武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

晴れた日の街(色鉛筆作品紹介581)と クッキー、ギャレット・ブルトンヌを作る

2020-12-28 09:06:48 | Weblog

こういう作品は、厚紙、板に貼って、個展では発表します。

貼る前の状態なので、紙が波打っていて、鉛筆の部分が特に光ってしまって写りが悪い。

ヒロクニさんらしい、おもちゃ箱のような作品なので取り上げました。

この絵は、やはり街。

左の人物は、自画像か?

花のような太陽らしきものもどこか有機的な印象を受けます。

陽だまりを感じるかな?

あの道、この道を散歩するヒロクニさんの姿を思い浮かべます。

 

このところ、ヒロクニさんが愛する神戸の街へもあまり行っていない。

コロナのおかげで、本当に散歩も気軽にいけない雰囲気は困ったものです。

毎日、仕事台とにらめっこの日々を過ごしているヒロクニさんなのです。

整頓された仕事台に朝日が差している。

↑その様子を写真を撮っておいてと言われ、撮ったものがこちら。

いつも机に向かって、絵を描いています。

鉛筆は、手で削っていて、独自のいい感じの削り方があるようで、

「削るのを手伝うよ。」と言って、やってみたが、削り方がどうも具合が悪いようで、

「やらなくていい。」と言われてしまいました。

鉛筆の芯が、折れにくいように、かつ鋭角やらが出来、塗りこめやすい削り方があるようで、

同じようにやってみるのだが、微妙に違うらしく、私がすると使いにくいらしい。

職人気質のないヒロクニさんなのですが、鉛筆の削り方だけは職人になっています。

 

もう少しで新年を迎えます。

私は、気持ちはもう師走。

もうすでに食材を冷蔵庫に買いおきして、冷蔵庫の中が一杯になりつつある。

まだ、お正月に向けての料理も決めていないにもかかわらず・・・、ため込んでいます。

特別なおせち料理は作らず、アラカルト的に行こうかな?と思ってきている。

黒豆は買ってしまったので、多量に出来そう。

煮物は作っておくと、日持ちもするし、お正月らしくなる。

ヒロクニさんが好きな数の子は、高いので切り捨て。(ひどいでしょうか?)

もし、国産のもも肉が、半額のものを見つけたら、買ってローストビーフにしてもいい。

海老は、串にさして塩焼きがいい。

ぶりのしょうゆ漬けは、昨年作って焼いて食べたなぁ~と思い出したり、

煮豚も作っておくと便利かも?と、この煮豚はアレンジがきくので重宝します。

食べ物のことばかり考えるのが、私の師走なのです。

しかし、お正月前は、お値段がなんでも高くなるので、気持ちが萎えたりして、

止めたり、違うものを作ることにしたりと工夫する流れになることが多い。

「食べ物」に対する執着にまみれています。

しかし、料理をする意欲の根源になっていて、“意欲”はいい方の欲と捉えたい。

 

そんな意欲で、作ったフランスの厚焼きクッキー、ギャレット・ブルトンヌ。

はじめて焼いてみました。

↑ギャレット・ブルトンヌ、とてつもなく大雑把に作りました。

パイ型に生地をつめたのでクッキーじゃなくてケーキみたいな仕上がり。

↑本来はこういう感じに仕上がるもの。

型抜きしてから、その型を生地にかぶせて焼かないといけないらしく、

このクッキーは、専用の型がいるのです。

持っていないので、大判にしてしまえば、簡単でいいのでは?と思いやってみました。

焼きあがったら、包丁で三角ぽっく、パイ型にいれたまま切っておきました。

思ったより厚く仕上がって、厚さが2.5センチもありました。

味は、バターがたっぷり入れてあるので、風味が良くて、いい感じで気に入りました。

ヒロクニさんがクッキーを焼いて欲しいというので、クッキーを焼いたのですが、

「もうサブレは嫌だ。違うのがいい。」と、言うので、挑戦してみたのがこのクッキーになります。

では、レシピも紹介しておきます。

■材料(クッキー型で10個分)

薄力粉220グラム

アーモンドプードル30グラム

無塩バター250グラム

卵黄3個

粉砂糖150グラム(私は、三温糖を使用)

塩2.5グラム

バニラエッセンス少量 ラム酒35グラム ベーキングパウダー1.5グラム

卵黄(塗り用)1個ぼうる

1、ボウルに砂糖、塩、卵黄、ラム酒、バニラエッセンスを入れて混ぜ合わせます。

2、混ぜ合わせて、バターの粒が少し残っている状態のところに、小麦粉を少量づつ入れる。

 (私は、一気に入れてしまったようです。写真を見て思いました)

 これが、粒がなくなるほど混ぜる。

3、混ざったらこんな風になります。

  これを一まとめにして、冷蔵庫で固く、締まるまでねかせます。

 (生地は、けっこうゆるいので、ふにゃーとしないようにしなくてはいけません。)

4.パイ皿とプリンカップにバターを塗り、茶漉しで小麦粉をふるい、余分な粉を落としておきます。

 冷蔵庫から出した生地を麺棒で平にしてから、パイ皿にのせ、余分を切り落としました。

 切り落として、残った生地はプリンカップに詰めました。

 ナイフで表面に模様を入れ、最後に卵黄をハケで塗ります。

 余熱をした180℃のオーブンで30分焼きます。

 このギャレット・ブルトンヌは、ケーキ屋さんで買うとけっこうお高い。

 値段はいろいろなのですが、1個200~400円くらいする。

 それが、たくさん出来るのが嬉しい。

 我家のギャレット・ブルトンヌは、2.5センチ強ある厚焼きタイプのものが出来上がったのです。

 バターもいいものを使った。

 文句なしなのである。

 

そんな2人の間を行ったり来たりする我家のピピちゃんに、

羽の首輪をつけました。

↑窓際で日にあたりながら寝ています。

↑角度を変えるとこんな感じ。

首を掻くので、この羽があらぬ方向へ向いていることが多く、

「変だ。」と思うことの多い首輪。

違うのにしておけば良かったかも?と思う時があります。

ピピの首輪が変わったことで、あれほどはまっていた着物を着ていないことに気がついた。

おばさんが手軽に出来るコスプレ。

いや、年相応の女性のたしなみとしていいと思って着てみた着物。

今年のお正月は、近所のバザーで手に入れた200円の着物を虫干しもかねて、

着てみようと思っています。まだ、袖を通してないものがありすぎ。

気楽に着たい私には、これでちょうどいいのね。

また、家事をしていても気にならないのがいい。

ヒロクニさんからは、「荷物になるからいいかげんにしろ。」とか言われてます。

数は、増やしたからねー。

言い訳として、「200円の物も買ったらいけないの?」と嫌味を混ぜていう私。

(こんなことを書くと、私って嫌な性格なのかも?と思えてくる。

 こういうものの言い方を思いつく私はとても嫌な存在でしょうね。)

まあ、ヒロクニさんにとっては、無駄に思えることなんでしょう。

おっくうになる原因としては、自転車に乗る時や、家でゴロゴロできないのが難点。

この2点になります。

帯のせいで、だらっと出来ない。しゃんとしていないといけない感じになる。

冬着ると暖かくてとてもいいのですが・・・・。

しかし、外に着ていくと「どうしたのですか!何かあったのですか!」と言われるのも面白い。

必ず言われます。

お正月は、頑張ってハレの日にするつもり。

 

食欲やら物欲やらが混ぜ混ぜになってしまって、

もっと清らかな心な状態を持たないとけないとも思えてきます。

欲が渦巻くお正月では、これまたいけない。

新年は、清らかな日々でありますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ともりん)
2020-12-30 21:45:27
いろいろなものが描かれている作品だな、と思いましたが「おもちゃ箱」=「街」を読んで、なるほど、と思いました
この街には、いろいろなものがあふれていて、エネルギッシュで新しい発見がたくさんある感じがします。
真っ赤な色と濃い青と、太陽らしきものの中にある緑色。これらの色が浮かび上がって見えます。
街への愛を感じます

朝日が差し込む机、ここでたくさんの作品が描かれたのだなと思うと、感慨深いです。
鉛筆の削り方、なるほど、その通りだなと思いました。
最近使う筆記用具は、ボールペンやマーカーなので、鉛筆は削り方で書き心地が違うことをすっかり忘れていました

数の子、高いですよね。お正月を過ぎるとぐんと価格が下がるのがくやしいです。
確かに、お金を出せばお正月の用意は楽かもしれませんが、工夫して安い食材で美味しいものを作るのが重要ですね。
お正月価格でいつもより高値になっている食材を買うことが、私にはどうしてもできません。
いつも、値引きになっているものや底値になっているお店で頑張って買っているので、高いものが買えない体になっているのかも(笑)
節約の話は、ついつい熱くなってしまいます。

ギャレット・ブルトンヌ、なんてフランスっぽいお菓子なのでしょう!
バターたっぷりで、焼き上がりの香りがすばらしく香ばしそうです。
このお菓子の名前を初めて知りました
作る過程を見ていると、扱いが難しそうな感じです。
こういうお菓子にチャレンジして、いつも工夫して家にある道具で作ってるさほりん、すごいなと思います。

ピピちゃんに羽が生えている!たまらないかわいさです。
おっしゃるとおり、羽がこの位置におさまっているのは難しそうです。

着物は以前、少し凝って着ていた時期がありました。
もちろん私も、古着屋やフリーマーケットでお安く買っていました。
でも、汗っかきなので、春から夏に着るとびしょびしょになってしまい着物のお手入れが大変なのと、
自転車に乗れないので、すっかり着なくなってしまいました。
着ているときの気分はとっても良いのですよね。
帯や小物の色柄合わせも楽しくて好きだったのですが、やっぱり洋服の便利さに負けてしまいました。

来年は、気軽に散歩に行けて、のびのびと外出できる年になりますように。
返信する
共通するところを発見すると、嬉しくなります。 (さほりん)
2020-12-31 18:41:35
今回の絵は、ヒロクニさんらしい絵だと思うのです。画像が光って写っているのが本当に残念。街に出ると生き生きするヒロクニさんの息吹を絵から感じてもらえて嬉しいです。色鉛筆はもう握って何年経つのでしょう?40年以上、もっとでしょうか?そう考えると削り方も、行き着くところへ行き着いているような気がします。

お正月前になると値段が何でも高くなりますよね。やはり、主婦の血(笑)が燃えるというか、安くて美味しく、楽しい食事はやりがいがあります。ともりんもさおのようで、嬉しいわ。共に頑張りましょうね。

クッキーは、あまりにも同じもの(サブレ)を焼いていたので、レシピをみながら、このギャレット・ブルトンヌというフランスのお菓子だったら作れるかも?と思い、なんとか焼き型を購入しないでつくれないか?と、頭で色々シュミレーションしていました。失敗しなさそうスタイルはこれかと!(笑)
ちょっと切り口がボロボロしますが、なんとかいけます(汗)
もう、首輪を見たら、ついつい買いたくなります。初めてみるスタイルの首輪なので、買ってしまいました!ピピに「ハネ、ハネ、ピピ」と声かけています。お恥ずかしい・・・・。

着物は、夏はむずかしいですよね。見た目は涼しいかもしれませんが、着ると凄く暑いですよね。クーラーが道まで効いていたらいいのですが・・・。
秋から冬のみの限定と、私はなりそうです。
帯や小物の色あわせは、洋服と違う楽しみがあって、これもたまらないものの1つですよね。
この欲望の為に、いろいろなお店をつい覗いてしまいます。見るだけ専門に終わることが多いですが・・。

来年も、ヒロクニさん共々よろしくお願いします。
よい、お年を!
返信する

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