細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか!
東京都中央区日本橋本町1≠P≠V
かきあげそば¥390・/span>
鰹節問屋直営の立ち喰いそば店。注文されてから生そばを茹でるので2~3分は待つことになる。茹で上がったそばを冷水にさらし水切りをして丼に入れ、上から熱いかけつゆを注ぎかきあげを載せて出来上がり。薬味のネギはカウウンターで受け取る時にセルフで入れるシステムだ。細めのそばは歯応えもコシも充分ながら粉の風味はわずかに香る程度だ。しかし、値段を考えたら文句などつけようがない。無化調のダシは深いコクがありながら雑味が全くない澄んだ味わいでとても美味しい。ひやかけやきしめんも味わってみたいので何度も足を運ぶことになりそうである。
東京都江東区富岡1≠T≠P
あさり蒸籠めし¥980・/span>
深川不動尊の赤い鳥居の斜向かいにある居酒屋さんで深川名物の昼食をいただいた。そもそも、深川めし(深川丼)とは、ざっくりと切った葱と生のあさりを味噌で煮込んで、熱いご飯にぶっかけた丼で江戸時代の漁師料理であった。その後、職人さん達の弁当用に考案されたあさりの炊き込みご飯も深川めしと呼ばれている。そして、門前茶屋の深川めしはあさりの蒸籠めしである。蒸籠めしの上にあさりの身をたっぷりと敷き詰め青のりがパラパラとふりかけてある。柔らかいあさりの身とサッパリ味のせいろ飯とすまし汁としば漬けの味わいが絶妙のバランスであった。