正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

seikoルーセント、TISSOT手巻き時計、セイコーマチックを修理しました

2010年07月21日 | 時計修理
今日から近くの公園でラジオ体操が始まりました。
マンションなどの掲示板で告知がしてあったので小学生だけでなく地元の方もたくさんこられていました。私もこの1週間は散歩+ラジオ体操になります。
今日は子供と一緒に参加させてもらいました。
良い汗かきました。


 昨日は修理残業で3点の時計のオーバーホールをしました。
最初は先日修理したインターナショナルの時計のケーシングです。
タイミング調整をして針をつけてケーシング。思ったよりも時間がかかってしまいました。

 少し休憩してオーバーホールに入りやすいようにまずはクオーツから
セイコールーセント 4N21 キャリバーの時計です。
日の裏の上に歯車が乗っている構造の時計で上に乗っている歯車のほぞに少し油を差すのですが、ここの油が切れると消費電流が高くなるみたいです。
後ローターに鉄粉も付着していました。
3.86μAから4.26μAで分解掃除後は0.62μAになっていました。
O様からのお預かりです。



 次の時計はTISSOTの婦人用の手巻き時計です。
S様からのお預かり商品です。
分解掃除、ケースの洗浄を依頼されました。
ブレスが目の細かいブレスなので汚れが中まで入ってしまい硬くなっていました。


 

最後はN様からのお預かりのセイコーマチックです。6218キャリバーです。
ヒゲゼンマイがテンプにあたっていました。
分解掃除、ヒゲゼンマイの調整をしました。
これまた時間がかかってしまいもう一つ予定していたのですがヒゲゼンマイの調子とタイミング調整が難しかったです。


少し前に修理した時計の調整に時間がかかっています
シチズン、セイコーのアンティークですが急に止まったりします。それも1日動いているときもあれば5時間で止まったり…。

 時間かかってしまっていますが、もう一度分解して原因を探そうと思います。
アンティークは本当に難しいです。