本日の太陽放送。
ファミ劇はここまで着てしまいましたね・・・・。
【C S】
▼ファミリー劇場 最終編(警部・DJ編)=初放送=
第716話 61.10.31 マイコン、疾走また疾走 (マイコン)佐久田修 風間みつき 小沢仁志
いつもには無く仕事で張りきるマイコン、周囲が戸惑うほどだが、どうやらデートの相手ができたらしい。
そんな夜、マイコンは酔って車に轢かれそうになった拓也を助け、その足で拓也が誘うスナックへと赴いたが、そこで拓也は恋人に電話すると、血相を変えてマイコンを置き去りにしてすっとんで行ってしまった。
そんな拓也が気になって、後日例のスナックをマイコンは訪ねると、マスターから拓也の恋人・裕美が拓也を捜しにきて、彼が誰かを殺すかもしれないと電話で話しているのを漏れ聞いたという。
増々拓也のことが気になったマイコンはマミーとブルースと捜査を開始すると、拓也はアメリカから拳銃を2丁密輸し、仲間が竜神会の車にひき逃げされた暴走族に拳銃を撃っていたことが判る。さらに拓也は例のすっ飛んでいった時の電話で裕美が竜神会に人質にされていると考え、暴走族から拳銃を奪い返そう奔走していた。
しかし、マイコンが裕美のマンションを訪れたときには拘束されている気配はなかったが、部屋の奥に拓也とは違う男の影を目撃していた。
そうとは知らず、裕美を助けるために暴走族を必死になって追っていたが、拓也の状況を察して、マイコンはさらに拓也を追い探し、暴走族のアジトを突き止めたが・・・・。
結果的に最終主演作となった本作のマイコンは、成長した部分を見せながら、ひょんなことから知り合ったヒッピー的な若者の為に奔走します。
とにかく、マイコンの走る姿が印象的なのと、大川俊道さんの脚本らしい、刑事とちょっとした罪を犯しながらも誰かのために奔走する若者との物語が展開されますが、このちょっと階段を上った感のあるマイコンについては、もうちょっと主演作を観てみたかった気がします。
第717話 61.11.07 女たちは今…… (マミー)奈美悦子 高沢順子 東啓子
株式関係の業界記者・小泉が自宅で刺殺された。
マミーたちは小泉の交友関係を調べると、判った範囲では3人の女性と交際していた。
3人共、仕事に打ち込む女たちで、疲れてふと結婚しようかと思ったとき、結婚相談所の紹介で、小泉と知り合っていた。
ところが小泉の目的は彼女たちの結婚資金だったのではないかという疑惑が生じた。
そんな事件の裏でマミーは仕事と家庭の両立に思い悩んでいた。夫・ロッキー亡き後、子供たちの世話を母・波江に任せっきりで、子供たちに母親らしいことを十分果たしていないことが気がかりだった。
その為、3人の女たちのふとしたときに結婚したくなったという気持ちは理解できた。
そんな時、3人の女の一人である、雑誌の副編集長・紀子が自首してきた。
彼女は有名な推理作家と愛人関係にあり、それを知った小泉に強請られ続けていたという。しかしとうとう紀子も小泉を殺して自分も自殺しようと追い詰められ、小泉に迫ったが、小泉は許してくれと哀願したため、気が抜けてそのまま立ち去ったのだという。
だが、一係では紀子への容疑を捨てきれなかったが、マミーだけは紀子の無実を信じ、新たな手掛かりを求めて、残りの女であるヘアサロン経営・照子と小学校教諭・由美を捜査、すると照子もまた小泉に強請られていたことがわかったが、小泉殺害当日には弟と一緒にいたというアリバイがあった。
一方、由美は小泉殺害当日に定期預金を解約、翌日に同じ額を入金しなおしていた・・・。
最終回直前の本作は、ある男に食い物にされていた働きながら疲れ切って結婚したい女たちの「本当」を浮き彫りにしていきますが、それはマミーも同じで、久々に仕事と家庭の両立に悩みます。これは裕太のけんかが原因なのですが、女性なので比較的成長が早い陽子と大人しいながらも結構自我も出てきた裕太を見ていると、月日の流れるのは早いなぁ・・・と思います。
それなりにバブリーな匂いを感じる作品が多くなっていたこの頃ですが、この作品もその一つかもしれません。
【地上波】
▼チバテレ ボン&ロッキー編
第332話 53.12.08 冬の訪問者 (ゴリさん)剛達人 八木昌子 宗近晴見 田島義文
ゴリさんの父・幸吉が何の前触れもなく熊本から上京してた。
田舎の学校で教頭をしている幸吉は、卒業生の就職依頼で上京したが、これまでも同じ用件で上京してきてもゴリさんには会いに来たことが無かったため、戸惑うゴリさんは、腑に落ちないものを感じていた。
久しぶりに親子水入らずで眠りについたゴリさんだったが、深夜、銀竜会幹部の久保田が射殺されたという報せを受け現場へ向かった。
最初は対立する暴力団・戸川組の犯行かと思われたが、事件の三日前に銀竜会会長・赤西のもとに「一千万ださなければ三日のうちに幹部を一人殺す」という脅迫電話を受けていたことがわかり、捜査は怨恨説に固まり、行動が開始された。
片っ端から銀竜会に恨みを抱くものの洗い出しを進めながらゴリさんは幸吉のことが気になっていた。
そんな時、ゴリさんは半年前に珈琲店を銀竜会に乗っ取られた望月に会ったが、生きがいを失っている望月の姿と、来年定年を迎える幸吉の姿をだぶらせていた。そんな折、銀竜会の原田が射殺され、久保田殺しと同じ拳銃が使われ、犯人は同一人物と考えられた。
だが、ゴリさんは望月に対し不審なものを感じていた。
そして再び赤西宅に脅迫電話がまたかかってきた・・・・
勘当同然で上京したゴリさんは父・幸吉とは長い間絶縁状態でしたが、数年前(#140)に和解していました。
ただ、その後もべったりとした関係ではなかったところで、突然ゴリさんの前に現れます。これが本編初登場。
ゴリさん存命時にはこれ一回きりですが、この作品を踏まえて#665を観ると、より味わい深いものがあります。
事件は結構物騒なもので、暴力団VS復讐に燃え警察をあてにしない一般市民という構図。
そんな事件で率先して危険な現場の最前線で働くゴリさんを見て、定年間際で気力が衰えていた幸吉が感動しますが。
それにしてもいい親子関係です。
ファミ劇はここまで着てしまいましたね・・・・。
【C S】
▼ファミリー劇場 最終編(警部・DJ編)=初放送=
第716話 61.10.31 マイコン、疾走また疾走 (マイコン)佐久田修 風間みつき 小沢仁志
いつもには無く仕事で張りきるマイコン、周囲が戸惑うほどだが、どうやらデートの相手ができたらしい。
そんな夜、マイコンは酔って車に轢かれそうになった拓也を助け、その足で拓也が誘うスナックへと赴いたが、そこで拓也は恋人に電話すると、血相を変えてマイコンを置き去りにしてすっとんで行ってしまった。
そんな拓也が気になって、後日例のスナックをマイコンは訪ねると、マスターから拓也の恋人・裕美が拓也を捜しにきて、彼が誰かを殺すかもしれないと電話で話しているのを漏れ聞いたという。
増々拓也のことが気になったマイコンはマミーとブルースと捜査を開始すると、拓也はアメリカから拳銃を2丁密輸し、仲間が竜神会の車にひき逃げされた暴走族に拳銃を撃っていたことが判る。さらに拓也は例のすっ飛んでいった時の電話で裕美が竜神会に人質にされていると考え、暴走族から拳銃を奪い返そう奔走していた。
しかし、マイコンが裕美のマンションを訪れたときには拘束されている気配はなかったが、部屋の奥に拓也とは違う男の影を目撃していた。
そうとは知らず、裕美を助けるために暴走族を必死になって追っていたが、拓也の状況を察して、マイコンはさらに拓也を追い探し、暴走族のアジトを突き止めたが・・・・。
結果的に最終主演作となった本作のマイコンは、成長した部分を見せながら、ひょんなことから知り合ったヒッピー的な若者の為に奔走します。
とにかく、マイコンの走る姿が印象的なのと、大川俊道さんの脚本らしい、刑事とちょっとした罪を犯しながらも誰かのために奔走する若者との物語が展開されますが、このちょっと階段を上った感のあるマイコンについては、もうちょっと主演作を観てみたかった気がします。
第717話 61.11.07 女たちは今…… (マミー)奈美悦子 高沢順子 東啓子
株式関係の業界記者・小泉が自宅で刺殺された。
マミーたちは小泉の交友関係を調べると、判った範囲では3人の女性と交際していた。
3人共、仕事に打ち込む女たちで、疲れてふと結婚しようかと思ったとき、結婚相談所の紹介で、小泉と知り合っていた。
ところが小泉の目的は彼女たちの結婚資金だったのではないかという疑惑が生じた。
そんな事件の裏でマミーは仕事と家庭の両立に思い悩んでいた。夫・ロッキー亡き後、子供たちの世話を母・波江に任せっきりで、子供たちに母親らしいことを十分果たしていないことが気がかりだった。
その為、3人の女たちのふとしたときに結婚したくなったという気持ちは理解できた。
そんな時、3人の女の一人である、雑誌の副編集長・紀子が自首してきた。
彼女は有名な推理作家と愛人関係にあり、それを知った小泉に強請られ続けていたという。しかしとうとう紀子も小泉を殺して自分も自殺しようと追い詰められ、小泉に迫ったが、小泉は許してくれと哀願したため、気が抜けてそのまま立ち去ったのだという。
だが、一係では紀子への容疑を捨てきれなかったが、マミーだけは紀子の無実を信じ、新たな手掛かりを求めて、残りの女であるヘアサロン経営・照子と小学校教諭・由美を捜査、すると照子もまた小泉に強請られていたことがわかったが、小泉殺害当日には弟と一緒にいたというアリバイがあった。
一方、由美は小泉殺害当日に定期預金を解約、翌日に同じ額を入金しなおしていた・・・。
最終回直前の本作は、ある男に食い物にされていた働きながら疲れ切って結婚したい女たちの「本当」を浮き彫りにしていきますが、それはマミーも同じで、久々に仕事と家庭の両立に悩みます。これは裕太のけんかが原因なのですが、女性なので比較的成長が早い陽子と大人しいながらも結構自我も出てきた裕太を見ていると、月日の流れるのは早いなぁ・・・と思います。
それなりにバブリーな匂いを感じる作品が多くなっていたこの頃ですが、この作品もその一つかもしれません。
【地上波】
▼チバテレ ボン&ロッキー編
第332話 53.12.08 冬の訪問者 (ゴリさん)剛達人 八木昌子 宗近晴見 田島義文
ゴリさんの父・幸吉が何の前触れもなく熊本から上京してた。
田舎の学校で教頭をしている幸吉は、卒業生の就職依頼で上京したが、これまでも同じ用件で上京してきてもゴリさんには会いに来たことが無かったため、戸惑うゴリさんは、腑に落ちないものを感じていた。
久しぶりに親子水入らずで眠りについたゴリさんだったが、深夜、銀竜会幹部の久保田が射殺されたという報せを受け現場へ向かった。
最初は対立する暴力団・戸川組の犯行かと思われたが、事件の三日前に銀竜会会長・赤西のもとに「一千万ださなければ三日のうちに幹部を一人殺す」という脅迫電話を受けていたことがわかり、捜査は怨恨説に固まり、行動が開始された。
片っ端から銀竜会に恨みを抱くものの洗い出しを進めながらゴリさんは幸吉のことが気になっていた。
そんな時、ゴリさんは半年前に珈琲店を銀竜会に乗っ取られた望月に会ったが、生きがいを失っている望月の姿と、来年定年を迎える幸吉の姿をだぶらせていた。そんな折、銀竜会の原田が射殺され、久保田殺しと同じ拳銃が使われ、犯人は同一人物と考えられた。
だが、ゴリさんは望月に対し不審なものを感じていた。
そして再び赤西宅に脅迫電話がまたかかってきた・・・・
勘当同然で上京したゴリさんは父・幸吉とは長い間絶縁状態でしたが、数年前(#140)に和解していました。
ただ、その後もべったりとした関係ではなかったところで、突然ゴリさんの前に現れます。これが本編初登場。
ゴリさん存命時にはこれ一回きりですが、この作品を踏まえて#665を観ると、より味わい深いものがあります。
事件は結構物騒なもので、暴力団VS復讐に燃え警察をあてにしない一般市民という構図。
そんな事件で率先して危険な現場の最前線で働くゴリさんを見て、定年間際で気力が衰えていた幸吉が感動しますが。
それにしてもいい親子関係です。