渡辺徹さんが急逝されて早1年。本当に早いものです。
やっぱり未だに実感が持てませんね・・・・。
さて、今回の台本倉庫ですが、徹さんをしのぶ意味と、太陽愚連隊のラガー本完成のご苦労様にちなみ、
#510「ラガーの大追跡」(1982年6月4日OA)です。
書き込み台本ですが、どうやら山本監督使用台本にように推察するものです。
徹さんとしては、ラガーの新人試練が明けた後、アイドルとして売り出そうとするあたりの作品、
500回記念ベルト期間のためか、西村晃さんの登板で新人と癖のある名優との競演、これ、当時はかなり意外性がありました。西村さんはまだ黄門様になる直前だったので、どちらかといえば強面的な部分の方が強い印象があった時期。
西村さん演じる志賀は戦後たたき上げの会社会長。戦中話等も入ってきてアクセントになっていますが、太陽で戦中要素が入ってくるのは非常に珍しいです。
西村さんの氏名は手書き。
冒頭、台本ではバスに乗って病院へ赴くラガーはカット。
その他は結構台本通り(^_^;)
しかしボスとドックのやり取りは変更(^_^;)
NCはボスの指示だけ本編使用。
志賀がラガーの追跡に気付くシーンはカット。
その方が志賀の「鋭さ」が際立った印象に。
それにしても志賀運転のカローラHTは、「クーペ車」「2ドアHT」などいろいろと表現が。
衣装のメモなど細かい。
ドックのギネスブックのくだりは台本にあり。
シーン割、志賀とラガーの対決が細かく手書き。
ラストも意外と台本通り(^_^;)
とりあえず、気付いた部分をUPしました。