「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

停滞中。。。。

2012-06-25 12:56:00 | 当直室業務連絡
頂いたメールへのご返事について停滞しているものですから、とりあえず近況報告をさせていただきます。

*偏頭痛が最近ひどく(神田さんでお馴染みのノーシンを粉で持ち歩いています(^_^;))、パソコンを触っていると特にそうなので、休みは目を休めています・・・・。
太陽40周年に向けての私の計画も現在白紙状態・・・・という有り様です。。。。
突然飛行機とって上京するかもしれないし(^_^;)
どうも、私の身体。。あっちが良くなれば、こっちが悪くなるの繰り返しで困ってしまいますが。
なので、土日は全くパソコンに手も触れてませんでした・・・。

*ただ、観るモノはちゃんとチェックしています。
しかし、週末にあれだけ初回放送が集中すると結構キツイものがあります・・・。
(太陽ジプ編→太陽テキボン期2話→七刑→特捜隊2話)
西部署は記憶の補足の為に流し観しています。。。。そういえば、DVD化されたエピソードについては改めてリマスタしたものを放送しているようで、音声等がかなり良くなった感じがします。

*そういえば、いつの間にか届いていた『大都会PARTII DVD-BOX Vol.1』、とりあえずまた流し観(^_^;)。
日テレプラスの放送では初期数話までは画面が暗く・音がコモっている感じだったのが均等化された感じに仕上がっていました。
「刑事のいのち」の「ひとり」なんてレコードを聴いているような印象(^_^;)
結構気合入ってますね。
特典の予告編、1話他数話が「映像の不備」により音声のみの収録(^_^;)
多分、予告編用にピックアップされた映像がちょっと強烈だったのかなぁ・・・と(^_^;)
そして企画書の方もなかなか面白く、坊さんがクロさんと同じく巡査部長でサル(というか上条巌)が神田さんで峰さんはインターンという想定・・・・。
と、ちょっと浮気もしてました・・・。


あ~、なんだか憂さ晴らしにパッと呑みたくなってきました。。。。




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もうすぐ刑事は廃業だ

2012-06-25 07:09:59 | 日テレプラス日誌
【日テレプラス日誌 2012】

第493話 スコッチよ静かに眠れ

スコッチという「人」は、我々の世代には特別な存在だったと思います。
太陽ファン諸先輩方からは、登場時の悪い印象(それは製作側の狙いが当たった証しでもあるのですが)を耳にして、確かに好漢・テキサスの後任がスコッチだものなぁ・・・と納得するわけですが、我々ちびっ子としては躍動感あるアクション、クールなのにナイーブな面、そして左手を台座にしたりパーのまま引き金を引いたりするガンアクションは当時のメンバーの中でもあか抜けた感じで、正直憧れの的でした。
そして、スコッチ転勤後のロッキーへの助っ人等で七曲署の外でも危機があればいつでも「飛んでくる」的存在感は、その初期のキャラ設定等は吹っ飛んでしまい、スコッチ復帰待望という一種の妄想が生まれたのは当然のことだと思います・・・・まさか、それが現実のものになるとは思いもしませんでした。

なので復帰時は鮮烈な印象が私の頭にハッキリ残っています。

初期とのキャラクター設定と復帰後のそれとの違和感いう意味では今現在、#217を観て#400をすぐ観られるという環境下だからか、逆に際立った感じがしますが、当時は転勤から復帰までに期間があったためそれほど違和感なく観ていましたが、まさかその折衝的な面が沖さんが悩んでいた部分のひとつだったと知ったのは後のことでした・・・。
沖さんの命日も控えていますが、その辺りは別な機会に書きたいと思います。

1981年の事故の報道は相当ショックでした・・・沖さんファンには既に前年から沖さんの変化に気付いていた方が居られるようですが、私も1981年が明けた収録分(「あなたは一億円欲しくありませんか」)辺りから、軽快さが何となく無くなったような・・・という感じを受け、次第に見るからに疲労した感じが表情に出ているように思え、心配していた矢先だったので。

スコッチ病欠後、すぐにボスが不在に。
本来であればもっと長く休演するはずだったと思いますが、ボスの居ない大きな穴を埋めるためか約1ヵ月で復帰。
ただ、やっぱり本調子ではないという印象はあり、ラガー登場編に参加した後2度目の休演時にはもしかするとスコッチが番組を去るのではという漠然とした不安が湧きあがりました。

クリスマスにボスが復帰、その撮影が11月だったので、降板のタイミング的にはボス復帰目途が立った時点で決定(1981年いっぱいの出演)していたようですね。

なので、結構急な決定だったようで(水面下ではいろいろと進められていたようですが)、メディアでの降板発表はそれこそ12月に入ってからだったと思います。

年が明けて本編では病床ながらスコッチが画面に戻ってきましたが、寂しかったですよね・・・。
(これは、ボス復帰のお祭り騒ぎ直後だったので尚更でした。)

こういう経緯を踏まえた私にとっては、#493の予告編というのは、他の殉職編とは違った物凄く重い感じで観ました・・・。
沖さんの状態と画面のスコッチと病死という最期が相当シンクロした感じで、物凄く重たかったです。

そして本編・・・。

もう治療の余地なく、安静に余命を全うするしかないところまできていたスコッチのもとに、かつて弟を射殺された井関が復讐の牙をむきながらやってきます。

何となく自分の「現状」を感じながら、信じたくないし生きたい、一体どうしたらいいのか・・・という迷い的な部分を抱え込みながら、刑事という職は既に自分自身の本能的部分になっているスコッチが、結局はまずはボスの部下として「自分の事件」を解決したいという望みで病院を抜け出すわけですが・・・。

同胞のようなゴリさんは可愛いサボテン(ゴリさんは何気に好センス)を持参、長さんは康江の手作り弁当を持参、秘書役のロッキーは事件報告・・・ロッキーにはスコッチも本音を漏らしたり、この辺りは微妙な関係性の違いが見受けられますが、それもまたリアルです。それに現場から引いているとはいえ、家族のいないスコッチを皆が気にかけているという部分が泣けますね・・・・。
その気遣いが逆に涙を誘う感じで・・・。

病院を抜けだしたスコッチがボスへ電話をかける辺りからもう観ていられないという感じは正直昔はありまして、ただ、あの二人の会話というのが各人らしさが溢れている名セリフの応酬みたいな感じでまた泣けてきます。
そのボスが各メンバーへの無線指示が、一層悲壮感を漂わせます・・・。

そして大川町の林でのほぼスコッチ一方的優勢の井関との対決もスコッチらしい展開ですが、本放送当時はこの頃もう何故か身ぶるいが止まらなかったと思います。
アクション云々というより気迫という面で圧倒されていたものと・・・。
撮影時の沖さんはかなりハイテンションだったようで、ファンのギャラリーも居たということで、気合十分だったんだと思います。
ロシアンルーレットのくだりは名シーンです。

そして吐血。
倒れた時のスコッチの信じられないという表情がリアルで・・・やっぱり覚悟はしていながらも実際に現実に「死」というものが見えてくると・・・。

臨終シーンもそもそも登場編から生きることへの執着をある意味持っていたスコッチらしい最期だったと思いますが、あのシーンも辛いですね・・・。

『はぐれ刑事』の最終回を見直した後でこの作品を観たもので、少々ガツンと来過ぎました。


あまりこの作品は太陽の一時代の締め括りという部分では話題になりませんが、私の中ではハッキリとした終焉を印象付けています。
スコッチはある意味「中期」のシンボル的な面があって、その彼が去ったことでハッキリと太陽のカラーが変わっていったのを感覚として憶えているからだと思います。


ロケ地:新宿副都心、新宿中央公園近辺、新宿4丁目、世田谷総合運動場体育館近辺、新井和夫氏ら演じる暴力団員が撃たれるカフェ(周辺)は用賀2丁目(お色直ししているが現存)、成城の商店街、スコッチとボスの最後の電話は大蔵5~6丁目の東名高速にかかる橋(?)、砧公園。


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