサーカス
熊みたいに二足歩行の芸を披露したりと、おちゃらけているTABI。
VTにかわるがわるなでてもらい、クッキーや水をいただいて喜んでいる
様子は、他の患者さんに申し訳ないくらい元気だ。

犬も人間も、健康で明るいのがなにより。有り難いことである。


掘り出し物

2010-09-22 11:35:50 | インポート
やっぱ、のぞいてみるものだ。

バスルームとキッチンのカスタム家具専門店が、二日間限りの大セールを
していた。ここはいわゆる大衆的なHome Depotなどと違い、全てデザイナー
ものかカスタムなのでモノはいいが、お値段もケタが全く違う。
近い将来マスター・バスを改築する時のデザインの参考になるかと、買わない
つもりでちょっと行ってみた。

しかしこのセールは、「サイズを測り間違えて返品となったカスタム・
キャビネット」などのわけあり品の在庫処分で、破格が猛烈に低い。
元の価格何千ドルのドアが、たったの40ドルとかで叩き売りである。
店だって、倉庫に眠らせているより売り払ったほうが得だからだ。

私達夫婦は、マスターのタオル・クローゼットに丁度良い大きさのキャビネット
を値切って100ドルで手に入れた。新品で、そのへんの大量生産品とは
比較にならない贅沢な材料を使っている。信じられないお買い得品である。

早速マスターに入れてみると、まるで測って作ったようにピッタリ!
なんだか買い物の神様に導かれて行ったみたいだね、と夫と語りながら、
ワインで乾杯。


初対面

2010-09-17 11:54:48 | インポート
新しい主治医と、ご対面。

こちらに引っ越してから、十四ヶ月目にやっとかなった対面である。
予約にこぎつけたのは九ヶ月前だが、その三ヵ月後、なんと予約の日になって
なぜか急に高熱を出し、目眩がして一人で歩くこともできなかったため
予約をキャンセルせざるを得なかった。病気のため医師の予約を取り消す、と
いうのは変な話だが、初めて主治医に会う日はmeet & greetだけ。これまでの
病歴や家族・親戚の病歴、薬などのアレルギー、過去の各種検査の結果、
先任地での主治医からのカルテの記録を確認したりと、膨大なペーパーワーク
とインタビューで終わってしまう。診察の予約は、また新たにとらなければ
ならないのだ。

ということで前回はキャンセルに終わり、半年の待ち時間を経てやっと主治医
に無事会うことができた。主治医を持たないと専門医にかかれず、検査の
予約もとれないカナダでは、これは重要事項だ。

映画「Sicko」では理想的と語られているカナダの医療だが、実際にはカナダ
の医師は金の儲かるアメリカへ流れてしまうため慢性的な医師不足が深刻化し
ている。病気になっても医師の予約がとれないし、新患をとらない医師が多い
ため、主治医探しは一苦労である。その不足を補うため、海外(おもに後進国)
から医師を優先的に移民させているが、まだ追いつかない。

うちのような転勤族は引越しのたびに主治医探しが大仕事だし、周囲にはもう
主治医を持つことをあきらめて、いざという時にはウォークイン・クリニック
で間に合わせている人や、医師のかわりにNPを使っている人もいる。
主治医がいたって、診察や検査の予約は何ヶ月も先なのだ。

ところでこの新しいセンセイ、若い女医で頼りないが、とりあえずは彼女で
間に合わすしかない。注射がヘタクソ!今日のは破傷風だったが、こんなに
痛い思いをしたことはない。ぜひ、他の患者で充分に練習を積んで欲しい。


CORRY & TOBY

2010-09-14 13:29:07 | インポート
週末はずっと雨で森へ行けなかったので、今日は森歩き。

雨の湿気が残っており、アマゾンのジャングルみたい。
地面も滑りやすく、足元に気をつけながら歩く。もうすでに、広葉樹は色を
変え始めた。早いものだ。

向こうから若いメスのゴールデンが走ってくるのが見える。
小柄だが、とてもフレンドリーだ。TABIと一緒にくるくる走って楽しそう。
「この子は今年四歳なのよ」と、飼い主の若い女性。うちの子は今年十一歳
だと言うと、「えっ、まだ子犬かと思った!元気なのねえ!」と驚かれる。
いつものことだが、うふふ、そういってもらえると嬉しい。

帰り道では、TABIを白くしたようなソックリさんが歩いてきた。
オスだが、とてもおとなしくてTABIとは一目でお互い気に入ったらしく、
くるくる走って遊んでいる。「ラブラドードルにしては小さいけど、なんの
ミックス?」と聞くと、「この子のお父さんはウェスティで、お母さんは
コッカーとプードルの雑種だったのよ」だって。へえ!しかも、そのコッカー
はブラック・タンだったそうだ。黒毛の遺伝子が入っているとは全く見えない
白くて艶々の毛。「プーが入ってるから、抜け毛が出ないのよ、助かるわ」
とのこと。ふ?ん、なるほどね。

飼い主はTABIのことが気に入って、「かわいいわ、かわいいわ」を連発
していたが、TOBYだってとってもかわいい。しかも、今年十歳だという。
すごく若く見える。やっぱり、雑種って健康なんだな。