被災地の子どもに“安心”の “心のケア”を・・・

2011年03月20日 | Weblog

       ◎震災孤児等の被災地のこどもの“心のケア”に向けて、保育士の方などが被災地へ派遣されます。
                         

       東日本大震災で両親を失った震災孤児らの心のケアに向けて・・・

       厚生労働省で保育士の方などを募ったところ、200人を超える方が意向を示し

       保育士・児童相談所に勤務する児童心理司の方などが、、子どもらの負った心の傷のケアや生活支援を

       行うというものです。

                         


       被災地では、震災孤児や保護者と離れ離れとなり避難所などで孤独な状態に置かれている子どもの存在が

       指摘されていました。

       全国の臨床心理士の方々でつくる「日本心理臨床学会」では、子どもの心のケアについての知識と方法を

       ホームページでも公開しています。

       (http://heart311.web.fc2.com/index.html)

       災害直後の段階では、生活支援が基本で、生活に必要な物質を提供する事が、心のケアにも繋がり非常に

       重要となります。
 
       また・・・“今ここにいれば安全である”という保証を与えることが基本となり、臨床心理士や精神科医が

       派遣されるまでは、子どもを抱きしめることや、身を寄せることなど、今・・・その場でできる事を行うことが

       大事だということです。

       大人も子どもも一緒になって困難を乗り越えていこうとすることが、子どもの心のケアに繋がるとも言われます。

       子どもたちの未来を育むためにも・・・総力で震災から大きく道を拓いて希望を見出していかねばなりません。