「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

いつの間にか散財 201605

2016-05-29 22:17:04 | けぶの散財日誌
新発売と30年以上前の写真集です(^_^;)



『特捜最前線』については1984年2月発行、流通価格は結構高いのですが、比較的安価で手に入れました。
内容は#350、#230、#278、#215の順でフィルムストーリーが主体で、他に名場面集(ランダム)、過去名場面集、#350までのサブタイトルリストなどです。
聞いていた評判よりは個人的には気に入った内容でした。


そして『大都会PARTII SPECIAL』
これまでのSUPERBOOKと違い、記事らしいものは岩佐陽一さんの巻末記事のほかは全てモノクロスチールで構成され、裕次郎さん・渡さん・優作さん中心の攻勢になっており、さらに他では見たことのないものが殆ど。特に優作さんのショットは充実しており、北九州ロケ(いわゆる打ち上げロケ)のオフショットや優作さんと片桐竜次さんとのツーショット写真など、興味深いものも多く、トクさんファンは「買い」じゃないかと思います。

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ダウンタウンなうの画像

2016-05-29 20:30:36 | 当直室日記
予告編放送なんて画期的(^_^;)なので、『ダウンタウンなう』の画像ソースを考えてみました(^_^;)。

まず、普通の貸し出し素材(デジタル)であれば今予告編なんて入っていないし、再放送プリントであればもっと退色していて然るべきだし。

と、ディープなファン諸氏であれば答えはカンタン。

VAP商品用がソースです。

以前マカロニサイトの幻ダンさんの研究にもありましたが、「13日金曜日」「マカロニ死す」というクレジットバックが青いものは商品化の素材、黒いものが本放送や再放送プリントの素材です。
恐らく、鮮烈さを出すために本放送時はブラックバックに調整したんでしょうが、商品化の際はそもそも作成された素材だけが残ったんだと思います。
まだこの頃のVAP商品は結構映像の再現に落差が激しく、黒い画面もあれば、比較的再現されているものもあって、#1と#52はまだ良い方です。(HDリマスタ版はもうちょっと明るい、本放送は実はVAPの方が近い(^_^;))

というより、最近VAP素材を使うのが珍しいような(^_^;)

オマケ

#47のマカロニ脱走病院は、やはり今は無き「国立大蔵病院」でした。

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後期の初期から後期の前期へ(ジプシー転勤、マミー登場)

2016-05-29 16:58:13 | ファミ劇日誌
ファミ劇が金曜八時に放送時間が移動になりましたが、次の放送ではジプシーが転勤、そしてその次の放送ではマミーが登場します。

ゴリさんが殉職してからあっという間・・・・というか、半年経っていません(^_^;)
ファミ劇放送はその半分ですから(^_^;)

さっきも書いたように、ゴリさん的な太陽の旗振り的な人物が居なくなったのは非常に物足りなさを隠し得なかった部分ではありますが、各人が役割分担を分散して、逆に新しい太陽をなんとか提案し続けようとした姿勢が画面からひしひしと感じられたことは確かで、それが結構心地いい具合に落ち着いてきた時期でもありました。
ただ、三田村さんのスケジュール的な面が必殺続投の為著しく狂ってしまい、結局三田村さんが当時引き受けていた仕事の中で物語の内容場一番抜けやすかったのが太陽であったというのが真相のようで、もし必殺が無ければ太陽の方を継続していたんじゃないかと思います。
制作側としても、前年にあれだけ人事を動かしてしまったからには1983年は当初予定のボギー殉職⇒ブルース登場のみの移動で済ませるつもりだったと思いますが、ここでまた動かさなければならないというのはかなり辛かったんじゃないかと思います。
個人的には、主演作『壬生の恋歌』の存在をジプシー在籍時に知らなかったので、続投は可能なんじゃないかと思っていましたが(^_^;)
というわけで、ジプシーのキャラクター的にはちょっと中途半端な感じで終わってしまいます。
クールで人を寄せ付けない雰囲気の前期と、頑固ながら捜査のキレとバランスで勝負した後期と、そのキャラ変貌を統合させるのにはこれからという時期だったので残念ではあります。
というか、10周年の人事異動である意味「被害」的にはジプシーが一番被った感じはしています。

さて、その後任として登場するマミーですが、当時考えうる一番最善を尽くしたキャスティングだったのではないかと思います。
恐らく急な事だったと思いますし、まさか欠員にするわけにもいかず・・・と云うところで長谷さんがレギュラー入りを快諾していただけたのは非常に幸いでした。
期限が切られたボギーの活躍を中心としなければならない部分もあり、さらにキャラクターとしても新メンバーを立たせなければならないというのは非常に難しく、スコッチ⇒ジブシーの時は、ジブシーの出番が少なくても8人体制の中ゴリさんや長さん、ロッキーが居たこととラガーの活躍も中心に置くということで、なんとか成立していた面がありましたが、7人体制で一人欠けるのは非常に厳しいので、安定したキャスティング体制構築は必須だったと思います。その意味でも長谷さんの参加は一番の最善の選択だったと思います。
太陽中毒からしてみればトシさん登場後は、良いんだけれども、太陽イズムが薄れた感じが正直あって、それこそセミレギュラーで5年以上出演していた令子の復活は嬉しかったです。

ボギー登場後は極力それ以前のメンバーの話は出さないように「敢て」シリーズを進めていた感じはあります。
これは恐らく、新メンバーに注目をしてもらいたいという部分が多分にあったと思いますが、マミー登場によってそれか解禁になったわけですが、やはりちょっとキツかった点はあったと思います。
何しろ1982年は4名+1名去ったわけですから、まだそのショックを拭えなかった面があって、マミー主演の物語的にはやはりロッキーの影を背負うというのが向う1年続くわけです。ただそれも一つのキャラクターとして成立している訳ですが、それだけだとチョット辛い。そこで、女性刑事としての迷いやボギーたちとの絡みの楽しさなどの新味が加わって、太陽キャラクターの中ではかなり奥深いキャラになったと思います。

そうなんですよね・・・マミーは番組・立場的キャリアは長いんだけど、刑事としては新人なんですよね。

アンバランスな魅力もマミーの持ち味だったりします。


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なうな鳩が厭で芝の浜にすりへった靴で行きました<なんのこっちゃい

2016-05-29 16:24:31 | 当直室日記
日曜の夕方、いかがお過ごしでしょうか・・・相変わらず放電中のけぶでございます<(_ _)>

▼ダウンタウンなう
最近ショーケンさんを拝見できることは非常に嬉しいことで、色々あったにせよ『鴨川食堂』の続編は観てみたいし、もっとエグイキャスティングでもいいと思います。

ところで、『ダウンタウンなう』。
演者が出演作を観るというのは非常に照れを生じるし、ショーケンさんが避けてきた経緯もあったと思いますが、やっぱりこうやってジックリ過去の自分をご覧になるということは、「太陽リアルタイム世代」としては未だに驚きであります。
ごっつええの傷天OPパロも当時爆笑しましたが、個人的にショーケンさんと一緒にあれを見るとは思ってませんでした(^_^;)

▼鳩時計と厭な奴
大村崑さんのロクさんは1回キリが惜しいキャラ立ち。テキサス在籍期はそのようなキャラクターが多いし、ボン加入後のバラエティに富んだキャスティングが、結構この辺りで爆発している傾向があって、視聴率の好調さを裏付けている感じです。ただ、そうやって考えるとこういう特別ゲストにテキサスが深く関わっている部分があり、テキサスの優しさあってのロクさんというところもあるので、なかなか難しいところなのですが。
鮫やんも見事テキサスウェイにハマっちゃった一人だったのですが、もうすぐボンに巧くバトンタッチされて、その後は各シーズンの新入りメンバーとのコラボレーションを果たしていきます。

「嫌な奴」の伊藤雄之助さんのあの津川役というのは、ちょっと考え付かないし凄いです。
まず、あの当時の雄之助さんに貧乏な善人役というのが思いつかないですが、実は『必殺仕掛人』のゲストキャラ・岡島久兵衛がキャスティングの構想にあったんじゃないかとも。
ただ、話的には和泉保がメインゲスト。
しかし雄之助さんは特別出演。当初から出演予定じゃなかったものと思われ、もしかすると裕次郎さんラインで急遽出演が決まり、いくつか放送予定台本の中から、雄之助さんが選んだんじゃないかと妄想しています。

朝倉家のシェパードの中にハディラ嬢が居るのはご愛嬌です(^_^;)


▼芝浜とすりへった靴
「芝浜」の方は本放送当時に近い再現度ですが、やっぱり経年変化でシャープさは無くなった映像になっています。これは仕方がない。ただ、「すりへった靴」についてはちょっと色やけした感じだったので残念ですが・・・。

で、みんな大好き「芝浜」(^_^;)ですが、これは各人が要所で活躍しているのが見ものです。急激に医療知識を高めたドック、鋭いジプシー、落語に精通するラガー、うわばみ披露のトシさん、実は一番立場的バランスが良かったボギー、そして多くを語らず、フェミニスト的怒りを爆発させ、邪道な捜査を厭わない、実は熱い山さん・・・・と、実に心地いいバランスなのです。
それに鹿内さんのスコッチ衣装、早乙女さんの悪女っぷりもさることながら、原泉さんのかくしゃくとした演技も見逃せません。
トリックも穴だらけと思いきや、結構合理的ですし。

クラウンのディーゼル音も懐かしいですし(^_^;)

「すりへった靴」
「赤い憎悪」のトシさん助演の裏返しで、こちらはジプシーがさり気ない立ち位置を取得しますが、スケジュールの都合上、あまり突っ込んでペア組できなかったのは残念ですね。
恐らく、ジプシス諸姉には、大蔵団地の橋で待ち合わせして、勝沼ぶどう郷駅まで行き、お茶をするというのが、一種の夢だったりして(^_^;)
というよりは、折角勝沼に行くんだったら、ルバイヤートワイン(http://www.rubaiyat.jp/about_us/)をご賞味あれ。有限会社島田葡萄酒製造の設定でロケ使用されたところです。
というよりは、まずは水上ツアーですなぁ・・・・。

個人的にはこの作品で決定的にトシさんを受け入れた印象があります。
やっぱり、「襲撃」までのトシさんって何処となく取っ付きにくい感じがあったのですが、ラガーのトシさんいじりも加速していた時期で、さらにターミネーターだったり、今回のように自分の影法師的な島田の顛末に翻弄し怒りながら、刑事しかできない自分を再確認させられるトシさんの哀愁というか、これって今までのベテランキャラには無かった味なんですよね。
そんなこんなで、トシさんに魅力を感じた俺って一体・・・・(^_^;)



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