仕組みとアプローチ － 本能寺の変 今日６月２３日は信長の誕生日

　今日６月２３日は信長の誕生日だそうで、各メディアでもこれを話題にしているようです。
　信長が本能寺の変の直前に於いて、上杉討伐、長宗我部討伐、毛利討伐と言う強い３者を同時に並行討伐するのを強行していた事実についてやはり無理が有ったのではないかと思えます。
　何故こんな無茶をしようとしたのかですが、信長は人生五十年と言うのを意識し自分が生きている最中に国内統一、天下布武をこの眼で見たかったのでしょうか。
　当時は抗生物質他有効な薬や医療技術が有りませんでしたから、50歳を過ぎればいつ寿命となっても普通だったようです。
　そして長宗我部討伐では堺商人らの反感で当初の計画を変更し、長宗我部討伐だけは中止しようかと或いは考えていたのかも知れないと個人的には思っているのですが、戦術の変更がうまく噛み合わずに自分が襲撃されてしまったのかも知れません。
　桶狭間の戦いの直前、信長は一節謡ながら舞い、猛然と出陣したようです。

　「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。
　　　　　　　　　　　　　ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」

　１５８２年６月２日、信長の５０歳誕生日まであと僅かと言う日に本能寺の変で信長は命を落とします。