「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

良かれと思ってしたことでもねぇ・・・。

2016-06-11 17:15:33 | 当直室日記
松木といえば、『特別機動捜査隊』

特捜隊の松木部長刑事・・・・って格下げ?と思われるって・・・・のOP表示とクレジットもフォント代わり。
あれって、手書きじゃないですよね。
別に、立石班健在時代は橘長さんをそのままちゃんと部長刑事表示していたんだし、設定(部長刑事)変えたわけじゃないんだから、関長さんや畑さんと共演するからと言って変更する必要性が感じられない(^_^;)
ただ、三船は今まで「長さん」と呼んでいたのに、いきなり「マッサン」で、しかもお互いに愚痴こぼし合ってるし(^_^;)
関長さんと三船とのコンビは確かにいざという時はホンネをこぼし合いますが、いつもは建前で話をしている感じなのが、マッ長サンと話をしているときは、かなり砕けている感じが心地いいです。
今までの三船班メンバーは堅苦しい感じなので、マッ長サン誕生で立石班でのマキさんのような空気抜きの存在が再び誕生したのは嬉しい限りです。


とは言いつつも、太陽#547を視聴。

ドラ兄弟化が加速の一途をたどるし、マミーはなかなか一般的感覚を持っていて鋭いし、ボギーとマミーはもう始めてるし(^_^;)

ドックのやり方、手法としてはありで、ドックとしても「良かれと思って」行ったことなんだけれども、当初の想定(容子が殺人犯と関係している可能性あり)が大きく狂い、本当に恋愛術みたいになって、結局は自己嫌悪に陥る結果になってしまったのは、ちょっと不憫ではありますが、それだったら最初から刑事として彼女をガードしながら、打ち解けていった方がお互いに傷が深くならないで済んだようにも思え、前にも書きましたが、いつもの合理的なドックがチョット乱調気味というのがスタートした記念すべき話になってしまいました(^_^;)
いつものドックであれば、ある程度早いうちに笑って刑事だということをバラしてしまうところですが、タイミングを逸した感じもあったり・・・。
ドックにしても、自分の刑事としての迷いから、相棒を亡くし、師匠を亡くし、さらに新しい相棒も転勤して、残ったのはまだ相棒とは言い切れない弟ばかり(^_^;)
まあ、その弟の一人も兄と共に涙するわけですが。

久々に観たのですが、クライマックスでドックが発砲した後にドックと容子が固まって、ラガーが戸惑い・・・

「陽だまりの会話」

イチコロでした・・・・。


ところで今回の放送、同時収録で、いつもの撮影部隊とは違う布陣なので雰囲気が違いますが、それにしても前作のリマスタぼけ画像はどうしてなんだろう(^_^;)
本来であれば、本作と同じ画像じゃないと(^_^;)
なんか、マミー登場の方は黒が効きすぎている感じがします。

(ただでさえ黒いハワイ帰りのボスの顔が・・・・)



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絶叫 長さん大激走コース

2016-06-11 11:41:10 | ファミ劇日誌
#206、#207。

今回は冷静に見ることが出来ました。

やっぱり#206ラストのボスと山さんの二人っきりのシーン、いいですね。
かける言葉が無かったら、何も言わずそばにいるというのは、上司の立場ではなかなか出来ないことです。
(似たケースで特命課の神代課長は正直に自分が戸惑っていることを言ってしまう、これも神代らしいしなかなか出来ない。)
これから約十年、山さんが殉職するまである意味山村精一大河ドラマが続くわけですから、長い道のり。
ちょっと他のドラマでは味わえないですよね・・・・。


そして#207。

やっぱりいつ観ても、太郎フェチにはマストピクチャーでございます。
松木とのやりとりも、まだあどけない感じの風間杜夫さんも、松木が描くマンガも、味があります。
オマケにいがぐり頭3つがパチンコ屋でもめるサービスもあり、

そして、勇退(#520)よりも完全にキレまくる長さんの猛進、素晴らしいです。
辰平さんは当時47歳(当時、44歳と公表)。物凄いスタミナです。
いや、怖いですよ・・・。
鬼気迫る二重瞼全開で、下唇全開、素早い動き・・・長さんの「本気」はゴリさんでも止められない勢いですから。

そしてこの回もラストのボスとの2ショットが素晴らしい・・・。


ところで、長さんが松木を看取った簡易旅館は

横浜市中区黄金町(ボスもそう伝達)

しかし、メインテーマショートバーションから始まる長さん猛進は、その隣町の、

日の出町1丁目からのスタート

黄金橋の通りから東小方面へ⇒代官坂トンネル⇒新山下1丁目(山下ふ頭)

だいたい4~5km。

ですが、地元の人であればお分かりかも知れませんが、相当飛んでいますし、坂も多い。

というか、方向があっちこっちです(^_^;)

ということで、マラソンコースにはあまりお勧めできません。





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マミー刑事登場!2016

2016-06-11 06:07:22 | ファミ劇日誌
どうも、年々涙もろくなりすぎているけぶでございます<(_ _)>

「マミー刑事登場!」

観るたびに泣けてくるし、気に入ってくるのは何故か解らないのですが、

結構ツボを突かれるからかもしれません。

三田村さんが抜けた反動が逆にドラ兄弟のアドリブが加速しているところは別に泣けるところではないのですが(^_^;)

当時は男社会がまだまだ真っ只中状態だったので、美沙も勢いを付けてその男社会へ飛び込んだ感じですが、まさに張りつめた糸は切れやすいの如く、刃物で切られちゃいますから・・・。
ブローニングからもしっかりと薬莢排出されていたのに(^_^;)
そういう非常にもろい部分が、あまり場慣れた印象の無かった(当時も今もそうです。)高田早苗さんが演じたことで、かなりリアルに表現できたのではないかとも思います。
確か高田さんは『熱中時代part2』でレギュラーに抜擢されて、その後この作品あたりが最後の作品出演ぐらいじゃなかったかと思いますので、実質的俳優活動期間は3~4年程度だったようです。

いっつぁんらしい両極端的な部分(減らず口だけど実は・・・)とか、ミツの優しさとか、結構淡々としている展開とか、涙腺ツボなんですが・・・。

まあ、何といっても令子がマミーとしてレギュラー入りすることが感慨深いというか。
スタイリッシュで活発なGメンの女刑事になれていた刑事ドラマファンとしては、いち女刑事としてマミーを見ると煮え切らないものがあるかもしれませんが、ハッキリ言ってそんなことは関係ないわけで(^_^;)
あくまでも、岩城令子というセミレギュラーとしての5年間を背負っているので、性別の垣根を超えて居る状態、あくまでもメンバーとしてどうかじゃないかと。

今回クライマックスで効果的に使用された曲「旅愁」
ボギーテーマと同時録音、#522で本編初出でしたが、先輩哀愁曲の影に隠れてなかなか活躍できない状況でしたが、今回効果的に使用されています。
切なさを醸し出すには、この曲ですね・・・
いや、小林和夫さんの選曲センスに唸ります。
黙っていれば「ボス愛のテーマ」になるので(^_^;)

かと思えば、何気に三菱車祭りですし・・・。


ところで、この前手に入れた山本監督のものと思われる台本。



ラス前の岩城家の描写は手書きで追加されています。



いや、双子はどうなっていたか・・・気にはなっていた部分だったので、有り難い追加です。



さて以前行ったロケ地検索では判明しなかった現場がわかりました。

西新宿の熊野神社とされた現場は、

瀬田玉川神社
世田谷区瀬田4丁目

でした。

西新宿にあそこまでの高台はないですからね(^_^;)

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太陽放送予定 2016.6.8号

2016-06-08 07:08:45 | 放送予定
 ファミ劇ではマミーが登場します。
位置的には非常に複雑なキャラクターで、キャラクター自体のキャリアはベテラン扱いで刑事のキャリアは新人、さらに前例のない若い未亡人ということで、どちらかというとニューファイス的な扱いではないので、太陽キャラクターの中では下支え的な役割を担う恰好になります。
さらに、どうしても未亡人と家族持ちというキャラ性を当初は重視していたためか、これまでの太陽キャラの中では視聴者にハマるかハマらないか二極化していた印象があります。傾向的には男性の刑事ドラマファンは微妙な感じ、一般的には岡田P氏が評判だったと証言なさっており、太陽中毒は歓迎(^_^;)。
それまで男性キャラが大勢を占めていた刑事レギュラードラマの中で、女性でしかも子持ちという設定自体が画期的で、マミーのキャラクター自体当初は複雑な彼女の背景から主演作が煮え切らないものが多かったのが原因かと思います。
しかしこれも、太陽という番組としては新しいジャンルへの挑戦という側面があって、さらにトシさんでは賄いきれなかった「長さん」的な役割を担うという、長谷さんの立場で考えると非常に難しい役柄になってしまったマミー=令子であります。
ただ、こういうキャラクターが生まれるのも、太陽らしいと思いますし、太陽ならではとも云えると思います。


さて、向う一週間の太陽放送。
 ファミ劇の方は、かなりハイテンション作品が並びます。さらに殉職編特集も再び2週に分けて再放送。
地上波はチバテレがナイターの為休止です。


【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送

太陽屈指の慟哭編と激情編です。

第206話 51.06.25 刑事の妻が死んだ日 (山さん夫婦)新海百合子 柴田昌 高木門


赤子だった山さんの養子もすくすく育っていたころ、強盗事件が発生しその場を女性が目撃していた。
山さんたちはその女性をガードするが、犯人から女性に脅迫電話がかかってくる。
一方、買い物帰りの山さんの妻・高子は赤子の乗ったベビーカーを押して坂道を上っていたが、ひょんな出来事からベビーカーが暴走、運よく通りすがりの主婦たちに助けられたものの、走ってしまった高子は持病の心臓発作が激しく出て倒れ、病院に担ぎ込まれる。
その連絡を受けた山さんは一度だけ現場を離れ、高子の病室へ向かったが、すぐに容疑者の確保に向かってしまった後、職務から離れようとはしなかった・・・。

執拗に目撃者を狙う犯人たちと山さんの攻防と、山さんの職務に対しての姿勢と夫しての愛情、そして高子の刑事の妻としての凛とした心構えが、観ているこっちの身に染みる話であります。

山さん=露口さんの号泣、高子の最期を看取ったアッコのやるせなさ、ラストのボスと山さんの2ショットの味わいなど、セミレギュラーの降板編としても、太陽史上でも名作に数えられる作品です。

#11、心臓手術シーンから登場した山さんの奥さん・高子の降板編。
人質にとられたり、山さんの敵に襲われ流産したり、心臓病を抱えながら懸命に山さんを支えてきた、刑事の妻の鏡のような人物でしたが、とうとうお別れです。
今後は1回だけ回想シーン(新緑)で登場します。
高子の死で、山さん自体も次のステップを踏むことになります。


第207話 51.07.02 絶叫 (長さん)風間杜夫 清水健太郎 倉島襄 

肩が触れただけでリンチにあった青年は、なぜ自分がこのような目に遭わなければならなかったのかと疑問に思いながら死んでしまった。
無軌道な若者の暴行に怒りが隠せない長さんだったか、現場に残っていたボタンからあるパチンコ屋を突き止め、前科のある松木という男に容疑の目を向ける。
松木の態度は最悪だったが、彼が友人の為に駆け回る良い男だということと、アリバイも成立して、長さんは自責の念に駆られる。
その中で、松木の友人たちが犯人だということがわかってくる。
松木は漫画家を目指しており、長さんは捜査を離れ、彼の漫画を出版社に売り込みまわったが・・・。

友情熱い松木に起こる悲劇に長さんの怒りが「修羅」のように爆発します。

警察には素っ気ないが友情は非常に熱い松木に、当時売出し中の風間杜夫氏。

クライマックスの横浜での長さんの激走は、ジーパンやブルース以上のバイオレンスが爆発しております。

しかし、長さんをあそこまで怒らせたらいけません。
というほど、手が付けられない程激高する長さんに感情移入しまくりです・・・。



▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 マミー登場編

ジプシーが去った後の一係に女性刑事が着任!しかし、ある事件が切っ掛けで・・・・1回限りのキャラ登場と岩城令子復活、そしてドックのほろ苦い恋愛術。



第546話 58.03.04 マミー刑事登場!(マミー)高田早苗 清家栄一 川上夏代  

一係に谷山美沙が配属になった。
24歳で一見清楚だが向う気が激しく、女性刑事というだけでその人事を疑問視していたボギーと早速射撃対決をして美沙が勝利した。
その直後、パトロール中にドックとボギーと美沙は偶然、ロッキーの妻である令子に会うが、その目前で自動車窃盗犯が事故を起し、犯人を追跡して追いつめ警戒していたところ美沙が即座に手錠をかける。
そんな美沙に少々危なっかしさを覚えるドックたち。
サラ金強盗が発生し、一係は捜査を開始、美紗は近くにいたというチリ紙交換車の若者に事情を訊き、若者の証言等の裏付けを取った帰り道、何者かにナイフで襲われ負傷、病院に入院する。
一方令子は若者と思わる男性が偽造ナンバーの車に乗車しているのが映っていた速度取締写真の事と、美沙と何かと関わりを持っていたため、若者のアパートへ気になり向かうが、若者は不在で故郷から母親がちょうど到着したところに遭遇、母親は体調を崩しており、令子が看病することになる・・・・。


先ずは約7年半ぶりに一係の女性刑事として着任する美沙、ある意味普通の若い女性像を演じるのは『熱中時代』で教師役を演じた高田早苗さん。

令子の長谷さんはカナダ編以来半年ぶりの登場で、家族周辺設定はそのままで令子は自ら志願して一係に転属になります。

一係の下支え役になるマミーの今回は「母親」的部分に焦点を当てながら、セミレギュラーとしても既に5年以上のキャリアを持った貫禄的なものも伺えます。


第547話 58.03.11 ドックの恋愛術 (ドック)寺尾いずみ 笹入舟作 大木隆介 灰地順 

結婚相談所で紹介された女性と交際し始めた男性が殺される。
ドックたちが捜査を始めると、彼女の周辺では高校時代から彼女と関わりを持った男性が殺されたり負傷したりしていることが判明した。
ドックは刑事という職業を隠し、結婚相談所を通じて彼女に接近したが、彼女は今までの事があり乗り気でない、しかし、その彼女に親身になってドックが接しているうちに、彼女も閉ざした心を開いていく。
しかし、あくまでもドックは自分を犯人の標的にすることが目的だったが・・・・。

ドックの入門シリーズの変則技的な話ですが、ドックのやりかたに少々後味が悪い部分を残す、ちょっとした「実験話」かもしれません。
マミー登場編のドックはそれまでの彼がスマートに流していたであろう部分でドックらしくない行動をとる話は散見されます。
その一つがこの話なのですが・・・ドックも自分や周りの状況が変わって「迷い」の時期だったのかもしれません。





6/9(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#206 刑事の妻が死んだ日
ファミリー劇場HD(CS)

6/9(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#207 絶叫
ファミリー劇場HD(CS)

6/10(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#544 屈辱
ファミリー劇場HD(CS)

6/10(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#545 さらば!ジプシー
ファミリー劇場HD(CS)

6/10(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#546 マミー刑事登場!
ファミリー劇場HD(CS)

6/10(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#547 ドックの恋愛術
ファミリー劇場HD(CS)


6/12(日)
25:50~26:45
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・マカロニ(萩原健一)編】#52 13日金曜日マカロニ死す
ファミリー劇場HD(CS)

6/12(日)
26:45~27:40
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・ジーパン(松田優作)編】#111 ジーパン・シンコ、その愛と死
ファミリー劇場HD(CS)

6/12(日)
27:40~28:35
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・テキサス(勝野洋)編】#216 テキサスは死なず!
ファミリー劇場HD(CS)




【地上波】


▼テレ玉 テキサス編
バラエティに富んだテキサス編の話のなかでも異色作です。

第157話 50.07.18 対決!6対6 (テキサス・ゴリさん)田中浩 岩本和弘 瀬島充貴


南矢追町商店街限って奇々怪々な事件が連続発生。パチンコ屋の玉入れがひっくり返り、お客がパチンコ玉で溺れそうになったり、不動産屋の金庫が盗まれ、そのままそっくり犬小屋にブチ込まれていたり、喫茶店に発煙筒が放り込まれれ火事騒動、ある食堂ではゴキブリの袋詰めが持ち込まれ客が逃げ出した・・・等々。
ゴリさんとテキサスはたまたま聞き込みの最中、身体に不似合が大きなトランクを運んでいる子供たちを見て不思議に思った直後、今度は本屋と鞄屋をまたにかけた嫌がらせ事件が発生、彼らが犯人ではないかと考える。二人はありとあらゆる妨害で対抗する子供たちを尾行し、ついに彼らを「連行」する。
七曲署で事情を聞かれた子供たちの「自白」によると、この商店街の裏手で起きた放火騒ぎで偶然近くで花火で遊んでいた孝が容疑者扱いされ、一切の弁明を聞き入れてもらえなかったため、ヤケを起こして嫌がらせをしたのだと云う。
ボスは子供たちの間に「協定」を結ぶ。警察は放火事件の真犯人を捜査する代わりに、子供たちは一切の嫌がらせを止めるというものである。だが、彼らの警察不信は拭いきれず、テキサスと彼らの捜査競争、騙し合いが始まった。
だが折も折、管内の廃屋であるスナックのバーテン松尾の死体が発見された。
聞き込みによると、最近の松尾は急に金回りが良くなったというが・・・。

さらっとあらすじを書くと、子供びいきの作品か?となりますが、放火に殺人も絡んでおり、さすがに杉村氏の脚本だなぁ・・・と唸ってしまう作品だと思います。
しかしながら私、昔は子供がゲスト主演ということで、なんとなく距離を置いていた「子供」でしたが、大人になって観ると、そういう偏見みたいなものは無くなりました。
太陽の場合、この時期すでに幼児からの視聴者が多かったのは事実なので、もしかすると毎回結構殺伐な事件を扱っているため、子供たちの感覚的に麻痺させないようにけん制手的な意味合いもあったのかもしれません。
それにしても、テキサスとゴリさんは楽しそうです(^_^;)
ということで、子供が主役なので、大人は添え物的な立ち位置です。
しかし、今回の「真犯人」役である田中浩氏の比較的軽快な演技も見逃せません。

それにしても、この時期のテキサスはモテ期ですなぁ・・・。


▼チバテレ・ボン単独編

残念ながら、お休みです。
太陽はナイターに弱いなぁ・・・。

▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

山さんの執念が静かな形で顕著に出る名作です。


195話 51.04.09 ある殺人 (山さん)下元勉 柴田美保子 山下勝也

ある出版社の敏腕編集長に面会を求めた山さん。
話は5年前の、編集長の娘の婚約者が自ら起こし死んだ事故についてのことだっだ。   
「過失致死」時効まで7時間・・・その事件を他殺と断言し、編集長を犯人とする山さん。
その証拠として、死んだ婚約者に勤務先から遠いマンションを与え、免許とりたての彼にマイカーを与え、さらに彼は一生懸命仕事に取り組むものの、編集長の厳しい目には適わず、落命の危険との紙一重な過酷な仕事を数々与え、事故死するまでも何度も死にかけていた。
そして事件当日の朝、編集長は婚約者に何かを渡した・・・
それを見ていた証人を探す一係だったが・・・・
細かい偶然的な事例の積み重ねで証拠とは言えないものばかり手駒で、敏腕編集長に挑む山さん、その真意はもっと深い、編集長の娘との関係を突こうとするものだった。

山さん編の中でも傑作に数えられる一編。
そのクライマックスにいろいろな感想を観る側に持たせる、非常にビターな味わい深い余韻が残ります。


6/9(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「対決!6対6」

6/12(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第195話 ある殺人
とちぎテレビ(地上波)

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ジョーズは屈辱を感じさらば!<なんのこっちゃい

2016-06-05 17:50:25 | 当直室日記
ファミ劇。

#205は久々に観ましたが、豪華ゲストで箸休め編という珍しいパターンで、大事件がある意味サラっと終わってしまって、いつもより事件らしい事件が無いのが良くて(^_^;)
やっぱり市川さんとしては、酷使し続けた鮫やんというキャラクターを「刑事狂乱」のまま終わらせるのは心苦しい部分はあったんじゃないかと思います。
多分、普通の感覚でいくと鮫やんは刑事を辞職して終わりなんですよね。
市川さんの置き土産、なかなかいいものでしたし、太陽第一次総決算の中では救いようがある話の一つですし。
というよりは、ファミ劇の戦略として、#206、207を同時放送するというのは、俺の涙腺を枯渇させようとする作戦なのか・・・・(^_^;)

#544
#504の裏返し的というか、イズム継承的な事件背景にゴリさんじゃなくボギーをはめたところが非常に興味深く、対比するのも結構楽しいものです。
何れも殺人マシン的な犯人、それに果敢に立ち向かうゴリさんとボギー。
ただ、決定的に違うのが、ゴリさんは市民の危険を削除したいのと警察官として元警察官が殺人マシンをいう顔を隠して平然と生活している加納との対決に比べ、ボギーの場合はサブタイトル「屈辱」が結構原動力になっている部分でしょうか。
#504では似たような位置に吉野が居ましたが、今回はボギーの師匠として機能しています。
(太陽での善人役はこれだけ?稽古場に永野明彦さんらがいます)
キャラクターの違いで似たフォーマットのものがこれだけ印象が違うし、#544の方が人間らしい生臭さというのがあるといった方が良いのか、その方面が強化された感じがします。
軸点も違うので、二つの作品とも好きですね。
西岡徳馬さん、金曜は殺人鬼で土曜日は『愛車遍歴』。
#544当時はホンダ・アコード初代にお乗りだったようです(^_^;)


#545
結構語ってきたので(^_^;)
スタートとゴールがはっきりキーワード的に結びついていている部分、というか登場編との裏返し的な描写が多くファンをニヤリとさせる部分があったり、演者の全力投球ぶりも心地いい、ジプシーが死ぬわけではないので、降板編にありがちなウェットな部分が無く、カラっと前向きな最終回に当時は驚きでした。
多分、本当はこれが太陽降板劇としては、作り手としては作りたかった基本形なのかなとも思っています。(これは#718も同じです)
演者としてはね、殉職した方が後腐れないわけですが(^_^;)
それに竹林監督が倒れられて、ピンチヒッターとして堀内監督が立ったというのも、いい方に転んだ感じがします。
殉職編が太陽キャラの到達点と思われている方にはもしかすると生温いと感じている方がいらっしゃるかもしれませんが、太陽中毒としては正直ホッとする部分があったりします。
いや、ほんとうにキツイですよ・・・この作品までの1年以上の間にスコッチ含め3人が死に、1人が勇退(転勤)というのは。
しかも、それがゴリさんに長さんというオリジナルメンバー含めてですからね・・・それに昨今の作品になく地続きですから。

この作品も前期スコッチの最終回#244と比べる向きもありますが、スコッチはある意味トラウマの解消のために敏子が犠牲になってしまったというドラマチックな展開でしたが、ジプシーの場合は直接的な両親殺しを持ち出すのではなく、間接的にそれを解消させる感じがまた上手いなぁ・・・とも思ったりして。
スコッチ・ジプシー、クール刑事という括りでは同じですが、中身がかなり違うというのも、この転勤話の対比でわかるのではないでしょうか。

ただ、この時点では、いつかはジプシーを復活させようという意図があったと思います。

コネタ。時効事件の現場は国際放映の会議室のようですが、「株式会社古内不動産」。
こういう遊びがあるのも、太陽を観ていて面白いところです。


そんなこんなで、今朝は特命課の滝辞職におやっさんの復活。
想い出したのは、1980年7月というのは、結構色々あったよなぁ・・・と。
この時期は既にマイテレビで特命課観てましたから、結構印象深くて・・・7/2 特命・滝退職、7/4 太陽・エーデスワイス、7/9 特命・老刑事復活、7/11 太陽・殿下死す、7/18 太陽・ドック登場、ちょっと離れて8/14 大捜査線・沢木刑事死す。
刑事ドラマファンには心揺す振られる夏でした・・・・(^_^;)

久々に特捜隊。
松木部長刑事も慣れた感じになり、ダシがどんどん出てきましたね。
ただ、どうも畑さんはごめんなさい、苦手です(^_^;)
ハワイに到着した途端から真っ黒に日に焼けてるんですもの、、、石さんの台頭は大歓迎ですが(^_^;)
だんだんYシャツの襟がデカくなってきました。
それと西本係長が別役で出続ける中、桃さんが復活。
笠原にセリフを奪われ気味だと思ったら、次作では笠原不在でセリフもありキャメラマン役も復活。
あの当時は、立石班のオマージュとしての高倉班を強調する傾向があったようですが、それでも笠原の地位を上げちゃったので、かつて同等だった桃さんと共演するとバランスが悪くなっちゃいますね・・・。

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モノマネは似ていたか?

2016-06-04 14:11:50 | 当直室日記
NHKラジオ第1『ごごラジ!』、杉作J太郎氏が太陽を語る。
直接聴けませんでしたが、現在某所で聴取は可能です。

杉作氏は太陽慢性マニアではないので、突っ込みどころはいっぱいあるのも、これが逆に微笑ましい部分であります。

それもまた面白く聞かせていただきましたが、やはり時間に限りがあるため、さらっと流した感じであるので、一般的にはそれでよろしいんじゃないかと。

ただ、小林恭治さんのモノマネについては、ごめんなさい微妙です(^_^;)
俺の方が似ているかもと思っちゃいました<(_ _)>

放送された曲目は、ステレオバージョンのメインテーマ、行動のテーマ、愛のテーマ(サックス)。



ところで、『マツコ&有吉の怒り新党』の愛のテーマ使用は定番となりましたが、ぜひバリエーションのほうも。
「アクション」なんて使ったらふき出しそうでコワイ。
ただ、「アクション」って、他番組では何故か「聞き込みシーン」に使用されるので。。。



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ラジオで特集(゜o゜)

2016-06-03 06:53:33 | 当直室日記
ところで、

本日6/3(金)16:05頃 NHKラジオ第1『ごごラジ!』のテーマが太陽ということで、杉作J太郎氏が太陽を語られるそうです。

さて、杉作節が炸裂するか・・・!?

なんともさすがNHKです。
やはりNHKは太陽ウイルスが根強く潜在しているようでうれしい限りです。

と、私はちょっと聞けないかもしれない・・・・(^_^;)






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