「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

さようなら、井上堯之さん・・・・

2018-05-05 08:13:33 | おくやみ
井上堯之さんが5月2日に死去したことが4日公表されました。
77歳。
死因は明らかにされておらず、5日に近親者のみで密葬を執り行うとのこと。

近年は度重なる重病の中、表立った活動(プレーヤー)は引退されながらも、様々な活動をマイペースに継続なさっていたので、確かに全国的露出は減ったものの、現役で活躍なさっていた印象があったので、非常に寂しいです・・・・。

井上さんの全体的な略歴は報道記事にお任せしますが、
太陽の基本ベース楽曲は、「PYG(ピッグ)」から「井上堯之バンド」への過渡期の作品で、井上バンドのある意味決定的作品群が太陽楽曲であったと云ってよいと思います。ジュリー氏のバックバンドとしての位置よりも、大野さんの作曲をストレートに各々のクオリティで表現して心地いい太陽楽曲の方が、個人的にはスタンダードとなっています。

初期太陽楽曲というば、大野さんのキーボード演奏、村岡建さん市原宏祐氏(2018.6.18訂正、少なくとも初期楽曲については市原氏とのこと)のサックスが前面に出ることが多いですが、井上さんのギタープレーがほぼほぼの楽曲に効いており、粘っこくなく、ほどほどな主張で、自然なんだけれども、印象深い旋律が個人的に沁みついています。
井上さんのギターがベースにあると、他のギタリストの演奏にちょっと胃もたれしてしまうところがあって、最近は許容できるようになったのですが、昔は「やっぱりギターは井上さんだよなぁ・・・」というのがありました。

個人的にテレビで最後に井上さんのお姿を拝見したのが、昨年の6月17日放送『たけしのこれがホントのニッポン芸能史(10)刑事ドラマ 独自の解析で新発見!』(NHKBSプレミアム)
井上さんがVTRインタヴューで裏話を披露。井上さんのメインテーマ(愛のテーマ)ソロが久々に聴けたということと、 さらに行動のテーマのアカペラまで披露。
まだこの放送から1年経っていないんですよね・・・・。


ご冥福をお祈りいたします。



井上さんご逝去ということもあるので、太陽楽曲のリマスターリリースを企画してほしいです。
無論、全曲。
個人的には井上さんのギターを堪能するのであれば、TVversionであるという信念みたいなものがあるので・・・。

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