快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  北海道南部にパターン変化発生  内浦湾地震のその後

2016-06-17 08:50:59 | 地震 津波
 北海道 内浦湾の地震は昨日 20時52分ごろのM2.2 最大震度1 の地震を最後に有感地震は発生していません。
 有珠山、樽前山、北海道駒ケ岳の地震計振幅データですが、最大震度6弱の地震後に殆どが下降、一部はその後もやや上昇もその後に下降へと転じましたが、それでも現時点ではまだ6月11日から前の平均値よりは高い水準です。
 一方、十勝岳は上昇傾向となり、岩手山は殆ど僅かに下降で通常水準、全体としては有珠山、樽前山、北海道駒ケ岳の地震計振幅データは十勝岳、岩手山に対して、乖離が縮小となりました。

引用開始<一部抜粋)
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_taru.html
引用終了(樽前山以外もこのサイトでわかります)

 熊本地震で言えば、有珠山、樽前山、北海道駒ケ岳が雲仙岳に相当、十勝岳、岩手山が霧島山に相当、と言った所でしょうか。
 今後この地震計振幅データがどうなるのか注目しています。
 それと震源ですが、有珠山なども今回のパターン変化の傾向に入っていて、広域での地殻ストレスと言う可能性もゼロではないので、乖離の傾向が残るのであれば内浦湾以外での地震についても或いは想定しておく事は必要なのかどうか、と言うところです。
 ただその地震が中小の地震の多発で終わるのか、大き目の地震となるのかはわかりません。