![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/93/61ebdaf6c59d93788bb71ffed38929ab.jpg)
破れた薄紙に色鉛筆で描かれたメモ
ヒロクニさんの絵には、いつも不思議なものが登場する。
上の絵のようなメモをいつも真剣に描いている。
この絵を見て、もしかしたら、この絵は骸骨の概念から発展したものではないか?と思い、質問してみた。「骸骨のモチーフが原型で、変化していって、こうなるのですか?」と。なかなかいい質問だと思ったのだが・・・・。いちいち分析するなという表情で「これは、ガジェットなの!」とめんどくさそうな返事が返ってきた。「一々言うのはめんどくさいから言うけど、これはガジェットと言っておもちゃのパーツみたいなものなんだ。魅力的なガジェットを持っておくのは、画面のチャアームさを引き立てることになるんだ。だから、一々意味はないが、わたしにとっては、大切なものなんだ」と語ってくれました。(まとめると簡単だが、実際は話しはもっと長く、ややこしい)
特に色鉛筆の作品は、ガジェットの集合体のような作品が多く、確かにじっーと見てしまう変な魅力を持っている。顔のようなものの上に描かれた建物が城のように見えるのも気になります。ヒロクニさん、精神病院に入院したことありません。
ガジェットとは?
文学、演劇、映画等のストーリーの小道具、仕掛け
物語の中で意味を持った小道具の事だそうです。
ヒロクニさんは、自分の絵画をポンチ絵という時があり、
なにか、落胆した時に「こんなポンチ絵に命をかけてしまって・・・・」生涯をふいにしたと涙を流して泣くときもあれば、俺は誰とも違うと偉いときもある。いつも中間がなくて両極に揺れるので、わたしは可笑しくてしかたない。わたしは、そんな姿を横目で見ながら、時折、言葉のツボを押す。大きな声で「才能ある人は、がんばらなくっちゃ」と。そして続けて言う。「徳山巍先生(ヒロクニさんが心の師匠と呼ぶ方)も、ハガキで“才能あるやつは努力しろ”って書いていてあったよね」と。そう言うと、弱気になっている場合ではない!!と直ぐ立ち直る。わたしもヒロクニさんのポンチ絵の進めの共犯者です。ヒロクニさんが「俺も花の絵を描く」と言うと、なんかぞっとして反対します。
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