武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

家庭内革命!!

2011-08-03 15:50:15 | Weblog

カット 武内ヒロクニ
(サンデー毎日、関西粋人インターネットのカット絵より抜粋)

「もう、お前は嫌いだ」。と言い渡してから、何故嫌なのかと懇々と説明する毎日。何回言っても3時間ぐらいしたら話しの意味が解っていないのか、同じ過ちを犯す。嫌なことを言い出す。

家の猫のキタハマは、1度ヒロクニさんから不当な体罰を受けた時、逆上してヒロクニさんに唸り声を上げ攻撃態勢に入ったことがある。その鳴き声は、「何故、怒られるのか解らないニャ~。不当じゃニャ~。ワオワオ」と聞こえ、反撃の様子。何が起こっているのか?と思い行ってみると壁にキタハマをぶつけていた。「キタハマに何するのぉ」。と割って入った。やはり、猫でも何が不当で、不当でないかをきっちり判断するのだ。この度の離婚請求は、この時のキタハマと同じ心境ではと思っている。

不愉快をとおりこして、辛い気持ちからいっきに怒りに心頭した。
色々することの予定を立てていたことは、総崩れになり、すっかり気持ちが腐ってしまった。寝込んでいる間、偉い人の本でも読んでみようと思い、陳舜臣著「諸葛孔明」を読んでいた。諸葛孔明が仕えた劉備玄徳は、優しさゆえに天下の覇者の夢を実現するチャンスを逃すのだ。1回や2回ではなく4回ぐらいチャンスを逃すので、途中で・・「あの時、孔明の策を何故実行しなかったのか・・・、後々までそれが尾を引きずって諸葛孔明の苦労の連続になっていくので歯がゆい」。のである。

三国志のような迫力はないが、ヒロクニさんにも歯がゆい時があり、今回の入院では手術こそ大変だったがあまり心配もしなかったわたしは、ヒロクニさんが病院で暴れたり、暴言ですっかり疲れるとは思っていなかったがゆえに、疲れて寝込んだ時間は、「無駄な時間」としか思えないのだ。
そして、すべての努力が水の泡になった感じがして、一生懸命するのもあほらしくなり、お酒飲んで朝帰りなどもした。起きて待っているヒロクニさんには嫌悪感しかなく、「主婦が朝帰りとは、どういうことだ」。ともっともなことを言う。「あ~、鬱陶しい」、「私の事は構わないで」。と取り合わなかった。取り合わないというのもなかなか愉快な気分だなぁと思いながらすぐ寝た。

この気持ちの流れから、ヒロクニさんの激しい八つ当たりと不安は、精神科の先生とお薬にまかす事にして、ヒロクニさんの手足となっていたこともどーでも良くなって気分次第に動くようにしている。

21年目にして不安や記憶がなくなるぐらい怒るヒロクニさんをなんとかしないといけないから、わたしは専門化じゃないから良く解らないとヒロクニさん自身の問題を返上し、わたしはその話しは、嫌だと言い切った。

小さな革命だが、わたしにとっては大きな革命だ。
縛られていた生活からちょっと自由になった感じ。



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