「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

X巡回+サンテレビ太陽放送3/3=良の「傷心」、順の「傷身」

2024-03-02 06:53:11 | 放送予定

X巡回。
メインテーマ’86
世代によっては馴染みの開きがあるようですね。小職より年上の方は馴染みが無くて、小職と同じ世代は恐らく太陽終了のモニュメント的な印象が強烈ですね。
#706放送当時の「落差」「唐突さ」の経験なんですよね(^_^;)
いや提供テロップ時の突き刺さりが、強烈だったもので・・・・。

「家出」
小野寺さんが#247の想い出を。
太陽は視聴者の意見を作品や番組構成、イヴェントに取り入れる傾向も強かったですが、それを発信することにあまり躊躇が無かったところもありました。この発信というところがミソで、そこが視聴者に寄り添っているという評判を呼びこんで視聴率を上げた一因はあったと思います。

兄妹のトラック
茶屋町さん1976年4月祭り。
小野寺さんの1976年4月は『火曜日のあいつ』に#194の放送とかなりお忙しい状況。
他のメンバーもかけもち作品が増え、竜さんも映画主演作が制作されていた時期なので、太陽関係が全体的に盛り上がっていた時期。そのアゲアゲな雰囲気が感じられる部分もあり、その意味でも太陽メディアミックス元年という小職の印象なんですよね。


さて、3/3サンテレビ・太陽放送。
#191は、ボンが過去に扱った事件に関わった女性がまた被害者に。凶悪犯に付きまとわれる女性をガードするうちにボンは彼女への恋心を抱いていくが、事態は解決しないまま、彼女は失意のうちに東京を後にし伊豆へ向かった。しかしそこには凶悪犯が。テキサスとボンが犯人を逮捕するが、そのころ東京では驚愕の事実が判明する・・・・!
伊豆ロケ、特に物語が急展開する城ケ崎海岸は整備はされているものの無論健在。
しかし、薬を盛られてなくても、めまいが起きる自信あり(^_^;)

それにしても、トラウマ回ではある・・・・竹林監督の演出力も凄いと思わされるところがあります。
正直、サンテレビ方面の男子諸兄の反応が気になるところはあります(^_^;)


良「見るんだ!!海を見るんだ!!!あいつの正体を見るんだ!!!!」

【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編

3/3(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第23話)
サンテレビ1(地上波)

第191話 51.03.12 冬の女 (ボン・テキサス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

ゲスト:浅野真弓
   辻萬長 新海百合子
   鶴田耕 鈴木恒
   若尾義昭 大月ウルフ 鹿島信哉
 協力:伊豆急行株式会社 伊豆あた川荘
  
脚本 畑嶺明 小川英

監督 竹林進


喫茶店のウェイトレス・知子が大金の入ったバックをひったくられ、犯人は偶然通りかかった若い男に行く手を阻まれたが、その男を殺して逃走する。
その知子は以前、結婚式の途中で新郎を目の前で射殺されていた。
その事件を担当したのが、当時城南署の刑事だったボンだった。
犯人を知るのは知子だけ、犯人からの脅迫もありボンは彼女をガードする。
そのうちにボンは彼女に対して淡い恋心を抱いていく・・・。
その捜査の過程で指名手配犯の江原という男が知子が金を受け取った銀行近辺で目撃されていたことが判る。
知子は身の危険を感じて、伊豆の友人を頼るためボンとテキサスの護衛のもと、列車に乗り込むが・・・

後にボン主演編のメインテーマの一つになっていく「ボンと不幸な女性」のはしりになる作品ですが、それも見どころながら、今回は別な意味でテキサスが奮闘します。
というか、私の中で「リスと刑事」の納谷悟朗さんに続いてのトラウマ、テキサスの崖落下&ズタボロという壮絶な危機が待っています・・・。
(あくまでもボンを気にするテキサス。。。。)

いや、いろいろトラウマではあります・・・ボンのロマンス的な話はこれが最初みたいなものなのですが、よく女性に対して彼もトラウマを残さなかったなぁ・・・というかなり前後の落差が激しい話・・・・というのは太陽では実は珍しくない展開なのですが、それを演じるのが浅野真弓さん。今回は浅野さんの好演がかなり光っており、前半の健気さから後半の江原ラブ状態との憑依的な部分が素晴らしいですし、現在にパッっと現れても通用するようなキャラクターです。(ハイパトを構える姿もなかなかです)脚本は畑さんなのですが、恐らく殿下の「愛の殺意」のボン版として作られた感じかと思いますが、今回、主役より憂き目にあったのは巻き込まれたテキサス・・・(^_^;)・・・完全にもらい事故(^_^;)。
他のゲストは江原の辻さんでしょうね。何れにせよ本作の一番の悪は江原なんですが、そのように・・・というか殆どセリフがないミステリアスな人物として、そしてあっさり逮捕されてしまうという感じにしか江原を描いていない(^_^;)、それが逆に知子を活かしている感じですが、江原の優しさってなんだったんでしょうか。
さらに新海さんや大月ウルフさんの贅沢つかい・・・。


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