「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

X巡回 2024-3-6

2024-03-06 06:58:11 | 当直室日記

X巡回。

▼テキボンパチ台
当時、これが限界かな?等と思っていました。
出てきたキャラはボス・ゴリさん・テキサス・ボン・ロッキー・ジュンと限定的。実際、やっぱりオールキャストかマカロニ・ジーパンを採用したかったんでしょうが、使用料が膨れ上がったんでしょうね。製作費の問題から限定的となっただろうと当時は思っていました。
サブスクを希望していながら、実は視聴共権利的に複雑な要素を抱えているのが太陽のネックなんですよね。
西部署のように取りまとめる窓口もないので、尚更だと思います。
ただ、活字的にはそれほど問題ないはずなので、書籍は進めてもらいたいものですが・・・。

▼喪失からの前進。
何かを得ようとすると、決定的に失う・・・・という歴史の積み重ねが太陽が長寿となった要因ではあるのですが、その代わり別な物語を得る。得るものも増えれば、失うものも増えていくというのは、これ、かなり辛いことなんですよね。なので、太陽については特に本放送当時の視聴離脱というのは結構頻繁にあって、これは本当に仕方がないことなんですよね。(自分の「推し」がいなくなれば観なくなる原理といえます。)
本来であれば、マカロニの成長物語で完結していた筈だったのに、「死」はショーケンさんのアイデアだったのですが、番組を継続させた岡田・梅浦P氏の手腕もあったりして、ある意味強引に推し進められたから、視聴者はやっとこさ付いてくるんですが、そのやっとこさが新しいキャラクターのインパクトで相殺されて、どんどん時間が経っていく・・・・。
各物語についても、刑事事件を扱うことが殆どだから、失ったところから物語が始まる事が多い。
青春ドラマでありながら、地続きで新陳代謝を繰り返すという、ブラウン管視点ではちょっと特殊な物語となっているのが、実は太陽の隠れた魅力なのかもしれません。

 


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