作曲家・冨田勲さんが5月5日に死去 84歳。
数々のサントラを手掛けられて、現在も精力的に活動されていた印象だったので驚きました。
ご冥福をお祈りいたします。
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ところで、向う一週間の太陽放送。
全国的に見ると、
殉職編、特別編、慟哭編、アクション編、かなり入り乱れています。
次の日曜日、ファミ劇はテキサスからゴリさんまでの殉職編、『笑点』歌丸さん司会引退。(ゴリさん殉職編SPとダブるようですが)
かなりオオボケをかましていました、次の日曜日は15日ですからマカロニ、ジーパン殉職編放送ですが、やっぱり『笑点』歌丸さん司会引退の50周年記念特番とはダブってしまうんですよね(^_^;)
コウラクです・・・・爆笑しました(^_^;)
【CS】
▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送
とうとう、200話突入なので、特別作・記念作の連発になりますが、前期太陽の総決算にも入りますので、悲劇がそれなりに入ってくるのが滅入る部分ではありながら・・・それでも見応え有り過ぎの力作・名作が連発します。
第199話 51.05.07 女相続人 (ボン・山さん)桃井かおり/松川勉 梶哲也
ビルから転落死した建設会社の社長、その死に他殺の疑いを持ったボンと山さんは聞き込みで若い女性がビルから逃げていたことを知る。やがてその女性が社長の隠し子であり、最近その社長に認知を迫っていた圭子であることがわかり、ボンは圭子をがっちりマークするが、圭子の不思議な言動や行動に振り回されてしまう・・・・その間に山さんは死んだ社長を巡る遺産相続の裏を捜査していた・・・。
桃井かおり氏が約3年ぶりにゲスト出演、前回の不思議ちゃんだった部分から、かなり大人びた感じへ変化しており、ボンを惑わせるのには非常に大物すぎる感じが、かなり良い感じで絡んでいるところがいいですね。
ただし、いつもの惚れっぽいボンとはちょっと違って、殆ど圭子に対して疑念を持ったスタンスだったのが・・・・おっと、ネタバレになりますね(^_^;)
桃井さんと共に優作さんのお友達関係の俳優さんもゲスト出演されます。
今回自動車事業部トピックスとしては、久々の新車、ブラウンのスプリンター・クーペ1200XLの登場があります。
フルホイールキャップ装着と地味な車両でありながら、ヘッドランプカバー装着というアンバランスさが、自動車事業部諸氏には非常に堪らないツボになっていると思います。
第200話 51.05.14 すべてを賭けて (ゴリさん)小林昭二 佐藤京一 西田昭市
ゴリさんと道代の結婚式が間近に迫ったころ、あるホテルで男が殺される。
人の出入りの状態から、ホテルの宿泊者を調べると「小林政治」という男が泊まっており、殺された男と接触していた形跡があった。
ゴリさんはその名前に見覚えがあった。
その政治は道代の伯父と同姓同名だった、さらに政治は広島から出張で上京しているという。
ゴリさんは、道代の目の前で政治を署へ連行するが・・・。
#122より実に1年半、色々な事が起きながら育んできたゴリさんと道代の恋愛最終章は、なんと道代の伯父の犯罪という要素で引き裂かれてしまいます・・・。
刑事の仕事は天職だけれども、自分の全てを理解してくれる道代はその当時のゴリさんとしては人生の全てを賭ける存在であったため、ボスに刑事を辞めることを申し出、ボスはそれを快諾します。
一方道代はゴリさんの全てを解っているからこそ、刑事の職を取り上げることができないと自ら身を引きます。
それらのやりとりが泣けて泣けて・・・。
事件はいったん政治はシロだということになるのですが、思わぬ展開になったり・・・。
その政治には太陽にこれが唯一のご出演となる、小林昭二さん。
ゴリさん、道代、そしてボスの人間性に感動する、太陽200回記念作です。
▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ボギー編(後期突入)
激動の1982年を終え、1983年に突入。竹林監督最終作、太陽本編では久々の裕次郎さん屋外アクションと緊張感ある#538、トシさんの「北北西に進路を取れ」的アクション編#539。「ココガオマエノシュウテンダ・・・」
第538話 58.01.07 七曲署・1983 (ボス・山さん)内藤武敏 北村総一郎 奥野匡 ☆西山署長最終回
中年の男性がホテルから転落死した。
死亡したのは西井という建設会社の経理部長でなぜホテルに宿泊したか不明であったが、調査の結果末期がんを患っていたことが判明するものの、ホテルの部屋の状況や西井の服装などから、自殺として片付けるには疑問が残って捜査を開始しようとしたボスに西山署長から呼び出しが掛かった。
署長室には地方検事の田島が西山と共におり、田島の話で西井から5年前の贈収賄の件で内部告発を受けており、死亡した次の朝にあのホテルで物的証拠を受け取る手筈になっていた。
贈収賄事件の時効も明後日に迫っており、田島は徹底的に調査するようボスに強く要請する。
さらに聞き込みの結果、西井と何者かが部屋で口論していたことが判るが、証言者が外国人だったため内容まではわからなかった。
現場の状況や証言から西井は「何者か」を迎え入れたと考えられたため、西井の身近な人間が事件に関係していると推理、西井の部下である久野課長にボスたちが着眼する。ホテルを聞き込みすると変装した久野らしき男が偽名で宿泊していたことが判った。
山さんとラガーは久野をマークするが、歩く久野を突然山さんが突き飛ばし緊急逮捕してしまう。
山さんは久野が刺客に襲われそうになったのを防いだのだが、ラガーにも気付かなかったほどだったため、何の証拠もない。
久野の取り調べをじっくり始める山さん・・・・。
サブタイトルである「七曲署・1983」はおそらく太陽としては激動の1982年を終え、新たな年を迎えたぞという気合いが感じられます。難しい事件を引き受けたボスと、人命を守る為に処分覚悟で「暴走」する山さん、その二人の信頼関係が描かれ、どちらかというと若手と殉職する予定のメンバー中心だった1982年の作風の反動からか、改めてボスと山さんの存在感を新年に表明するという結果になっています。
また、体調を考慮していたため、屋外ロケやアクションをセーブしていたボス=裕次郎さんがちょっとした屋外アクションを披露して、話題になった作品でもあります。
本作品が竹林監督の最後の作品、私の記憶2つあって、本作と#536の撮影時に倒れられたか、その後#544、#545の撮影時に倒れられ、堀内監督が昇格したか、どちらかだったと思いますが・・・。
第539話 58.01.14 襲撃 (トシさん)勝部演之 森幹太 早川雄三
太陽中毒御用達のアクション巨編(^_^;)、トシさんの危険な旅(決して散歩ではありません)が繰り広げられる#539。
記者の友人の出版パーティが群馬の水上で行われることになり、トシさんはレンタカーを借りてスピーチを練習しながら向かっていると、一台のトレーラーが明らかにトシさんの車の走行を妨害してくる。
途中で外国人のヒッチハイカーを乗せたものの、同じトレーラーがいつまでも付いてくる。
トシさんは意を決してトレーラーに詰め寄ろうとするが、外国人が拳銃を抜いた!
車中でもみ合うトシさんたちだったが、車が崖下に転落してしまう・・・・・・。
正月作品第二弾ということで、派手なアクション編を切望していた地井さん=トシさんが主役を張ることになります。
いままで「大人」な主演作が多かった中で、トシさんがサバイバルにも対応できるというのを表明した作品であり、太陽中毒にはネタの宝庫にもなっている秀作です。
1983年正月編の一環で、主役がトシさんというのは当時としては結構「冒険」だったと思います。
何しろここまでのトシさんは地味な感じで推移していたので、突然のアクション編に当時は少々面をくらってしまったところもありました(^_^;)
太陽加入するときにはもうちょっとアクティブな刑事像を抱いていた地井さんが実現したいと切望していたような話が、かなり派手な形で実現しています。
ほぼオールロケで、新宿から群馬県水上(現:みなかみ)町温泉まで河南署時代の友人である記者の出版パーティに向かうトシさんの借りたレンタカーをスピルバーグ『激突』ばりにトレーラーに襲われたり、外国人ヒッチハイカーに襲われたり、レンタカーを失い徒歩で水上に向かうトシさんにヘリコプター・爆弾・刺客が襲いかかります。
これといった襲われる理由が思い当たらないトシさんでしたが、ここまで大規模に仕掛けられた罠に過去にあった不幸な死を思い出していき・・・トシさんの知らないところでの「井川刑事」が政界人を脅迫していたという事も明らかになります。
▼殉職刑事SP 第一週
始まりますね、殉職編SP。今週はマカロニ・ジーパンのみです。
第52話 48.07.13 13日金曜日マカロニ死す(マカロニ・山さん)上野山功一 松風はる美 弘松三郎 車邦秀
タレコミ屋徳岡からの情報で、拳銃を持っている男たちが居る店に向かったゴリさんとマカロニだったが、拳銃に弾を込めていなかったゴリさんは腹部を撃たれ、犯人は逃走してしまう。
重体に陥ったゴリさん、犯人を逮捕しようと躍起になるマカロニは徳岡に犯人の事を詰問するが、山さんに力強くで静止され、2人は対立してしまう。
やがて犯人たちにたれ込んだのが徳岡だとバレてしまう。
そんな朝、マカロニが雑魚寝していた「宗吉」に徳岡から電話が入る。犯人の居所を教えるというのだ。警察関係者ではっきり犯人たちの顔を目撃しているのはマカロニだったのと、臆病な徳岡がマカロニに協力することも考え難いことから、犯人たちの罠ではないかと思うマカロニ。しかしマカロニはその罠に乗ることにした。ただし、ボスたちに状況が解るように小型ハンディ・トーキーをしのばせて。
無線から流れてくるマカロニの状況を聴きながら、マカロニを追跡するボスたちだったが、状況はひっ迫していく・・・やがて銃撃戦が始まって、弾切れになるマカロニ・・・!
本来であれば生存していたマカロニが、ショーケンさんのたっての希望で死を持って降板ということになり、刑事ドラマ殉職編の走りとなった名作。
脚本の小川さんも単独で一気に書き上げたと振り返っておられました。
瀕死状態に陥るゴリさん、マカロニを救おうと血眼になって覆面車クラウンのハンドルを握る山さんが繰り広げる壮絶なカーアクション。
絶体絶命の危機を乗り越えた後に訪れた悲劇・・・・。
第111話 49.08.30 ジーパン・シンコ、その愛と死 (ジーパン・シンコ)手塚しげお 皆川妙子 石井宏昭 ☆宗さんも最終話
城西署管内で拳銃不法所持のチンピラ・会田を逮捕したジーパン、警邏の警官に会田を引き渡す。
その直後、ジーパンはシンコにプロポーズし快諾を得る。
一方、会田を護送中だったパトカーの中から警官の遺体が発見され、会田が消えていた。
シンコは退職届を提出したものの、2人の結婚については宗吉が「刑事」だからということで断固反対、誰の意見も寄せ付けなかった。
会田を調べるジーパンは婚約破棄などで自暴自棄になっていたことを知り、何となく同情してしまう。
さらに会田が警官殺しという暴挙に出たのは「暴力刑事」として名高いジーパンのせいという声も出てくる。
しかし、その件については山さんの調べで竜神会が裏で糸を引いていることがわかり、会田は利用されているのではないかと思われた。
その直後、会田はスーパー強盗を働き、ジーパンは現場に駆けつけるものの拳銃を発砲できず取り逃がしてしまう・・・・。
婚約、犯人への情に対しての迷い、今まで「無頼」で通してきたジーパンが全く考えていなかった部分での迷いが生じてきます。
周囲がそれを理解し、ジーパン自身がその迷いに真摯になって向き合おうとしていた矢先にありえない悲劇が起きてしまいます・・・・。
クライマックスの壮絶な銃撃戦、太陽では珍しい西部劇的に「バッタバッタ倒す」ものですが、これは現場で優作さんと山本監督が決めた事のようです。
太陽第一期の終焉にハナさんも#52以来1年ぶりのご出演、石原プロの面々もゲスト出演され盛り上げます。
太陽のみならず、他の刑事ドラマの殉職編の実際的なモデルケースになった本作を是非ご堪能ください。
5/12(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#199 女相続人
ファミリー劇場HD(CS)
5/12(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#200 すべてを賭けて
ファミリー劇場HD(CS)
5/13(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#536 死因
ファミリー劇場HD(CS)
5/13(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#537 赤い憎悪
ファミリー劇場HD(CS)
5/14(土)
15:00~16:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#538 七曲署・1983
ファミリー劇場HD(CS)
5/14(土)
16:00~16:55
太陽にほえろ!HDリマスター版#539 襲撃
ファミリー劇場HD(CS)
5/15(日)
16:10~17:05
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・マカロニ(萩原健一)編】#52
ファミリー劇場HD(CS)
5/15(日)
17:05~18:00
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・ジーパン(松田優作)編】#111
ファミリー劇場HD(CS)
【地上波】
▼テレ玉 テキサス編
殿下のやさしさが、粗暴に見えた脱獄犯の真心を開放していくという、大山のぶ代さんらしい脚本ですが、それまでの過程が殿下らしく散々な目に遭ってしまうという、このころの「殿下らしい主演作」であります。
当時は悪役もこなしていた前田吟さんのギラギラした熱演も見どころながら、ビルの一室に閉じ込められた刑事と脱獄犯の関係性の変化というところも見ごたえがある傑作です。
第154話 50.06.27 自首 (殿下)前田吟 真川知子 木田三千雄
殿下が偶然その男・田川の姿を見たのは、ある交差点だった。
横断歩道をわたっているときに小学生の女の子と体が触れて女の子が倒れたのを抱きかかえて泥をはたいてやっている男の顔が、無性に優しかったのが印象に残ったからである。
一方、七曲署には甲府刑務所を昨夜脱走した殺人犯の手配依頼が来ていて、どうもその男は通行人を装って変装用の服を奪っているらしい。
脱獄囚の写真を見た殿下は、偶然見た男だったことに愕然とした。
田川は6年の刑期であと10ヶ月で出られるところだったのに無理に脱獄したのは、なにか特別の理由があったとしか考えられない。家族は母親と妻、それに小さな女の子が七曲署管内に住んでいるが、妻の明子は田川の兄貴分・大沢と一緒に暮らしているという。
やはり、大沢と妻への復讐から脱獄したのだろうかと考えられた。
殿下は明子を尾行して、ついにスーパーマーケットで彼女を待ち受ける田川を発見するが、一瞬の差で明子の妨害で取り逃がしてしまう。
殿下に追われた田川はビルの地下にあるボイラー室に逃げ込み、ナイフを振りかざして反撃してきた。殿下は右腕を刺されて窮地に立つが、その時たまたまビルが火事になり、防火シャッターが次々に降りて二人は閉じ込められてしまう。逃げ場のない密室の中で脱獄犯と刑事、命がけの対決は一時休止となり、二人に対話が生まれる。
殿下には先に見た交差点での田川のやさしい振る舞いから、どうしても彼の脱獄の動機がわからず問い詰めようとするが、その瞬間換気孔から白い煙が猛然と噴き出してきた・・・。
▼ぎふチャン ジーパン編
ジーパン殉職、シンコ退職。 ぎふチャン、一応「ジーパン編」は最終回のようですが、新番組の予告が今のところないので、「テキサス編」にそのまま進むか・・・!?
第111話 49.08.30 ジーパン・シンコ、その愛と死 (ジーパン・シンコ)手塚しげお 皆川妙子 石井宏昭 ☆宗さんも最終話
城西署管内で拳銃不法所持のチンピラ・会田を逮捕したジーパン、警邏の警官に会田を引き渡す。
その直後、ジーパンはシンコにプロポーズし快諾を得る。
一方、会田を護送中だったパトカーの中から警官の遺体が発見され、会田が消えていた。
シンコは退職届を提出したものの、2人の結婚については宗吉が「刑事」だからということで断固反対、誰の意見も寄せ付けなかった。
会田を調べるジーパンは婚約破棄などで自暴自棄になっていたことを知り、何となく同情してしまう。
さらに会田が警官殺しという暴挙に出たのは「暴力刑事」として名高いジーパンのせいという声も出てくる。
しかし、その件については山さんの調べで竜神会が裏で糸を引いていることがわかり、会田は利用されているのではないかと思われた。
その直後、会田はスーパー強盗を働き、ジーパンは現場に駆けつけるものの拳銃を発砲できず取り逃がしてしまう・・・・。
婚約、犯人への情に対しての迷い、今まで「無頼」で通してきたジーパンが全く考えていなかった部分での迷いが生じてきます。
周囲がそれを理解し、ジーパン自身がその迷いに真摯になって向き合おうとしていた矢先にありえない悲劇が起きてしまいます・・・・。
クライマックスの壮絶な銃撃戦、太陽では珍しい西部劇的に「バッタバッタ倒す」ものですが、これは現場で優作さんと山本監督が決めた事のようです。
太陽第一期の終焉にハナさんも#52以来1年ぶりのご出演、石原プロの面々もゲスト出演され盛り上げます。
太陽のみならず、他の刑事ドラマの殉職編の実際的なモデルケースになった本作を是非ご堪能ください。
▼チバテレ・ボン単独編
山さんファン必見の山さん男心編・・・・予告編も秀逸なのに(^_^;)
第250話 52.05.06 民芸店の女 (山さん)上村香子 小笠原弘 三沢ともこ
自動車修理工・広瀬が何者かに轢き殺された。
一係では現場の状況から事故ではなく計画殺人であると判断し、捜査を開始する。
一方、通勤途上の山さんに和服の女性が話しかけてきた。
その女性は野間美保といい、1年前に亡くなった山さんの妻・高子と料理学校で一緒だったといい、今度山村邸に赴き仏壇に参りたいという。山さんは快諾した。
その場に居合わせたボンは、その状況を先輩たちに報告、何れも現在男やもめになっていた山さんにいい人が出来たのではないか?と久々の山さんのプライベートでの良い話に沸いた。
轢き逃げ殺人の方は、先日広瀬と揉めていた同郷の若い男が浮かんでくる。どうやら金の事でもめていたようで、その頃の広瀬はなぜか羽振りが良かったと証言する者もいた。
山村邸に美保が訪ねてきた。
美保仏壇に参った後は自らも未亡人であり民芸店を営んでいることなど身の上話をして、また訪ねるといい帰っていった。
美保の帰った後、何か気になった山さんはお茶を出す為に警察手帳を置いた机から目を離したことに気付き、翌日美保を調べたが、本人が言うとおりであり、警察手帳から指紋は検出されなかった・・・・。
山さんとしては、隆が帰ってくるまでの「独身期間」の始まりの方で起きた・・・なんというか悲劇というか・・・。
約1年前に他界した高子も話に上り、さらには山さん自体の微妙な男心を垣間見られる貴重な話になっています。
更に事件の方も山さん・美保・容疑者・真犯人と絡み合い、見ごたえがタップリです。
その美保を演じる上村さんの今回の「美保」ぶりは、上村さんがそれまで演じてきたタイプの女性とは違うものなので、そこの意外性も楽しめます。
▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
残念ながら、お休みです。
5/12(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「#154 自首」
5/12(木)
20:00~20:54
最終回 太陽にほえろ!~ジーパン刑事編~ 第54話「#111 ジーパン・シンコその愛と死」
ぎふチャン(地上波)
5/13(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第240話 #250 民芸店の女
数々のサントラを手掛けられて、現在も精力的に活動されていた印象だったので驚きました。
ご冥福をお祈りいたします。
------------------------------------------------
ところで、向う一週間の太陽放送。
全国的に見ると、
殉職編、特別編、慟哭編、アクション編、かなり入り乱れています。
かなりオオボケをかましていました、次の日曜日は15日ですからマカロニ、ジーパン殉職編放送ですが、やっぱり『笑点』歌丸さん司会引退の50周年記念特番とはダブってしまうんですよね(^_^;)
コウラクです・・・・爆笑しました(^_^;)
【CS】
▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送
とうとう、200話突入なので、特別作・記念作の連発になりますが、前期太陽の総決算にも入りますので、悲劇がそれなりに入ってくるのが滅入る部分ではありながら・・・それでも見応え有り過ぎの力作・名作が連発します。
第199話 51.05.07 女相続人 (ボン・山さん)桃井かおり/松川勉 梶哲也
ビルから転落死した建設会社の社長、その死に他殺の疑いを持ったボンと山さんは聞き込みで若い女性がビルから逃げていたことを知る。やがてその女性が社長の隠し子であり、最近その社長に認知を迫っていた圭子であることがわかり、ボンは圭子をがっちりマークするが、圭子の不思議な言動や行動に振り回されてしまう・・・・その間に山さんは死んだ社長を巡る遺産相続の裏を捜査していた・・・。
桃井かおり氏が約3年ぶりにゲスト出演、前回の不思議ちゃんだった部分から、かなり大人びた感じへ変化しており、ボンを惑わせるのには非常に大物すぎる感じが、かなり良い感じで絡んでいるところがいいですね。
ただし、いつもの惚れっぽいボンとはちょっと違って、殆ど圭子に対して疑念を持ったスタンスだったのが・・・・おっと、ネタバレになりますね(^_^;)
桃井さんと共に優作さんのお友達関係の俳優さんもゲスト出演されます。
今回自動車事業部トピックスとしては、久々の新車、ブラウンのスプリンター・クーペ1200XLの登場があります。
フルホイールキャップ装着と地味な車両でありながら、ヘッドランプカバー装着というアンバランスさが、自動車事業部諸氏には非常に堪らないツボになっていると思います。
第200話 51.05.14 すべてを賭けて (ゴリさん)小林昭二 佐藤京一 西田昭市
ゴリさんと道代の結婚式が間近に迫ったころ、あるホテルで男が殺される。
人の出入りの状態から、ホテルの宿泊者を調べると「小林政治」という男が泊まっており、殺された男と接触していた形跡があった。
ゴリさんはその名前に見覚えがあった。
その政治は道代の伯父と同姓同名だった、さらに政治は広島から出張で上京しているという。
ゴリさんは、道代の目の前で政治を署へ連行するが・・・。
#122より実に1年半、色々な事が起きながら育んできたゴリさんと道代の恋愛最終章は、なんと道代の伯父の犯罪という要素で引き裂かれてしまいます・・・。
刑事の仕事は天職だけれども、自分の全てを理解してくれる道代はその当時のゴリさんとしては人生の全てを賭ける存在であったため、ボスに刑事を辞めることを申し出、ボスはそれを快諾します。
一方道代はゴリさんの全てを解っているからこそ、刑事の職を取り上げることができないと自ら身を引きます。
それらのやりとりが泣けて泣けて・・・。
事件はいったん政治はシロだということになるのですが、思わぬ展開になったり・・・。
その政治には太陽にこれが唯一のご出演となる、小林昭二さん。
ゴリさん、道代、そしてボスの人間性に感動する、太陽200回記念作です。
▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ボギー編(後期突入)
激動の1982年を終え、1983年に突入。竹林監督最終作、太陽本編では久々の裕次郎さん屋外アクションと緊張感ある#538、トシさんの「北北西に進路を取れ」的アクション編#539。「ココガオマエノシュウテンダ・・・」
第538話 58.01.07 七曲署・1983 (ボス・山さん)内藤武敏 北村総一郎 奥野匡 ☆西山署長最終回
中年の男性がホテルから転落死した。
死亡したのは西井という建設会社の経理部長でなぜホテルに宿泊したか不明であったが、調査の結果末期がんを患っていたことが判明するものの、ホテルの部屋の状況や西井の服装などから、自殺として片付けるには疑問が残って捜査を開始しようとしたボスに西山署長から呼び出しが掛かった。
署長室には地方検事の田島が西山と共におり、田島の話で西井から5年前の贈収賄の件で内部告発を受けており、死亡した次の朝にあのホテルで物的証拠を受け取る手筈になっていた。
贈収賄事件の時効も明後日に迫っており、田島は徹底的に調査するようボスに強く要請する。
さらに聞き込みの結果、西井と何者かが部屋で口論していたことが判るが、証言者が外国人だったため内容まではわからなかった。
現場の状況や証言から西井は「何者か」を迎え入れたと考えられたため、西井の身近な人間が事件に関係していると推理、西井の部下である久野課長にボスたちが着眼する。ホテルを聞き込みすると変装した久野らしき男が偽名で宿泊していたことが判った。
山さんとラガーは久野をマークするが、歩く久野を突然山さんが突き飛ばし緊急逮捕してしまう。
山さんは久野が刺客に襲われそうになったのを防いだのだが、ラガーにも気付かなかったほどだったため、何の証拠もない。
久野の取り調べをじっくり始める山さん・・・・。
サブタイトルである「七曲署・1983」はおそらく太陽としては激動の1982年を終え、新たな年を迎えたぞという気合いが感じられます。難しい事件を引き受けたボスと、人命を守る為に処分覚悟で「暴走」する山さん、その二人の信頼関係が描かれ、どちらかというと若手と殉職する予定のメンバー中心だった1982年の作風の反動からか、改めてボスと山さんの存在感を新年に表明するという結果になっています。
また、体調を考慮していたため、屋外ロケやアクションをセーブしていたボス=裕次郎さんがちょっとした屋外アクションを披露して、話題になった作品でもあります。
本作品が竹林監督の最後の作品、私の記憶2つあって、本作と#536の撮影時に倒れられたか、その後#544、#545の撮影時に倒れられ、堀内監督が昇格したか、どちらかだったと思いますが・・・。
第539話 58.01.14 襲撃 (トシさん)勝部演之 森幹太 早川雄三
太陽中毒御用達のアクション巨編(^_^;)、トシさんの危険な旅(決して散歩ではありません)が繰り広げられる#539。
記者の友人の出版パーティが群馬の水上で行われることになり、トシさんはレンタカーを借りてスピーチを練習しながら向かっていると、一台のトレーラーが明らかにトシさんの車の走行を妨害してくる。
途中で外国人のヒッチハイカーを乗せたものの、同じトレーラーがいつまでも付いてくる。
トシさんは意を決してトレーラーに詰め寄ろうとするが、外国人が拳銃を抜いた!
車中でもみ合うトシさんたちだったが、車が崖下に転落してしまう・・・・・・。
正月作品第二弾ということで、派手なアクション編を切望していた地井さん=トシさんが主役を張ることになります。
いままで「大人」な主演作が多かった中で、トシさんがサバイバルにも対応できるというのを表明した作品であり、太陽中毒にはネタの宝庫にもなっている秀作です。
1983年正月編の一環で、主役がトシさんというのは当時としては結構「冒険」だったと思います。
何しろここまでのトシさんは地味な感じで推移していたので、突然のアクション編に当時は少々面をくらってしまったところもありました(^_^;)
太陽加入するときにはもうちょっとアクティブな刑事像を抱いていた地井さんが実現したいと切望していたような話が、かなり派手な形で実現しています。
ほぼオールロケで、新宿から群馬県水上(現:みなかみ)町温泉まで河南署時代の友人である記者の出版パーティに向かうトシさんの借りたレンタカーをスピルバーグ『激突』ばりにトレーラーに襲われたり、外国人ヒッチハイカーに襲われたり、レンタカーを失い徒歩で水上に向かうトシさんにヘリコプター・爆弾・刺客が襲いかかります。
これといった襲われる理由が思い当たらないトシさんでしたが、ここまで大規模に仕掛けられた罠に過去にあった不幸な死を思い出していき・・・トシさんの知らないところでの「井川刑事」が政界人を脅迫していたという事も明らかになります。
▼殉職刑事SP 第一週
始まりますね、殉職編SP。今週はマカロニ・ジーパンのみです。
第52話 48.07.13 13日金曜日マカロニ死す(マカロニ・山さん)上野山功一 松風はる美 弘松三郎 車邦秀
タレコミ屋徳岡からの情報で、拳銃を持っている男たちが居る店に向かったゴリさんとマカロニだったが、拳銃に弾を込めていなかったゴリさんは腹部を撃たれ、犯人は逃走してしまう。
重体に陥ったゴリさん、犯人を逮捕しようと躍起になるマカロニは徳岡に犯人の事を詰問するが、山さんに力強くで静止され、2人は対立してしまう。
やがて犯人たちにたれ込んだのが徳岡だとバレてしまう。
そんな朝、マカロニが雑魚寝していた「宗吉」に徳岡から電話が入る。犯人の居所を教えるというのだ。警察関係者ではっきり犯人たちの顔を目撃しているのはマカロニだったのと、臆病な徳岡がマカロニに協力することも考え難いことから、犯人たちの罠ではないかと思うマカロニ。しかしマカロニはその罠に乗ることにした。ただし、ボスたちに状況が解るように小型ハンディ・トーキーをしのばせて。
無線から流れてくるマカロニの状況を聴きながら、マカロニを追跡するボスたちだったが、状況はひっ迫していく・・・やがて銃撃戦が始まって、弾切れになるマカロニ・・・!
本来であれば生存していたマカロニが、ショーケンさんのたっての希望で死を持って降板ということになり、刑事ドラマ殉職編の走りとなった名作。
脚本の小川さんも単独で一気に書き上げたと振り返っておられました。
瀕死状態に陥るゴリさん、マカロニを救おうと血眼になって覆面車クラウンのハンドルを握る山さんが繰り広げる壮絶なカーアクション。
絶体絶命の危機を乗り越えた後に訪れた悲劇・・・・。
第111話 49.08.30 ジーパン・シンコ、その愛と死 (ジーパン・シンコ)手塚しげお 皆川妙子 石井宏昭 ☆宗さんも最終話
城西署管内で拳銃不法所持のチンピラ・会田を逮捕したジーパン、警邏の警官に会田を引き渡す。
その直後、ジーパンはシンコにプロポーズし快諾を得る。
一方、会田を護送中だったパトカーの中から警官の遺体が発見され、会田が消えていた。
シンコは退職届を提出したものの、2人の結婚については宗吉が「刑事」だからということで断固反対、誰の意見も寄せ付けなかった。
会田を調べるジーパンは婚約破棄などで自暴自棄になっていたことを知り、何となく同情してしまう。
さらに会田が警官殺しという暴挙に出たのは「暴力刑事」として名高いジーパンのせいという声も出てくる。
しかし、その件については山さんの調べで竜神会が裏で糸を引いていることがわかり、会田は利用されているのではないかと思われた。
その直後、会田はスーパー強盗を働き、ジーパンは現場に駆けつけるものの拳銃を発砲できず取り逃がしてしまう・・・・。
婚約、犯人への情に対しての迷い、今まで「無頼」で通してきたジーパンが全く考えていなかった部分での迷いが生じてきます。
周囲がそれを理解し、ジーパン自身がその迷いに真摯になって向き合おうとしていた矢先にありえない悲劇が起きてしまいます・・・・。
クライマックスの壮絶な銃撃戦、太陽では珍しい西部劇的に「バッタバッタ倒す」ものですが、これは現場で優作さんと山本監督が決めた事のようです。
太陽第一期の終焉にハナさんも#52以来1年ぶりのご出演、石原プロの面々もゲスト出演され盛り上げます。
太陽のみならず、他の刑事ドラマの殉職編の実際的なモデルケースになった本作を是非ご堪能ください。
5/12(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#199 女相続人
ファミリー劇場HD(CS)
5/12(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#200 すべてを賭けて
ファミリー劇場HD(CS)
5/13(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#536 死因
ファミリー劇場HD(CS)
5/13(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#537 赤い憎悪
ファミリー劇場HD(CS)
5/14(土)
15:00~16:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#538 七曲署・1983
ファミリー劇場HD(CS)
5/14(土)
16:00~16:55
太陽にほえろ!HDリマスター版#539 襲撃
ファミリー劇場HD(CS)
5/15(日)
16:10~17:05
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・マカロニ(萩原健一)編】#52
ファミリー劇場HD(CS)
5/15(日)
17:05~18:00
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・ジーパン(松田優作)編】#111
ファミリー劇場HD(CS)
【地上波】
▼テレ玉 テキサス編
殿下のやさしさが、粗暴に見えた脱獄犯の真心を開放していくという、大山のぶ代さんらしい脚本ですが、それまでの過程が殿下らしく散々な目に遭ってしまうという、このころの「殿下らしい主演作」であります。
当時は悪役もこなしていた前田吟さんのギラギラした熱演も見どころながら、ビルの一室に閉じ込められた刑事と脱獄犯の関係性の変化というところも見ごたえがある傑作です。
第154話 50.06.27 自首 (殿下)前田吟 真川知子 木田三千雄
殿下が偶然その男・田川の姿を見たのは、ある交差点だった。
横断歩道をわたっているときに小学生の女の子と体が触れて女の子が倒れたのを抱きかかえて泥をはたいてやっている男の顔が、無性に優しかったのが印象に残ったからである。
一方、七曲署には甲府刑務所を昨夜脱走した殺人犯の手配依頼が来ていて、どうもその男は通行人を装って変装用の服を奪っているらしい。
脱獄囚の写真を見た殿下は、偶然見た男だったことに愕然とした。
田川は6年の刑期であと10ヶ月で出られるところだったのに無理に脱獄したのは、なにか特別の理由があったとしか考えられない。家族は母親と妻、それに小さな女の子が七曲署管内に住んでいるが、妻の明子は田川の兄貴分・大沢と一緒に暮らしているという。
やはり、大沢と妻への復讐から脱獄したのだろうかと考えられた。
殿下は明子を尾行して、ついにスーパーマーケットで彼女を待ち受ける田川を発見するが、一瞬の差で明子の妨害で取り逃がしてしまう。
殿下に追われた田川はビルの地下にあるボイラー室に逃げ込み、ナイフを振りかざして反撃してきた。殿下は右腕を刺されて窮地に立つが、その時たまたまビルが火事になり、防火シャッターが次々に降りて二人は閉じ込められてしまう。逃げ場のない密室の中で脱獄犯と刑事、命がけの対決は一時休止となり、二人に対話が生まれる。
殿下には先に見た交差点での田川のやさしい振る舞いから、どうしても彼の脱獄の動機がわからず問い詰めようとするが、その瞬間換気孔から白い煙が猛然と噴き出してきた・・・。
▼ぎふチャン ジーパン編
ジーパン殉職、シンコ退職。 ぎふチャン、一応「ジーパン編」は最終回のようですが、新番組の予告が今のところないので、「テキサス編」にそのまま進むか・・・!?
第111話 49.08.30 ジーパン・シンコ、その愛と死 (ジーパン・シンコ)手塚しげお 皆川妙子 石井宏昭 ☆宗さんも最終話
城西署管内で拳銃不法所持のチンピラ・会田を逮捕したジーパン、警邏の警官に会田を引き渡す。
その直後、ジーパンはシンコにプロポーズし快諾を得る。
一方、会田を護送中だったパトカーの中から警官の遺体が発見され、会田が消えていた。
シンコは退職届を提出したものの、2人の結婚については宗吉が「刑事」だからということで断固反対、誰の意見も寄せ付けなかった。
会田を調べるジーパンは婚約破棄などで自暴自棄になっていたことを知り、何となく同情してしまう。
さらに会田が警官殺しという暴挙に出たのは「暴力刑事」として名高いジーパンのせいという声も出てくる。
しかし、その件については山さんの調べで竜神会が裏で糸を引いていることがわかり、会田は利用されているのではないかと思われた。
その直後、会田はスーパー強盗を働き、ジーパンは現場に駆けつけるものの拳銃を発砲できず取り逃がしてしまう・・・・。
婚約、犯人への情に対しての迷い、今まで「無頼」で通してきたジーパンが全く考えていなかった部分での迷いが生じてきます。
周囲がそれを理解し、ジーパン自身がその迷いに真摯になって向き合おうとしていた矢先にありえない悲劇が起きてしまいます・・・・。
クライマックスの壮絶な銃撃戦、太陽では珍しい西部劇的に「バッタバッタ倒す」ものですが、これは現場で優作さんと山本監督が決めた事のようです。
太陽第一期の終焉にハナさんも#52以来1年ぶりのご出演、石原プロの面々もゲスト出演され盛り上げます。
太陽のみならず、他の刑事ドラマの殉職編の実際的なモデルケースになった本作を是非ご堪能ください。
▼チバテレ・ボン単独編
山さんファン必見の山さん男心編・・・・予告編も秀逸なのに(^_^;)
第250話 52.05.06 民芸店の女 (山さん)上村香子 小笠原弘 三沢ともこ
自動車修理工・広瀬が何者かに轢き殺された。
一係では現場の状況から事故ではなく計画殺人であると判断し、捜査を開始する。
一方、通勤途上の山さんに和服の女性が話しかけてきた。
その女性は野間美保といい、1年前に亡くなった山さんの妻・高子と料理学校で一緒だったといい、今度山村邸に赴き仏壇に参りたいという。山さんは快諾した。
その場に居合わせたボンは、その状況を先輩たちに報告、何れも現在男やもめになっていた山さんにいい人が出来たのではないか?と久々の山さんのプライベートでの良い話に沸いた。
轢き逃げ殺人の方は、先日広瀬と揉めていた同郷の若い男が浮かんでくる。どうやら金の事でもめていたようで、その頃の広瀬はなぜか羽振りが良かったと証言する者もいた。
山村邸に美保が訪ねてきた。
美保仏壇に参った後は自らも未亡人であり民芸店を営んでいることなど身の上話をして、また訪ねるといい帰っていった。
美保の帰った後、何か気になった山さんはお茶を出す為に警察手帳を置いた机から目を離したことに気付き、翌日美保を調べたが、本人が言うとおりであり、警察手帳から指紋は検出されなかった・・・・。
山さんとしては、隆が帰ってくるまでの「独身期間」の始まりの方で起きた・・・なんというか悲劇というか・・・。
約1年前に他界した高子も話に上り、さらには山さん自体の微妙な男心を垣間見られる貴重な話になっています。
更に事件の方も山さん・美保・容疑者・真犯人と絡み合い、見ごたえがタップリです。
その美保を演じる上村さんの今回の「美保」ぶりは、上村さんがそれまで演じてきたタイプの女性とは違うものなので、そこの意外性も楽しめます。
▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
残念ながら、お休みです。
5/12(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「#154 自首」
5/12(木)
20:00~20:54
最終回 太陽にほえろ!~ジーパン刑事編~ 第54話「#111 ジーパン・シンコその愛と死」
ぎふチャン(地上波)
5/13(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第240話 #250 民芸店の女