福島原発事故・・・放射線の人体への影響

2011年03月22日 | Weblog

      ◎世界は今、福島第一原子力発電所事故と、その対応について注視しています。
                         

      福島・茨城・栃木・群馬の4県のホウレンソウとカキナの出荷停止の指示もされ・・・

      健康被害への不安も高まっています。

      食品衛生法による暫定規制値を上回り、最も高いものでは27倍の放射線が検出されていますが・・・

      「避けられるのなら避けるべきだが、リスクとしては低い」とされ、仮に摂取したとしても、現在健康に影響を及ぼす数値ではないようです。

      また、福島県で内では水道水で基準を超える値が検出され、基準の3倍を超えるヨウ素が検出された地域もあるようですが・・・

      「基準値を超えたものは当然、注意すべきですが、毎日飲みすぎるなどしなければ大丈夫」ともされます。


                         

      放射線は空気中や食べ物などにも含まれていて・・・人は普通に生活している場合でも、年間約2.4ミリ・シーベルト

      の放射線を受けています。

      人体に影響を及ぼすの目安は100ミリ・シーベルトで、それ以下の被ばくでは健康に被害はないとされ・・・

      妊婦の場合でも、100ミリ・シーベルト以下の数値では胎児に影響はないとのことです。

      人が全身に放射性物質を一度に大量に浴びた場合、500ミリ・シーベルトで血液中のリンパ球が減少、

      7000~1万ミリ・シーベルトで100%死亡するとされます。

      (因みに、胃のエックス線集団検診では1回0.6ミリ・シーベルト)

      現在・・・福島第1原発では、消防と自衛隊の懸命の放水作業等で最悪の事態を防ぐ努力が続けられてもいますが、

      緊急事態への適切な対処を実施すること・・・迅速でわかりやすい情報で不安を除き、

      断じて国民の生命が守られねばなりません!