寒くなってきたので、「牡蠣の味噌鍋」で暖まりました。香りに三つ葉を最後に入れました。
今日は寒くなった。手袋こそしないけれど、冬の入り口を感じる寒さだ。
我が家も冬支度の初めとして、「石油ストーブ」がアトリエに導入されました。ストーブの為なら骨身を惜しまないのか、わたしの知らぬ間にストーブは配置されていました。
ヒロクニさんは、寒いと人格が変わるというのは本当で、話しかけても返事をしない。「聞こえていないのかなぁ?」と思って、真後ろで大きな声で話しかけても返事をしない。「ふうむ?」と思って、あきらめる。それよりも、嫌なのは「不機嫌な顔」である。ニコニコしろとは言わないが、「怒っているのかしら?」と思ってしまう時があって、それが嫌なのです。
冬になると、お金のことを考えるらしく、絵が売れないのを気にするのだ。(夏は、全然考えない)
わたしは、「今は不景気なんです」「そんな事を考えるより、一日一日大切に過したらどうですか?」等と言って、考えるのは無駄だと諭す。わたしは、「お金を生み出すには、行動しかない」と思っている。口で金のことを言ってもどうにもならない。ヒロクニさんは、口が忙しい人なので、無駄な行動の1つとして、認識している。
「ヒロクニ先生は、いい絵を描くしかないでしょ!!」「今は、ゆっくり絵を描いていてもいい時期と思えば幸せじゃない」。等と又諭す。
いい奥様ゴッコのように、「今にきっとそういう時もきますよ」と言って、まじめに演じていると、だんだんさまになってきて、今、編んでいる「あみぐるみ」を取り出し、内職に励む妻のように、ぐるぐる細編みをあみあみして、「クリスマスのプレゼントにいいと思わない?」とバラバラになっている「クマ」を見せる。
そしたら「さほりは、素晴らしいよ!」とか言うのです。
「布団はベッド」と言って、めったに布団を上げない妻のことを、「素晴らしい」と言ってくれるのです。
なんか、トンチンカンな気分になって、ふふふと笑います。
節約タイプの、「牡蠣の味噌鍋」です。
レシピ
①土鍋に水を入れます。昆布を適量いれます。
②沸騰してきたら、昆布を取り出し、白菜を入れます。
③白菜がしんなりしてきたら、八兆味噌の溶かしたものを入れ、次にとうふを入れます。
④豆腐が煮えてきたら、牡蠣と豚バラを入れ、次にえのきを入れる。牡蠣と豚肉が煮えたようなら、三つ葉をざく切りにしたものを入れて、火を止めます。
出来上がりです。
◆牡蠣を一パックしか買わなかったので、豚バラを足しました。
牡蠣と豚バラはよく合うのですよ!!
あまり具沢山ではありませんが、あっさりして美味しいです。
わたしは、食べる時に「七味」をかけて食べます。(お勧め)山椒も合います。
夕食の片付けが終わった、お膳には「パンジー」を飾っている。
ヒロクニさんは、パンジーを見るたびに「岡鹿之助」「岡鹿之助」と言うのだ。
あんまり言うから、「岡鹿之助の画集」を眺めて過しています。(家に画集がよくあったもんだと感心する)
岡鹿之助氏の絵を久しぶりに開けました。静かにパンジーの花は咲いている絵が沢山ありました。
こうやって、いろいろな絵を見て、絵画オタクになっていくのです。
岡鹿之助氏の絵は、上品な絵です。
こういう上品な絵は、あまり見られなくなった。
点描のような不思議なマチエールが魅力的です。
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