藤沢市土地開発公社による土地取得の件が…テレビ番組で放映されました。

2010年02月21日 | Weblog
      ◎藤沢市善行地区、地域コミュニティー活動事業用地に関して取り扱ったテレビ番組が放映されました。

      この件に付いては…議会でも継続して取り扱われていますが、番組のタイトルにある“ムダ遣い”や“疑惑”という表現が

      マスコミ報道で良く使用されています。…どちらかというと…何か胡散臭いものが潜んでいるような表現です…

      議会で扱うのは…果たして説明不足や事務手続きの不備による“疑義”なのか…それとも、本当に事件性もある“疑惑”なのか…

      または、市長の政策判断に対する論争なのか…整理する必要もあります。

      仮にも…政争の具とするような事であっての論争であってはなりません。

      但し、今回の土地取得に当たり…必ずしも十分に説明がなされていない故の混乱はあると思います。

      市としての考え方などを、議会や市民に分かりやすく説明するシステムがなく疑義が生じているとすれば、この点については今後の検討として

      改善する必要が生じます。 

      今回の件に限らず、意思決定の手続きの明確化や…公社による土地取得等に対する審査のシステム変更です。

      議会としてもしっかりと対応し、説明を果たす責任があります。

      6年前に3000万円で売買された土地を約1億円で公社が購入したことについて、7000万円の差がある…といわれます…

      前回の市当局の説明では、不動産鑑定士の評価額を参考に、基準価格決定会議に諮って取得基準額が決定されている…

      売買金額の多寡については、その当事者の関係その他の理由により差が生じる為…
      
      所有者がいくらでその土地を取得したか否かについては、土地の評価そのものに影響を与える要素でなく、

      調査も把握も必要としていないとのことでした。

      例えば…仮に…事情により贈与された土地を売買していたら…差額は1億円となります。
     
      これも土地価格の適正さや、評価という事と…高い買い物のイメージが混在します。

      いずれにしても…今議会にもこの件についての請願が提出されてもいますが…

      市民に不信や疑念を与えないように…政策判断をした故の…納得できる一体整備の基本構想等を含めて早急に…改めて市民に提示する

      必要もあるのだと思います。