![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/06/bcad5f12ff889ee6d0894620b6d4f3dd.jpg)
今はない、三宮に在ったジャズ喫茶バンビ(バンビー)。
60年~70年代、ジャズが世界中でもっとも輝いていた時代が喫茶バンビの全盛だったという。そこには、たくさんのユニークな人達の出会いやすれ違いがあったらしい。中島らも氏がもっとも有名で、小説の中によく「バンビ」が出てくる。ヒロク二さんにその頃の話を伺うと、2階はドラック中毒のたまり場だったのは本当らしい。ヒロク二さんがいうには、「睡眠薬をやっている奴は、身体が弛緩してだらっとしてるんだよ。目も虚ろでね。傍目でみてると単にだらだらしてるみたいに見える。薬剤というのは嫌だね」という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/68/d75f4626a70c421231bceed3043a5a5e.jpg)
ヒロク二さんはジム・ホールの「スウェーデンから愛をこめて」をよくリクエストしていたという。リクエストはいつも決まっていたそうです。他には、ホレス・シルヴァー、ウェイン・ショーター、マイルス・ディヴィス、ビル・エヴァンス、ウェス・モンゴメリー、チャーリ・ミンガス、ケニー・ドーハムをよく聴いたと話してくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/51/8dcf5a89353e0ecfdd2b94917c33ace8.jpg)
バンビのマダムと。
ヒロク二さんは、このジャズ喫茶を人との連絡を取る‘事務所’にしていたらしい。ここで電話をよく取り次いでもらっていたとも。わたしはよく知らないが、ヒロク二さんはとてもモテタらしい。信じられないという顔をするわたしに、ヒロク二さんの悪友達が「本当やねん」と力説してくれた。このジャズ喫茶に入り浸っていた現在60歳前後の方、この顔に見覚えはありませんか?
初めてこの店に行ったのは、そんな時代がすっかり終わって静かな喫茶店だった。内装の雰囲気が古臭く、静かにかかっている音楽の中、歩くと木の床はコツコツと音がした。2階にいく階段を見上げると壁のデザインというか、在り様を見て、江戸川乱歩の世界みたいと思ったのでした。珈琲は濃くて美味しいとは思えず、わりと大きな角砂糖が2つ添えられていた。怪しい感じもあるがひっそりとしていて静かな時間を過ごすのに最適な喫茶店と思っていた。それも23年前のこと。
次に、このバンビに行くのは、ヒロク二さんに貸した画集を返してもらうため必死になってダッシュで行った。バンビはヒロク二さんが指名した喫茶店だ。ここで画集を返してもらって縁を切るつもりだったが、心外な結末になるわけです。
いつも1階少し2段位下ったスピーカーの前を陣取ってっていました。よく写真を残して頂きありがとうございます。
当方は北海道旭川市在住ほぼ毎月、神戸に遊びに行っております。2013年4月6日オークラ泊7日の2日間滞在予定です。
小生のPCはe-souken@cpost.plala.or.jp
masatoofujiokaaa@googlemail.com
よろしく
masatoofujiokaaa@googlemail.com
よろしく
「マサグは、清水君っていってね」と、言っていました。
「みんな生きてるのかな?」「いい歳になってるだろうね」と
言っています。
藤原画伯て聞いた事あるけど記憶にないなぁ
何よりタケウチさんが元気なのにビックリ。
事の発端は久しぶりにワンタンに電話したんですよ。思っていたより元気で安心しました。
今度、明石へ遊びに行きます。
マサグさんが、そうなのですね。
ヒロクニさんにコメントのことを伝えたら、自分で返信すると言っていたのですが、つい絵を描いてしまっているのでそのままです。私に話してくれたことは、「若い頃、アミシャイに少しいじわるな態度をした」と言って、アミシャイさまの風貌を説明してくれましたよ。
ワンタンとあるから、渡辺氏のことだと思っていますが、渡辺さんは、お元気ですか?
ヒロクニさんは、「みんな年とっているんだろうな。俺もこんな年齢になったし・・・」と言っています。
ヒロクニさんがアミシャイさまによろしくと言っておりました。
それと、現在は明石に住んでいません。
宝塚市に住んでいます。
私は1947年生まれで、さほどジャズに詳しいわけでもなくバンビには60年代後半から、小さくなって片隅に座っておとなしくしておりましたw
さて、実は現在、神戸の70~80年代の生活文化を掘り起こす本の出版企画を進行させております。主に50歳代の人たちが中心なので、バンビを知っている人たちは少ないのですが、神戸にとっては欠かすことのできないジャズ喫茶の草分けの貴重な写真を見せていただいたので、できればなんらかの形で掲載できないかと思いました。もし可能であればご連絡賜れば幸いに存じます。
narasky@hotmail.com
楢崎寛