快気分析

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仕組みとアプローチ -  移民容認策がアダとなった感が有るバイデン大統領の民主党政権

2024-07-20 18:42:24 | 国防
 移民制限政策のトランプ大統領の共和党政権ではパンデミックにより人が密になるのを回避すべく方向になる一方で、必ずしはそれでは成り立たないような業種、つまりエッセンシャルウォークの分野で人材不足を招きました。
 それで(不法移民のある程度容認も含めて)移民容認推進政策が必要となり、それまでのトランプ大統領の共和党政権が足をすくわれる形で大統領選でトランプ大統領が敗北となり、民主党のバイデン大統領の民主党が大統領選で勝利して移民政策を推進した感じです。
 ですが移民推進て実は「裏の顔」が有って、その1つは「移民、特に不法移民の中にはギャングみたいな犯罪者や犯罪予備軍がある程度は混じっている事」でアメリカ国内での治安悪化が進んだ事が有ります。
 それだけでなく実は移民推進の「裏の顔」ってこれだけではないんですね。
 正式移民、或いは不法移民はどうしてアメリカに移民するのか?と言えば、それは「アメリカで例え低賃金であっても働けば米ドルが高い事も有って稼いだお金の何割かを祖国の家族などに仕送りできるから」なんですね。
 つまりこれは「米国の国富を移民の祖国に垂れ流すための国富流出行為に過ぎない」と言う一面も有るのです。
 「国富の獲得が拡大しながらのインフレ」ならそれは「良きインフレ」になるのですが、今アメリカで発生しているかもしれない   「国富の流出が拡大しながらのインフレ」ならそれは「良きインフレではなく悪しきインフレ、つまりスタグフレーション」になるわけで、アメリカで起きているインフレで多くの国民、特に中間層がダメージを受けていて、それで今回の共和党支持が増えたと言う感じではないでしょうか。
 では「こうした祖国への仕送りをしないで、アメリア国内でお金を貯めて、祖国の家族らをアメリカに呼び寄せるケースなら、それはアメリカの利益になるのか?」と言うと、それもまた問題で、移民がある程度の低賃金で我慢してしまうと、アメリカ国民の中低所得層、特に中間層は仕事を移民に奪われて失職するか低賃金で我慢しなけれないけなくなるケースが多くなるのです。
 トランプ候補が指名したヴァンス副大統領候補はそうした(アッパーミドルではない)中間層の出身ながら、逆境に負けず叩き上げで個人の能力と努力により今の地位を築いた人のようで、これってアメリカの中間層や低所得層の希望の星なのかも知れません。
 昨今の日本では安易に「少子高齢化の日本だから移民に頼れば良い」とか言う意見が多くなってますが、移民推進の危険性が今回のアメリカ大統領選でまず前例として表面化した感も有ります。


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