快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 熊本地震と雲仙岳や霧島山の地震計の振幅計測値 その11

2016-06-22 19:42:06 | 地震 津波
 今日は熊本で震度4の地震がありましたが、今回も雲仙岳と霧島山の地震計の振幅計測値について、乖離した時に発震があったのははっきりわかりました。
 2016年6月22日 18時16分ごろ 熊本県熊本地方 M1.5 最大震度1
 2016年6月22日 14時52分ごろ 熊本県熊本地方 M2.3 最大震度1
 2016年6月22日 11時40分ごろ 熊本県熊本地方 M3.2 最大震度2
 2016年6月22日 5時38分ごろ 熊本県熊本地方 M3.9 最大震度4
 
 今回も以前の記事同様、M2.5より小さいものはこの傾向が出ませんですが。
 今回はややパターンが異なり、5時38分ごろ 熊本県熊本地方 M3.9 の地震ではストレスが解消され切れなかったと見られ、乖離の縮小がすぐに始まらずにその後の地震、11時40分ごろ 熊本県熊本地方 M3.2 の後に下降に転じて乖離が縮小に向かいました。
 熊本地震と雲仙岳や霧島山の地震計の振幅計測値のデータはこれまでの記事同様に、
 
引用開始(一部抜粋)
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_kiri.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_unzn.html
引用終了

 です。
 両観測点共、グラフでジグザグはあるものの水準が上がっているように見えますが、地殻の勢いがやや活発で、これで歪みの貯まるスピードがやや速いのでしょうか。
 下降に転じればもしかしたらやや地震は少なくなるかもしれない、との期待もありますが、実際にどうなるかはわかりません。