旧作のアクリル画。
こういう作品は、まったく下書きやエスキースというものはなく、
いきなりアクリル絵具で直接描いていきます。
よく見ると人がいます。
顔を見つけることができますね。
8人の顔を見つけました。
やはり町並みでしょうか?武内流風景画か?
全体的に見るとくぐもったブルー色がきれいだなぁなどと鑑賞しています。
いろんなスタイルの絵があるのもヒロクニさんの特徴でもあります。
頭の中は、どんな風になっているのだろうと横にいて思っている。
あと可愛らしい逸話も1つ。
昨日、たまたまTVを見ていたら、広島の土砂災害でのことを放映していた。
そして、妻に先立たれた男性が、「生きている時は気がつかなかったが、妻は太陽だった」と述べていた。
急にヒロクニさんが野次をいれるのである。横で。
なんかニヤニヤして、「今頃気がつくなんて遅いんじゃない。僕は、生きているうちに気がついてるよ」。とのたまい、
「もっと早く気づけよ」「君は、気づくのがおそ~い」とちゃちを入れる。
俺って賢いという感じを漂わせ、優越感にひたっている。無邪気に・・・・。
聞いている私は、「そういう風に思ってくれているのか・・・」と嬉しいが、
「かーちゃんが、具合わるくなるのが一番困る」ともいう良人でもあるので、
ちょっと頼りにされすぎて、ちょと思い気分にもなるのであった。
8月26日から一泊2日、亡くなった祖母の代わりに母と私が、靖国神社に眠る祖父の墓参りに行きます。
遺族会からのはからいで「靖国神社」の参詣をします。
ヒロクニさんは、行く前から「豚の角煮をたくさん作っておいて」とか
「主婦が家を空けるなんて普通はだめなんだけど・・・」とか、
「寂しいなぁ」とか、身の不幸を嘆くのです。(どこが、不幸やねんと思うが)
行く前から注文がいろいろあって、頭が混乱する。
祖父は、沖縄の激戦地で亡くなったので、遺骨はないらしいが、20歳で夫を亡くした祖母は、
再婚もせず子供を育て、20歳で生き別れた祖父の思い出ばなしをよくしてくれた。
そんな話を思いだしながら、参詣します。
遺族だけが入れてもらえる場所にも入れてもらえるようで、楽しみ。
祖母は毎年行っていたので、その思いを届けようと思います。
ヒロクニさんは、ごちゃごちゃ言うが「愛されているのね」と思う今日この頃です。
(ちょっと疲れるが・・・。)
急に涼しくなりました。
夏があまりにも早く終わった感じで、ちょっと寂しい。
しかし、涼しくなったら過ごしやすく張り切れると思っていたら、
気持ちよくなったのはいいが、寝てしまったり、疲れがでたりとでものぐさに・・・・。
真夏には身体を張って気力を充実させていた食事が、緩慢に。
刺身も焼き鳥も出来合いのもので、作ったものは「なすの煮込み」と「きゅうりの酢の物」。
きゅうりの酢の物は、三つ葉を風味として入れてあります。
ヒロクニさんはきゅうりと三つ葉を気に入ってくれたらしく、美味しいと一言。
なんか救われた一言でした。
お庭の方は、トマトの葉だけが生い茂り、トマトもすずなりに実をつけません。
土は一応再生させているが、連作障害が出ているようで、収穫が少ないのです。
同じところにトマトやなすは植え続けたら、いけないそうです。
三年、同じ土をまわして使っているせいかもしれないと思い、
花屋さんにそのことを言うと、畑でもトマトを植えたところは次は違う作物を植えるとかして、
土をニュートラルな状態にする工夫をしているそうです。
花と違って食べるものはけっこう難しいなぁ~と痛感。
来年は、ピーマンやししとう、きゅうりを植えないといけないのかな~と漠然と考えています。
何事もやってみないと分からないことばかりだなぁ~と痛感。
お百姓さんって、凄いのですね!