「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定20160509(おおぼけ訂正5/9)

2016-05-09 05:47:14 | 放送予定
作曲家・冨田勲さんが5月5日に死去 84歳。
数々のサントラを手掛けられて、現在も精力的に活動されていた印象だったので驚きました。
ご冥福をお祈りいたします。
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 ところで、向う一週間の太陽放送。
全国的に見ると、
殉職編、特別編、慟哭編、アクション編、かなり入り乱れています。
次の日曜日、ファミ劇はテキサスからゴリさんまでの殉職編、『笑点』歌丸さん司会引退。(ゴリさん殉職編SPとダブるようですが)
かなりオオボケをかましていました、次の日曜日は15日ですからマカロニ、ジーパン殉職編放送ですが、やっぱり『笑点』歌丸さん司会引退の50周年記念特番とはダブってしまうんですよね(^_^;)

コウラクです・・・・爆笑しました(^_^;)

【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送
とうとう、200話突入なので、特別作・記念作の連発になりますが、前期太陽の総決算にも入りますので、悲劇がそれなりに入ってくるのが滅入る部分ではありながら・・・それでも見応え有り過ぎの力作・名作が連発します。

第199話 51.05.07 女相続人 (ボン・山さん)桃井かおり/松川勉 梶哲也


ビルから転落死した建設会社の社長、その死に他殺の疑いを持ったボンと山さんは聞き込みで若い女性がビルから逃げていたことを知る。やがてその女性が社長の隠し子であり、最近その社長に認知を迫っていた圭子であることがわかり、ボンは圭子をがっちりマークするが、圭子の不思議な言動や行動に振り回されてしまう・・・・その間に山さんは死んだ社長を巡る遺産相続の裏を捜査していた・・・。
桃井かおり氏が約3年ぶりにゲスト出演、前回の不思議ちゃんだった部分から、かなり大人びた感じへ変化しており、ボンを惑わせるのには非常に大物すぎる感じが、かなり良い感じで絡んでいるところがいいですね。
ただし、いつもの惚れっぽいボンとはちょっと違って、殆ど圭子に対して疑念を持ったスタンスだったのが・・・・おっと、ネタバレになりますね(^_^;)

桃井さんと共に優作さんのお友達関係の俳優さんもゲスト出演されます。

今回自動車事業部トピックスとしては、久々の新車、ブラウンのスプリンター・クーペ1200XLの登場があります。
フルホイールキャップ装着と地味な車両でありながら、ヘッドランプカバー装着というアンバランスさが、自動車事業部諸氏には非常に堪らないツボになっていると思います。


第200話 51.05.14 すべてを賭けて (ゴリさん)小林昭二 佐藤京一 西田昭市

ゴリさんと道代の結婚式が間近に迫ったころ、あるホテルで男が殺される。
人の出入りの状態から、ホテルの宿泊者を調べると「小林政治」という男が泊まっており、殺された男と接触していた形跡があった。
ゴリさんはその名前に見覚えがあった。
その政治は道代の伯父と同姓同名だった、さらに政治は広島から出張で上京しているという。
ゴリさんは、道代の目の前で政治を署へ連行するが・・・。

#122より実に1年半、色々な事が起きながら育んできたゴリさんと道代の恋愛最終章は、なんと道代の伯父の犯罪という要素で引き裂かれてしまいます・・・。
刑事の仕事は天職だけれども、自分の全てを理解してくれる道代はその当時のゴリさんとしては人生の全てを賭ける存在であったため、ボスに刑事を辞めることを申し出、ボスはそれを快諾します。
一方道代はゴリさんの全てを解っているからこそ、刑事の職を取り上げることができないと自ら身を引きます。

それらのやりとりが泣けて泣けて・・・。

事件はいったん政治はシロだということになるのですが、思わぬ展開になったり・・・。
その政治には太陽にこれが唯一のご出演となる、小林昭二さん。

ゴリさん、道代、そしてボスの人間性に感動する、太陽200回記念作です。



▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ボギー編(後期突入)
激動の1982年を終え、1983年に突入。竹林監督最終作、太陽本編では久々の裕次郎さん屋外アクションと緊張感ある#538、トシさんの「北北西に進路を取れ」的アクション編#539。「ココガオマエノシュウテンダ・・・」


第538話 58.01.07 七曲署・1983 (ボス・山さん)内藤武敏 北村総一郎 奥野匡 ☆西山署長最終回 


中年の男性がホテルから転落死した。
死亡したのは西井という建設会社の経理部長でなぜホテルに宿泊したか不明であったが、調査の結果末期がんを患っていたことが判明するものの、ホテルの部屋の状況や西井の服装などから、自殺として片付けるには疑問が残って捜査を開始しようとしたボスに西山署長から呼び出しが掛かった。
署長室には地方検事の田島が西山と共におり、田島の話で西井から5年前の贈収賄の件で内部告発を受けており、死亡した次の朝にあのホテルで物的証拠を受け取る手筈になっていた。
贈収賄事件の時効も明後日に迫っており、田島は徹底的に調査するようボスに強く要請する。
さらに聞き込みの結果、西井と何者かが部屋で口論していたことが判るが、証言者が外国人だったため内容まではわからなかった。
現場の状況や証言から西井は「何者か」を迎え入れたと考えられたため、西井の身近な人間が事件に関係していると推理、西井の部下である久野課長にボスたちが着眼する。ホテルを聞き込みすると変装した久野らしき男が偽名で宿泊していたことが判った。
山さんとラガーは久野をマークするが、歩く久野を突然山さんが突き飛ばし緊急逮捕してしまう。
山さんは久野が刺客に襲われそうになったのを防いだのだが、ラガーにも気付かなかったほどだったため、何の証拠もない。
久野の取り調べをじっくり始める山さん・・・・。
サブタイトルである「七曲署・1983」はおそらく太陽としては激動の1982年を終え、新たな年を迎えたぞという気合いが感じられます。難しい事件を引き受けたボスと、人命を守る為に処分覚悟で「暴走」する山さん、その二人の信頼関係が描かれ、どちらかというと若手と殉職する予定のメンバー中心だった1982年の作風の反動からか、改めてボスと山さんの存在感を新年に表明するという結果になっています。
また、体調を考慮していたため、屋外ロケやアクションをセーブしていたボス=裕次郎さんがちょっとした屋外アクションを披露して、話題になった作品でもあります。

本作品が竹林監督の最後の作品、私の記憶2つあって、本作と#536の撮影時に倒れられたか、その後#544、#545の撮影時に倒れられ、堀内監督が昇格したか、どちらかだったと思いますが・・・。


第539話 58.01.14 襲撃 (トシさん)勝部演之 森幹太 早川雄三 

太陽中毒御用達のアクション巨編(^_^;)、トシさんの危険な旅(決して散歩ではありません)が繰り広げられる#539。


記者の友人の出版パーティが群馬の水上で行われることになり、トシさんはレンタカーを借りてスピーチを練習しながら向かっていると、一台のトレーラーが明らかにトシさんの車の走行を妨害してくる。
途中で外国人のヒッチハイカーを乗せたものの、同じトレーラーがいつまでも付いてくる。
トシさんは意を決してトレーラーに詰め寄ろうとするが、外国人が拳銃を抜いた!
車中でもみ合うトシさんたちだったが、車が崖下に転落してしまう・・・・・・。

正月作品第二弾ということで、派手なアクション編を切望していた地井さん=トシさんが主役を張ることになります。
いままで「大人」な主演作が多かった中で、トシさんがサバイバルにも対応できるというのを表明した作品であり、太陽中毒にはネタの宝庫にもなっている秀作です。
1983年正月編の一環で、主役がトシさんというのは当時としては結構「冒険」だったと思います。
何しろここまでのトシさんは地味な感じで推移していたので、突然のアクション編に当時は少々面をくらってしまったところもありました(^_^;)
太陽加入するときにはもうちょっとアクティブな刑事像を抱いていた地井さんが実現したいと切望していたような話が、かなり派手な形で実現しています。

ほぼオールロケで、新宿から群馬県水上(現:みなかみ)町温泉まで河南署時代の友人である記者の出版パーティに向かうトシさんの借りたレンタカーをスピルバーグ『激突』ばりにトレーラーに襲われたり、外国人ヒッチハイカーに襲われたり、レンタカーを失い徒歩で水上に向かうトシさんにヘリコプター・爆弾・刺客が襲いかかります。
これといった襲われる理由が思い当たらないトシさんでしたが、ここまで大規模に仕掛けられた罠に過去にあった不幸な死を思い出していき・・・トシさんの知らないところでの「井川刑事」が政界人を脅迫していたという事も明らかになります。


▼殉職刑事SP 第一週
始まりますね、殉職編SP。今週はマカロニ・ジーパンのみです。

第52話 48.07.13 13日金曜日マカロニ死す(マカロニ・山さん)上野山功一 松風はる美 弘松三郎 車邦秀


タレコミ屋徳岡からの情報で、拳銃を持っている男たちが居る店に向かったゴリさんとマカロニだったが、拳銃に弾を込めていなかったゴリさんは腹部を撃たれ、犯人は逃走してしまう。
重体に陥ったゴリさん、犯人を逮捕しようと躍起になるマカロニは徳岡に犯人の事を詰問するが、山さんに力強くで静止され、2人は対立してしまう。
やがて犯人たちにたれ込んだのが徳岡だとバレてしまう。
そんな朝、マカロニが雑魚寝していた「宗吉」に徳岡から電話が入る。犯人の居所を教えるというのだ。警察関係者ではっきり犯人たちの顔を目撃しているのはマカロニだったのと、臆病な徳岡がマカロニに協力することも考え難いことから、犯人たちの罠ではないかと思うマカロニ。しかしマカロニはその罠に乗ることにした。ただし、ボスたちに状況が解るように小型ハンディ・トーキーをしのばせて。
無線から流れてくるマカロニの状況を聴きながら、マカロニを追跡するボスたちだったが、状況はひっ迫していく・・・やがて銃撃戦が始まって、弾切れになるマカロニ・・・!

本来であれば生存していたマカロニが、ショーケンさんのたっての希望で死を持って降板ということになり、刑事ドラマ殉職編の走りとなった名作。
脚本の小川さんも単独で一気に書き上げたと振り返っておられました。
瀕死状態に陥るゴリさん、マカロニを救おうと血眼になって覆面車クラウンのハンドルを握る山さんが繰り広げる壮絶なカーアクション。
絶体絶命の危機を乗り越えた後に訪れた悲劇・・・・。


第111話 49.08.30 ジーパン・シンコ、その愛と死 (ジーパン・シンコ)手塚しげお 皆川妙子 石井宏昭 ☆宗さんも最終話

城西署管内で拳銃不法所持のチンピラ・会田を逮捕したジーパン、警邏の警官に会田を引き渡す。
その直後、ジーパンはシンコにプロポーズし快諾を得る。
一方、会田を護送中だったパトカーの中から警官の遺体が発見され、会田が消えていた。
シンコは退職届を提出したものの、2人の結婚については宗吉が「刑事」だからということで断固反対、誰の意見も寄せ付けなかった。
会田を調べるジーパンは婚約破棄などで自暴自棄になっていたことを知り、何となく同情してしまう。
さらに会田が警官殺しという暴挙に出たのは「暴力刑事」として名高いジーパンのせいという声も出てくる。
しかし、その件については山さんの調べで竜神会が裏で糸を引いていることがわかり、会田は利用されているのではないかと思われた。
その直後、会田はスーパー強盗を働き、ジーパンは現場に駆けつけるものの拳銃を発砲できず取り逃がしてしまう・・・・。
婚約、犯人への情に対しての迷い、今まで「無頼」で通してきたジーパンが全く考えていなかった部分での迷いが生じてきます。
周囲がそれを理解し、ジーパン自身がその迷いに真摯になって向き合おうとしていた矢先にありえない悲劇が起きてしまいます・・・・。

クライマックスの壮絶な銃撃戦、太陽では珍しい西部劇的に「バッタバッタ倒す」ものですが、これは現場で優作さんと山本監督が決めた事のようです。
太陽第一期の終焉にハナさんも#52以来1年ぶりのご出演、石原プロの面々もゲスト出演され盛り上げます。
太陽のみならず、他の刑事ドラマの殉職編の実際的なモデルケースになった本作を是非ご堪能ください。



5/12(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#199 女相続人
ファミリー劇場HD(CS)

5/12(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#200 すべてを賭けて
ファミリー劇場HD(CS)

5/13(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#536 死因
ファミリー劇場HD(CS)

5/13(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#537 赤い憎悪
ファミリー劇場HD(CS)

5/14(土)
15:00~16:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#538 七曲署・1983
ファミリー劇場HD(CS)

5/14(土)
16:00~16:55
太陽にほえろ!HDリマスター版#539 襲撃
ファミリー劇場HD(CS)

5/15(日)
16:10~17:05
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・マカロニ(萩原健一)編】#52
ファミリー劇場HD(CS)

5/15(日)
17:05~18:00
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・ジーパン(松田優作)編】#111
ファミリー劇場HD(CS)





【地上波】

▼テレ玉 テキサス編
殿下のやさしさが、粗暴に見えた脱獄犯の真心を開放していくという、大山のぶ代さんらしい脚本ですが、それまでの過程が殿下らしく散々な目に遭ってしまうという、このころの「殿下らしい主演作」であります。
当時は悪役もこなしていた前田吟さんのギラギラした熱演も見どころながら、ビルの一室に閉じ込められた刑事と脱獄犯の関係性の変化というところも見ごたえがある傑作です。

第154話 50.06.27 自首 (殿下)前田吟 真川知子 木田三千雄


殿下が偶然その男・田川の姿を見たのは、ある交差点だった。
横断歩道をわたっているときに小学生の女の子と体が触れて女の子が倒れたのを抱きかかえて泥をはたいてやっている男の顔が、無性に優しかったのが印象に残ったからである。
一方、七曲署には甲府刑務所を昨夜脱走した殺人犯の手配依頼が来ていて、どうもその男は通行人を装って変装用の服を奪っているらしい。
脱獄囚の写真を見た殿下は、偶然見た男だったことに愕然とした。
田川は6年の刑期であと10ヶ月で出られるところだったのに無理に脱獄したのは、なにか特別の理由があったとしか考えられない。家族は母親と妻、それに小さな女の子が七曲署管内に住んでいるが、妻の明子は田川の兄貴分・大沢と一緒に暮らしているという。
やはり、大沢と妻への復讐から脱獄したのだろうかと考えられた。
殿下は明子を尾行して、ついにスーパーマーケットで彼女を待ち受ける田川を発見するが、一瞬の差で明子の妨害で取り逃がしてしまう。
殿下に追われた田川はビルの地下にあるボイラー室に逃げ込み、ナイフを振りかざして反撃してきた。殿下は右腕を刺されて窮地に立つが、その時たまたまビルが火事になり、防火シャッターが次々に降りて二人は閉じ込められてしまう。逃げ場のない密室の中で脱獄犯と刑事、命がけの対決は一時休止となり、二人に対話が生まれる。
殿下には先に見た交差点での田川のやさしい振る舞いから、どうしても彼の脱獄の動機がわからず問い詰めようとするが、その瞬間換気孔から白い煙が猛然と噴き出してきた・・・。


▼ぎふチャン ジーパン編
ジーパン殉職、シンコ退職。  ぎふチャン、一応「ジーパン編」は最終回のようですが、新番組の予告が今のところないので、「テキサス編」にそのまま進むか・・・!?

第111話 49.08.30 ジーパン・シンコ、その愛と死 (ジーパン・シンコ)手塚しげお 皆川妙子 石井宏昭 ☆宗さんも最終話


城西署管内で拳銃不法所持のチンピラ・会田を逮捕したジーパン、警邏の警官に会田を引き渡す。
その直後、ジーパンはシンコにプロポーズし快諾を得る。
一方、会田を護送中だったパトカーの中から警官の遺体が発見され、会田が消えていた。
シンコは退職届を提出したものの、2人の結婚については宗吉が「刑事」だからということで断固反対、誰の意見も寄せ付けなかった。
会田を調べるジーパンは婚約破棄などで自暴自棄になっていたことを知り、何となく同情してしまう。
さらに会田が警官殺しという暴挙に出たのは「暴力刑事」として名高いジーパンのせいという声も出てくる。
しかし、その件については山さんの調べで竜神会が裏で糸を引いていることがわかり、会田は利用されているのではないかと思われた。
その直後、会田はスーパー強盗を働き、ジーパンは現場に駆けつけるものの拳銃を発砲できず取り逃がしてしまう・・・・。
婚約、犯人への情に対しての迷い、今まで「無頼」で通してきたジーパンが全く考えていなかった部分での迷いが生じてきます。
周囲がそれを理解し、ジーパン自身がその迷いに真摯になって向き合おうとしていた矢先にありえない悲劇が起きてしまいます・・・・。

クライマックスの壮絶な銃撃戦、太陽では珍しい西部劇的に「バッタバッタ倒す」ものですが、これは現場で優作さんと山本監督が決めた事のようです。
太陽第一期の終焉にハナさんも#52以来1年ぶりのご出演、石原プロの面々もゲスト出演され盛り上げます。
太陽のみならず、他の刑事ドラマの殉職編の実際的なモデルケースになった本作を是非ご堪能ください。


▼チバテレ・ボン単独編
山さんファン必見の山さん男心編・・・・予告編も秀逸なのに(^_^;)

第250話 52.05.06 民芸店の女 (山さん)上村香子 小笠原弘 三沢ともこ


自動車修理工・広瀬が何者かに轢き殺された。
一係では現場の状況から事故ではなく計画殺人であると判断し、捜査を開始する。
一方、通勤途上の山さんに和服の女性が話しかけてきた。
その女性は野間美保といい、1年前に亡くなった山さんの妻・高子と料理学校で一緒だったといい、今度山村邸に赴き仏壇に参りたいという。山さんは快諾した。
その場に居合わせたボンは、その状況を先輩たちに報告、何れも現在男やもめになっていた山さんにいい人が出来たのではないか?と久々の山さんのプライベートでの良い話に沸いた。
轢き逃げ殺人の方は、先日広瀬と揉めていた同郷の若い男が浮かんでくる。どうやら金の事でもめていたようで、その頃の広瀬はなぜか羽振りが良かったと証言する者もいた。
山村邸に美保が訪ねてきた。
美保仏壇に参った後は自らも未亡人であり民芸店を営んでいることなど身の上話をして、また訪ねるといい帰っていった。
美保の帰った後、何か気になった山さんはお茶を出す為に警察手帳を置いた机から目を離したことに気付き、翌日美保を調べたが、本人が言うとおりであり、警察手帳から指紋は検出されなかった・・・・。

山さんとしては、隆が帰ってくるまでの「独身期間」の始まりの方で起きた・・・なんというか悲劇というか・・・。
約1年前に他界した高子も話に上り、さらには山さん自体の微妙な男心を垣間見られる貴重な話になっています。
更に事件の方も山さん・美保・容疑者・真犯人と絡み合い、見ごたえがタップリです。
その美保を演じる上村さんの今回の「美保」ぶりは、上村さんがそれまで演じてきたタイプの女性とは違うものなので、そこの意外性も楽しめます。


▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

残念ながら、お休みです。






5/12(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「#154 自首」

5/12(木)
20:00~20:54
最終回 太陽にほえろ!~ジーパン刑事編~ 第54話「#111 ジーパン・シンコその愛と死」
ぎふチャン(地上波)

5/13(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第240話 #250 民芸店の女

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figma 『西部警察』 木暮謙三

2016-05-08 06:45:08 | 当直室日記
これも前に書きましたが、ここではミニチュアカー・メーカーとして名がよく挙がるトミーテックが今年発売予定の

figma 『西部警察』 木暮謙三

要するに裕次郎さんのフィギュアです。

トミーテック新商品発表会でプレスお披露目となりましたが、ロボット感は別として、どうしても「ゆうたろう」氏の香りがプンプンしてしまいます(^_^;)

何故なんだろうと考えてみると・・・。
多分、衣装の色味の問題じゃないでしょうか。

グレーの三つ揃い、スカイブルーのシャツ、スカイブルーとホワイトのストライプネクタイ。

木暮課長であれば、グレーというかシルバーに近いスーツと、ストライプのシャツ、ネクタイはもっとシックなものをチョイスしないと・・・って、昨年お披露目したときのカラーリングで良かったのではないかと(^_^;)

ただ、ボスであれば、色味についてはもうちょっとですが、カレッジリングをはずして(外れる?)ネクタイを黒く塗ってしまえば、まあまあ通用するかもしれません。

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表紙にも歴史

2016-05-07 06:49:45 | 当直室日記
前にも紹介しましたが、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム(代表理事 山田太一氏)の脚本を公的機関等に移管し保存する活動は着実に進んでいるようです。
ただし、今時点ではあくまでも脚本・台本の保存を目的としているので一般公開はしていませんが、
表紙の画像や簡単な基本データは、脚本データーベースで閲覧できます。

http://db.nkac.or.jp/

太陽の場合は一応(準備稿、決定稿、改訂稿問わず)全話揃っているようですが、合本で全部揃っているため、合本の表紙公開はしていませんが、バラ本(だいだい全体の90%ぐらいは揃っている)については表紙の画像や出演者データの閲覧ができます。
サブタイトルや放送順の変更なども面白いところですが、セミレギュラー表記状態とか、決定稿で未記入だったメインゲストが改訂稿では印字されていたり(1983年秋のSP「誘拐」の高橋幸治氏)、前後編については決定稿までがバラ本で改訂稿が合本になっているものもあったり、「保存用台本」には細かいゲストが書かれていたり・・・と基本的なデータですが結構面白いです。

しかし特捜隊などはあれだけの話数あって10冊ぐらいしか所蔵されていないというのも・・・・太陽はそういう意味で幸せなのかもしれません。

ところで特捜隊。
三船主任へ地味なリンチ(^_^;)、殆ど活躍しない畑さん(ちょい顔出し程度)。
しかし、三船主任の赤いサマーシャツへの執着がなんとも微笑ましい(^_^;)

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ロケ地検索&メモ #323,324

2016-05-06 23:05:52 | ロケ地検索&メモ
第323話 愛は何処へ 

*1978年下期首特別企画。
当時多忙だった小野寺さん、多忙+飛行機が苦手だった(いまやお孫さんの為に海外旅行(!))の露口さんを除いたメンバーが参加、テスト出演の山下真司さん、JACから鈴木弘道氏(ノンクレ、旭川署刑事役・ボンのスタントなど)、マエダ・オートクラブ、フェリーで覆面車クラウンやマークII白パトなども輸送など、裕次郎さんの地方ロケ参加含め、太陽国内ロケ編としてはかなり大掛かり。(訂正部分は下記通りウラがありました(^_^;))
東川町の全面協力。
清水健太郎氏と純アリス氏の参加はあらかじめ決められていた。(珍しいゲスト名台本印字)

*ボンの恋愛話としては随分な急転。ボンってこんなのばっかり(^_^;)
今回は、悲しい生い立ちを持つ女性だし、「俺たちの村」の件が無ければ、上手くいってたんでしょうが・・・。

*幸子の本籍の旭川市春光町、いまではほぼ陸上自衛隊の国有地のみの地番。

*清の部屋に「旭川冬まつり」のポスター。結構デカいイヴェントです。

*マルチ商法、この時代は社会問題でした。

*えりも丸は日本沿海フェリー、東京 - 苫小牧航路。

*ボンの凄いところは、甘々なボンボンだという一面と、非常にクールで冷静になる面を持ち合わせているところ。それにギャグメーカー的位置だから、人気があって当然なんで、もっと評価が高くても良いんだよなぁ・・・。

*覆面車クラウン、地元で調達したセダンとレギュラー覆面車を併用。
 なぜ?・・・理由は後半、セリカSTクーペも現地調達。

*北海道の草原に「叫べ!ジーパン」、合いますね。
 ボンのテーマ群も良いですね。

*ドア無しのヘリコは怖い(^_^;)

*ロッキーの山の掟・・・ここで心臓停止!
 「つづく」表示もなく、正直息をのみました・・・。


=ロケ地=

新宿中央公園

ボンが宮坂運送トラックに激突するのはパークサイドの前、角筈区民センター前交差点。

菊池外科病院/世田谷区桜1丁目
チェスターバリー/西新宿1丁目
ワールド・ドラックは西新宿7丁目、暴力団常連ビル近く。
歌舞伎町2丁目、新宿温泉付近

旭川空港
旭川中央警察署/旭川市6条通10丁目左10号
 建物はリフォームされているが当時のまま、画面のエルフ・ルートバンが居る位置には今はキャラバンが止まっている。
東川第三小学校/上川郡東川町東8号南1(校舎は建て替えられている)
東川中学校/上川郡東川町北町1丁目5?1(現存)

検問場所Y字交差点、旭岳と天人峡への分かれ道、清たちは旭岳方面に逃走。
(たしか太陽チームは天人閣に宿泊したと記憶してます。)

フローリアン(マークII)落下場所は不明、忠別湖あたり?

天人峡・羽衣の滝
 (現在、土砂崩れの復旧の見通しが立たず、ロケ地を近くで見ることは不可能)

東川町立病院(現在は診療所として建て替え)上川郡東川町東町1





第324話 愛よさらば 

*ロッキー、よく電気ショックで生き返った!
 1年目のジンクスの話はよせ!
 そして脅威の回復力!

ヒゲフェチにはロッキーのポリシーが強烈に響いたのが北海道ロケで、これが非常に重要なのです。決してヒゲダミ人形のせいじゃなく(^_^;)、あの微笑ながらロープを切るロッキーも結構強烈だった・・・。
いや、確かに崖シーンはセットなんですけど、それを承知の上でなので。

*前編は危機一髪編的様相でしたが、後編はまさに悲劇・・・。
次郎、清が死に、ボンは幸子に手錠を打たなければならないという・・・。
ボン殉職のプロット作の一つだと私は思っていますが、もし実現していたら、いろんな意味でちょっと救いようがないよなぁ・・・。

*その悲劇に長さんまで巻き込まれて・・・あれは凹むよなぁ・・・。
 あの次郎が死んだ現場、今ではすっかり何もないです。

*スニーカー刑事、俺たちの村参加希望(^_^;)

*金井大さん等は東京での撮影
 さらに、山下さんのカローラ暴走シーンも東京近郊での撮影と思われます。
 同じ中期カローラでも、北海道の方はフォグランプが丸型、東京の方(爆破シーン含む)は角型です。
 さらに東京撮影の方のクラウンはレギュラー車。

*戸川刑事の銃はハイパトの発砲用。

*ボンが清を撃ったでしょ、あれが結構ショッキングだった。というか、もうそろそろ「ぼんぼん」から卒業する時が来たか・・・と。

*そして、ボスの神業的射撃で清死す。
 ヘリコの中からトルーパー(多分、ゴリさんの拳銃)で。
 ボスのヘリコはドア付き。

*太陽の歴史の中でも本当に悲劇に部類に入る悲しい作品でもあり・・・。


=ロケ地(前回と同じ場所は除く)=

旭川署会議室は国際放映。

旭岳登山口

大宮駅/埼玉県さいたま市大宮区錦町

梅鳳堂/旭川市3条通8丁目左1

ボンが幸子の元婚約者に殴り掛かろうとした屋上は、位置的に旭川市役所。

旭川駅/旭川市宮下通8丁目2
(現在、相当変わりました)

清がカローラを奪うドライブインは上川郡美瑛町忠別、建物は現存しているが閉店状態。
 旭岳と天人峡への分かれ道のすぐそば。

大雪山旭岳ロープウェイ旭岳駅、姿見駅/上川郡東川町勇駒別

旭岳石室(避難小屋)

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ロケ地検索&メモ #521

2016-05-05 11:16:17 | ロケ地検索&メモ
久々にロケ地検索&メモ。

#521 ボギー刑事登場!

*まず驚いたのが、メインテーマMIXバージョンへの変更。
提供から変わりましたから、あれ?間違いじゃないの?と思っちゃって(^_^;)
  ボン殉職編の時も驚いて、今回も驚いた。
  というか、個人的にはMIXの方が好きです。
  オリジナルの方はあくまでもオリジナル、こちらはスペシャルバージョン的な感覚なんですが、そもそも’79メインテーマ候補の一曲だったので、ようやくレギュラー使用が叶ったといった方がいいのかもしれません。

*もしかしたらOP=タイトルバックも変わるかなぁ・・・と思ったら、変わらんかった。。。
  ただ、尺の調整のためにラガーの走りとフラッシュカットは変更になりましたが。
  損保ジャパン日本興亜本社ビル周辺から損保ジャパン日本興亜本社ビル周辺⇒野村ビル周辺に変更。
*さらに驚いたのが、「有吉ひとみ」さん。
  しかも今度は ボギーの姉さん役。
  セミレギュラー的ゲストの別役ゲスト再演は意外にあることではあれど、2度もメンバー関係者としてセミレギュラーに就任したのは有吉さんのみ。(草薙幸二郎さんもクサイ部分はありますが(^_^;))

*さらに新人候補と噂のあった河合宏氏。

*竹林監督と長野洋さん脚本という1話コンビ。
  つくり的には王道ですね。
  #1のリメイクではあるのですが、ほぼオリジナル。骨格だけ利用しています。
  #1では「撃ってみたかった拳銃」が主体だったのが、本作では「クルマが欲しかったから強盗」。
  そのおかげで、拳銃というキーワードが殆ど主題から外されています。
  時代背景もありますが、あくまでもキャラクターありきのストーリー作りで、自然とマカロニとボギーの差別化が図られています。

*登場したボギー、破天荒で未熟ながら自己ポリシーは強烈に持ち合わせているという部分は、スマートさが流行っていた当時、かなり衝撃的なキャラクターでした。
なので、私のように「カッコわるいなぁ」と思った人もいれば、「おもしろいなぁ」と思った人もいたりして、ドック登場後から安定していた太陽をぶち壊しに入るには、相応しいキャラでした。

*岡田P氏が表向きには降板、梅浦・服部・新野各P氏の体制に入ります。
 OPを観たとき、岡田さんの名前は無いし、日テレと東宝の表示もなくなったし、かなり違和感を覚えたものです。この体制は岡田さんが復帰する前#705まで続きます。

*冒頭、長さんとロッキーが居ないことを忘れているドック・・・・。
 いや、寂しい・・・。

*で、登場したボギー。
 緩いんだか強いんだか解らん(^_^;)、ハルヒヘイチ。
 当時のボギーは中野区に在住、昭和30年6月生まれ
 拳銃も警棒扱い(^_^;)

*恐らく、ゴリさんの大笑いはアドリブ、ラガーも1年目なので既に素晴らしいリアクション。
 裕次郎さんも露口さんも思わず笑み。

*スーパーマシーン「ヘイチ号」・ルノー16登場。ワンウエイ無線完備(^_^;)
最初、このクルマが正体がわからなかった・・・・。

*ボギーテーマ群はそれほど違和感なく受け入れた感じです。

*ヘイチ号にまくられた510ブル中期型、あの当時は既に壊すより売った方がカネになった時代。

*今回から新人教育者として前面に出なくなったゴリさん、ただし、山さんと一緒にボスのポジションは担っている。
ドックはあくまでも世話役的な位置。
ただ、山さんとの絡み含めて、ラガー登場あたりから登場編である程度七曲署イズム教育を完結させる傾向は強くなります。

*実はなんですが、巨人VS広島論争、嫌でした(^_^;)
この年からナイターで太陽が潰れることが多くなったんで、一気に野球が嫌いになった(^_^;)

*田上がスカGを購入した販売店はイスズの特約店。
そのスカGはターボで、西部署のマシンXのベース。

*エンジェルスのスタジャンに涙した人も多かったと(^_^;)

*間違って刑事になったボギー(^_^;)、これまでの行動を見ていると、とても刑事になれるとは思えないものの、大神島では相当評判のおまわりさんだったという事で自己決着。

*青春のテーマ長尺編集バージョンは良いですね。
 竹林監督演出による泥だらけ格闘もボギーらしいし。
 

=ロケ地=

新宿副都心 
京王プラザ/NTTビル 交差点付近
(喧嘩も)
淀橋給水所付近
新宿中央公園西南通り
新宿中央公園

定番
都道118号線(世田谷区船橋6丁目付近)

新宿 十二社通り
どん詰まり場所は西新宿4丁目?
西新宿1丁目
パークサイド/西新宿3丁目
ラボンヌ、ローヤル劇場/新宿3丁目

大島裕子のアパートはおなじみ砧4丁目らせん階段アパート。
 前にも書きましたが、自分の住むことになるアパートを張り込むボギー(^_^;)

ここもおなじみ、喜多見の資材置き場(仙川沿い)

砧8丁目

帝国ヒューム管/横浜市瀬谷区 目黒町

*この時期のロケ地って、大体決まってます(^_^;)


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やたら狭い道(#341)

2016-05-04 17:33:03 | ロケ地検索&メモ
GW大放電中のけぶでございます<(_ _)>

暫く太陽枯渇状態だったので、なぜかボン・ロッキー編中心に観ています。
北海道ロケのロケ地検索をしなければ・・・・なんてね。。。衝動にかられます。

ところで、気付いたことメモ。

第341話「同期生」

単独行動をとったロッキーが撃たれた時、ゴリさんと城北署・木村刑事(山下真司さんのテスト出演)が駆けつける、

あのせまーい通路のマラソン場所(^_^;)

西新宿4丁目の駒ヶ嶺病院付近から始まる通路のようです。

いまではすっかり周囲の建物が変わってしまいましたが。

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ラガーとマイコン2016?

2016-05-04 09:20:54 | 当直室日記
久々に「パブロフの犬」を視聴。
ゆるあまな展開もありつつ、複雑な事件背景、その中で右往左往するマイコン、これもまたマイコンらしい一編であります。
脚本の金子裕さんらしい、当時の世相を反映させた、これもまた当時の太陽らしい作品です。
ラガーが骨肉腫で倒れる寸前の話なので、スーツ姿が拝めますし、最初は衝突していたマイコンとのコンビが結構楽しく見ることのできる時期でもあります。
自動車事業部諸兄には、冒頭の18-30ビスタのカーアクションでしょうか。

さて、そんなこんななゴールデンウイーク。

何気に、ラガー&マイコンが共演です。
鉄分番組ですが、果たして太陽ネタがあるかどうか(^_^;)

*****************************


NHKBSプレミアム

夢の“スーパートレイン”大集合~誕生!京都鉄道博物館~
2016年5月5日(木) 20時00分~21時30分

放送内容
国内最大規模の鉄道博物館が京都に誕生。明治生まれのSLから新幹線500系まで53両が大集合。“鉄道王国日本”を支える驚きの技術や歴史、人々の思いが満載の90分。

番組内容
4月末、国内最大規模の鉄道博物館が京都に誕生。明治生まれの現役SL「義経号」から、平均速度で世界最速を記録した新幹線の革命児500系まで、53両が大集合する。番組では、芸能界きっての鉄道好きたちが博物館を探索。往年の名列車の開発秘話やSL整備の舞台裏に迫り、“鉄道王国日本”を支えてきた驚きの技術や歴史、そして列車が運んだ人々の思いを伝える。大型連休中、家族そろって楽しめる鉄道の魅力満載の90分。

出演者
ゲスト
石原良純,中川家礼二,斉藤雪乃
司会
渡辺徹
アナウンサー
片山千恵子

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沖雅也In太陽台本

2016-05-03 12:44:37 | けぶの散財日誌
休み、出勤、休みを繰り返しているけぶでございます<(_ _)>

なので、GWなのか何なのかわからない状態(^_^;)

そして、なぜか北海道ロケ編を観ています。
落ち着く。。。。
笑ってロープを着るロッキー⇒ヒゲダミ人形大活躍。

ところで本題、

まんだらけから衝動買いです。

特に台本を集める気はさらさら無いのですが、集めるというよりは見たいという欲求に駆られる・・・と云った方が正しいかと思います。
ただ、そうとはいえ相当数が集まった感じです。
って、数えていないのですが(^_^;)

最近の台本出物傾向としては、処分大量流出を除くと、マカロニ~テキサス編、ボン・ロッキー~スニーカー編、ブルース登場編、デューク編が多いように感じますが、スコッチ・ジプシー絡み、末期はあまり流通していないようです。

それで、今回の太陽散財ですが、

流通が少ないスコッチ主演編、それも#10含めて3冊入手しました。
使用済み台本扱いなので、比較的安価でした。
恐らく沖さんファンが所有なさっていたものではないかと思います。

第10話 ハマッ子刑事の心意気







毛筆体のタイトルが萌えますなぁ・・・この書体は準備稿を除き#14の台本まで使用されていました。
決定稿ですが、この時点のサブタイトルは「目撃者は語らず」、ノベライズの方では「ハマの目撃者」でした。内容はノベライズとほぼ同じで、フルメンバー登場。話数、監督他のスタッフ未記入。
このあたりの話は初動のプロットとして用意されたものだったようで、その当時の「予算」とのせめぎ合いで、初めての大幅調整話(ボス・マカロニ・宗さんは序盤・終盤のみ登場、シンコはおろか長さんや殿下まで欠場)になったようです。
ただ、沖さんの久保ちゃんを主役に置くことでバランスをとっている形になっています。

ちなみに本編との比較は、欠場したメンバーのセリフは割り振られていて、シンコのセリフは宗さんが担当しています。
それ以外はおおよそ完成作に反映されています。
ちなみに久保ちゃんのフルネームは解りませんでしたが、年齢は24歳、マカロニとほぼ同年。田丸刑事は40歳です。


第221話 刑事失格!? (決定稿)



スコッチ主演3作目の問題作。
今や名優の長塚京三さんや神山繁さん初ゲスト回。
神山さんの役名は「委員長」
山さんの「商売商売」は台本にあり。勇駒水産は台本上では酒屋。
スコッチ警部補表記については触れられておらず。
完成作との比較はほぼ台本通りです。


第242話 すれ違った女(決定稿)



入江恵子は24歳
スコッチが自分のにおいを確認するしぐさの描写はなし。
ママ殺しの容疑者に女スリが居たがカット。
ゴリさんの女装の男の部屋での「のぁぁぁ!!!」はアドリブ。
 さらに、あの下着類は盗品だったらしい(^_^;)
アッコが赤いコートを着る描写はカット、ゴリさん「アコ」と呼んでいる。
信用金庫の上条たちを問い詰めるシーンは、台本では実地検証シーンで長さんもいた。
我々の海は台本上では川崎工業地帯



重要な変更=恵子の左手の癖は台本上ではビデオ録画に映っていた(手書き修正あり)、逆に完成作「刑事さんと付き合っていて退屈じゃなかった」は台本に無し(こちらは書き加えられていない)。

決定稿との比較では、ドラマチックに変更されている感じです。


とりあえず、こんな感じでしょうか。

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太陽放送予定 2015.05.02号

2016-05-02 07:07:36 | 当直室日記
 向う一週間の太陽放送。

ファミリー劇場のテキボン期再放送と、テレ玉が休止。
休暇期に弱い太陽です(^_^;)

ところで、日テレプラスの太陽放送再開がいっこうに聞こえてきませんね。
この際、予告編もリマスタして放送すれば、ファミ劇との差別化は計れると思いますが(^_^;)

そういえば太陽ではないですが、東映チャンネル『特別機動捜査隊』。
#576、580が欠番だとか・・・。
#580は確か石原刑事主演作でケンメリ特捜車が登場するというので結構楽しみにしてたんですが(^_^;)
『特捜最前線』もセレクト放送繰り返していますし、原版の保管状況が気になりますね・・・・ただ、「大人の事情」かもしれないですが、カラー化欠番が無かったのに立て続けに3作欠番ですから。


【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送

残念ながら、お休みです。


▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ボギー編(後期突入)

1982年末に放送された、ドックの心理的ハード編とクリスマスイブに放送されたジプシーと復讐に執念を燃やす女との静かな対決。

第536話 57.12.17 死因 (ドック)姫ゆり子 斉藤美和 剣持伴紀  


代議士の乗車中の車が事故にあい、警察病院に運ばれたが間もなく死亡してしまう。
担当した医師・白石良子は彼が麻薬中毒だったことに気づきドックに連絡、一係は極秘で捜査を開始するものの、地検から赴いた検視官・岩本は薬物の痕跡はないと結論付け、さらに看護婦・光江の証言で良子が手術時に致死量である多量の麻酔薬が使用されていたことが立証され、良子は警察病院管轄の北署に連行されてしまう。
その中で、岩本が転落死、光江は轢き逃げされ命はとりとめたものの記憶喪失になり、さらに一係にも捜査中止の決定が本庁から下る・・・。
ドックのガールフレンド(医大時代のクラスメイト)である警察病院の医師・白石良子が再登場。
岡まゆみさんが熱演します。
代議士の死で噴出する麻薬組織の存在、代議士の汚点を隠ぺいしようとする動き、それがその渦中に巻き込まれた良子とドックを追いつめていきますが、1年前は両者自分の仕事に対しての意識がグラグラだったのに比べ、今回はその「山場」を越えた勢いの余裕で切り抜けていきます。
ドックとしては「ヤブ」だった1年目、薬の知識や死因判定などで知識を披露していた2年目、そしてこの作品から検視官顔負けの知識も持ち合わすようになってきた3年目以後と、ドックの「ドクター刑事」たる所以についても成長の痕が見られる興味深い話です。
この頃になるとドックと良子の関係はどちらかというと「戦友」的になっている感じで、良子の登場は結果的にこれで終わってしまいますが、後年のマイコンの調査では同僚医師と恋愛に発展か?という事も判明したり、ドックにしても良子に対してどうしたいのか・・・というのは何となく観ているこっちがヤキモキしてしまうというか・・・・(^_^;)


第537話 57.12.24 赤い憎悪 (ジプシー)島村佳江 高橋長英 北見治一   

事務員の恵子が車に轢かれ、幸いにも命には別状はなかったものの、すぐには意識は回復しなかった。
現場の様子から、事故ではなく命を狙われた公算が高いこと、そして恵子が投函しようとしていた手紙が、3年前の強盗殺人で無期懲役で多摩刑務所に服役中である竹内に宛てたものだった。
3年前の事件は主犯格は金を持って逃走しており、直ぐ捕まった竹内だったが強盗常習犯の凶悪な男であったため極刑を受けていた。
竹内と面会したジプシー、穏やかな竹内に恵子の災難を伝えると、竹内は逆上した。
恵子と竹内の関係は公判傍聴が切っ掛けで文通が始まり、なんと婚約までしていた。
それまで凶暴だった竹内だが、恵子と文通するようになり、すっかり人が変わっていた。
一方、恵子の過去を洗っていたトシさんは恵子が3年前に竹内が殺害した銀行員の婚約者であることを突き止める。
恵子の意識が回復し、車についての証言とコンピューターで割り出した車種は合致、竹内との婚約は「いけないのでしょうか」と云うのみ。
ボギーは理解できないようだったが、ジプシーとトシさんにはその恵子にしても竹内にしてもある意味「本気さ」を感じていた。
ジプシーは恵子の元婚約者の母親に話を聞いたが、恵子から殆ど連絡が無いことで恨みに思っているようだった。
ただし、墓には毎月の命日に親族以外の「誰か」が必ず参っていたが、住職はその「誰か」に固く口止めされていた。
そんな時、ジプシーが以前逮捕した死刑囚の刑が執行されたという知らせが届く・・・・。

激動の1982年最後の放送作品、何時もの太陽年末作とセオリー通りしっとりとした話です。
そしてそういうしっとりとした作品を得手した感じがある桃井章さんが4年ぶりに太陽を執筆している話です。

自分の命まで賭けた凄まじい「復讐」を遂げようとする恵子、その復讐に翻弄される復讐相手、そしてジプシー。
最初は困惑するジプシーも、自分が逮捕した死刑囚の刑の執行がきっかけになり、様々に入り組んだ事柄が結びついていきます・・・。

派手な作品ではないですが、実はジプシー編の中では隠れて(^_^;)好きな人が多い話であるようです。



5/7(土)
15:00~16:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#536 死因
ファミリー劇場HD(CS)

5/7(土)
16:00~16:55
太陽にほえろ!HDリマスター版#537 赤い憎悪
ファミリー劇場HD(CS)




【地上波】

▼テレ玉 テキサス編

残念ながらお休みです。


▼ぎふチャン ジーパン編
いよいよ、ジーパン殉職前夜です・・・。

第110話 49.08.23 走れ猟犬-ジーパンシンコその愛.3- (ジーパン・シンコ)今井健二 石山政五郎 藤崎和宏

パトロール中のジーパンとシンコは銀行強盗に出くわす、犯人2人組は車で逃走した。
ジーパンは1人で犯人を追跡し一人は事故死、一人は逃走してしまう。
ゴリさんたちに合流したジーパンは犯人たちの車が銀行付近で少女を跳ね飛ばしていたことを初めて知る。
シンコに非難されたジーパンは内心それを衝撃をもって受け止めるものの、それを踏まえて事件の捜査を継続する。
そして、死んだ犯人がたむろしていた公園をキャッチした一係、ボスはジーパンを潜入させ、シンコをサポート役に指名するが、二人はまだギクシャクしていたが・・・・。
ジーパン殉職「前夜」の厳しい試練と危機、ジーパンとシンコが今までの愛情が一気にこの危機を乗り越えたことで燃え上がるという、殉職編とセットで必ず見たい名編です。
既にジーパン自身はジーンズを脱ぎ捨て、白いサファリスーツに身を包んでいますが・・・・。


▼チバテレ・ボン単独編
一つの偶然がさまざまな波紋を呼び平凡なカップルを巻き込む、ゴリさん奔走編です。

第249話 52.04.29 嘘 (ゴリさん)三景啓司 梶三和子 藤堂博 皆川妙子 松本伊佐武 堀礼文


海外旅行から帰ってきた礼子は空港で会社の同僚で婚約者の戸田と落合い、レストランで食事をしようと車を止めたところ、礼子は二人組に「笠井」に頼まれ預かった土産物を取りに来たと強引に詰め寄られ、止めようとした戸田を殴り殺すぞと脅される。
戸田はその場から逃げ去り、二人は礼子を荷物ごと車に拉致した。
その件を目撃したタクシーの運転手からの急報でゴリさんとボンは拉致車を追跡、路外逸脱した拉致車から二人が礼子を置いて逃走し、追うゴリさんたちに拳銃を発砲し姿を消す。
一方戸田は、逃げ出したものの通報し拉致現場の自分の車のまわりに散乱していた礼子のバックの中身を肩を落として拾い集めていた。
保護された礼子は、二人組が口走っていた件には心当たりがないとおびえ、戸田とは会いたくないという。
ゴリさんは戸田に事情を訊くが、「現場から逃げた」ということが引っ掛かり言葉が荒くなるが、戸田は戸田で二人組の礼子を知っているような言動で彼らと礼子は知り合いではないか、そして自分の知らない礼子の部分を目の当たりにしているのではないかという印象を受けてしまいその場から去ったのだという。
ゴリさんが考えを固めることを止め、戸田に真実を知るため先ずは二人組を前科者カードで当たらせたが該当者はいなかった。
事件の経緯から、礼子は知ってか知らずか密輸品の運び屋となったのではないかということが推理されていたところに、発砲された拳銃は以前三人組の宝石強盗が使用したものだと判明した・・・。

ファッション雑誌から飛び出たような礼子の服装が招いてしまった偶然の悪戯。
そこで困惑しお互いに不信が生じてしまったカップル、そして逃げてしまった男が彼女の疑惑を解消しようと、そして自分自身の自信を取り戻そうと奔走する彼をゴリさんがアシストします。
ゴリさんが若者をいろんな意味で救うコンセプト作品の一作ですが、今回の戸田はこれまでやこれからのゴリさんが遭遇する若者の中ではごくごく普通な男なのですが、そこが逆に解りにくい面もあったりして。


▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
ボスが女性を初めてつくづく恐ろしいと感じた事件。

第192話 51.03.19 2・8・5・6・3 (ボス)奈良岡朋子/北原義郎 戸塚孝


貴金属の裏取引で相手を殺した滝田は真面目な男として評判だが、完全黙秘。  
大金を強奪した容疑もあり、手帳には謎の数字の羅列・・・
滝田の妻・美也子が面会を申し出るが敵わず、藤堂が事情を説明するが、2人とも謎の男たちに拉致され、売り出される直前のマンションの一室に閉じ込められる。
下手に動くと狙撃され、悟られないように部屋の中を探る藤堂は、室内にばらまかれるように置いてあったニトログリセリンを発見、どうにか脱出を試みようと、その危険なニトロを利用しようとする藤堂だったが・・・

裕次郎さんが最も尊敬していた女優で、PART2では2代目一係長に就任した奈良岡朋子さんとのほぼ2人芝居に近い切迫した監禁劇。
真面目な夫婦の賭け・・・ボスの生まれて初めて女性に対して感じた恐怖・・・。



5/5(木)
20:00~20:54
太陽にほえろ!~ジーパン刑事編~ 第53話「#110 走れ!猟犬」
ぎふチャン(地上波)

5/6(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第239話 #249 嘘

5/8(日)
21:35~22:30
太陽にほえろ! ボン刑事編 第192話 2・8・5・6・3
とちぎテレビ(地上波)

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笑点、太陽。

2016-05-01 18:23:59 | 当直室日記
歌丸さんが『笑点』の司会者を勇退されるそうで、これで一時降板時期はあれども『金曜寄席』から出演してきた笑点メンバーが居なくなります。というか、50年。
よくぞここまで・・・という感じです。
名誉司会に就任、『もう笑点』には継続出演されるそうですが、北海道はネットされていないので(^_^;)
先代圓楽さんが20年司会、歌丸さんで10年なので、ここはもうバランス的にも長い目からしても6代目圓楽さんにバトンタッチがよろしいんじゃないかと、個人的に思います。ただ、ある意味「毒舌キャラ」の代わりを誰にするかが課題じゃないかと。。。

でも、月日が経つのは早いもので・・・小圓遊さん・三波伸介さんの急逝や先代圓楽さんの司会就任や小遊三さんや山田隆夫さんの登場が個人的にはそんなに前のことに思えないので・・・・。

『笑点』と太陽、太陽本放送時は日本テレビの2頭看板番組として君臨しとりました。
笑点で今でも続くチャリティーカレンダーの源流は1975年にこの2番組がファン向けに作成し始めたのが切っ掛けですし、そういう意味でもこの2番組はお客さんを大切にした方だと思います。
一方が現在でも継続していますが、一方は終了からもうすぐ30年。
ただ、笑点を観ていると、まだまだあの頃の雰囲気というか、あの頃の日曜の夕飯時を思い出します。

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