武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

ジンギスカンの巻

2009-07-08 21:31:29 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2008年6月17日(火)掲載のえ

一度、北海道で食べてみたいジンギスカン。

88年のソウル五輪百㍍背泳ぎで、金メダル獲得の鈴木大地さんは、五輪直前の前の合宿は生半可なプレシャーじゃなく、体力的にも精神的にもとてもきつい。そんな中、たまにコーチや仲間と一緒に宿舎近くのビール園に行って、ビールを飲みながら、水泳とは関係ないたわいない話をするのがいい息抜きになったと。今では、つらかった合宿を懐かしく思い出すと語ります。

作ってみましたジンギスカン。

ジンギスカンというマトン肉をタレに浸けたものを食べた事はある。確か25年前くらいは、臭みがあるということで、安くて売っていたのだと思う。今回のジンギスカンというのは、鍋(鉄板)が丸く膨らんでいるところに、肉をのせ、野菜を回りに並べるものということで、バーベキューに近しいものという感覚ですることにした。ジンギスカン用の鍋(鉄板)というのもあり、結構なお値段で売っている。肉よりはるかに高い鍋を買うのはどうかと思い物色していると、焼き肉用の似たものを発見した。次は、マトン肉を捜したが売っていない。しかたないから豚肉に。上記の写真を見て、何となく変な感じがしません?しいたけは飾りをいれてないし、ピーマンは2つに切ってるだけ。キャベツも手で千切ってあるだけ。華やかさがない。この、もやしの置き方。自分でこのヒドイモデル作りに、改めて見て驚いている。だけど、ヒロク二さんも、ジンギスカンを食べたことがないし、わたしも想像だけで作っているので、2人の世界のジンギスカンになってしまった。北海道で、一度食べてみなくっちゃというものの、まず、それはないだろうと思う。ヒロク二さんもわたしも今のところ、北海道に全く興味がないから。夫婦って何となく考えが一致していて、似たもの同士なのかもしれない。「♪ふ~たりのせ~かい~♪」なのである。




この写真を載せてくれ!

2009-07-05 22:33:51 | Weblog

怪しい写真。今日の朝、ヒロク二さんから「この写真を載せてくれ!!」と言われて、言われるがままに・・・。写真のモデルをしているヒロク二さんだ。素朴な疑問、「このふんどしは、どこで買ったの?」と聞いてみた。「山口君が持ってきたのを、はいたの」と。「恥ずかしくなかったの?」と聞くと、「忙しいから、何事もやってしまえばいいと思ってね」と。ヒロク二さんと出会った直後に手紙(かなり大きい)が着いて、今思えばラブレターなんだけど、そこにも大きなヒロク二さんのヌード写真が貼っていて、びっくりしたことがある。それと、男が自分で自分のヌード写真を女性に送るということにも驚いた。変態に近しいけれど、ほんわり愉快な人と思ってしまった。それも山口さんの撮った写真で、体が光沢を放ち、野生的でワイルドと少し不潔な感じが混ざっている34歳のヒロク二さんでした。この写真でも、そんな感じがすると思うのですが・・。廃車と草と空と肉体という組み合わせが実験的です。最近の写真には肉体の意識というのがなく、見ていて軽い写真が多くなった。
ちなみに、この写真の季節は、冬です。


この絵は、「ダホメイ」という題の絵。むさくるしいヒロク二さんが歳をとってからこんな絵を描くように。
有名なジャズメンに、ジョン・コルトレーンという人がいる。この人のアルバム「ジョンコルトレーン・クインテット」と「オレ!」に「ダホメイ・ダンス」という曲が入っているのです。ヒロク二さんは、実は歌は音痴だけど、聞く耳というのは素晴らしく、その上うんちくもたれないし、その能力はいったいどこからくるのかと感心しています。ただ、わたしがあまり音楽性の高くないCDを家でかけるを家でかけると、2人の間に緊張感が漂うのです。スクリーンミン・ジェイホーキンスの「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」なんかをかけるとね。これを聴きながら、掃除機をいれるとオシャレな感じなんですが。こっそり、パソコンを打つふりをして聴いています。




タラコおにぎりの巻

2009-07-03 21:25:15 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2008年8月19日(火)掲載のえ

磯の香りのするタラコおにぎりは涼しげ

女優の涼風真世さんは、生まれ育った宮城県の特産品にタラコがあり、子供の頃からずっと食べていた。祖母が作ってくれるおにぎりは、三角ではなくて丸く、黒いのりが一面にぎっしり。宮城県産のササニシキと海苔の磯の香りがぷ~んとする祖母のおにぎりは故郷の味と語ります。タラコの焼き具合は、中は生で、外はちょっと焼けてるというのがいいそうです。


中は生で、外はちょっと焼けてるという具合に網にのせて焼いてみた。けっこう中まで火が通ってしまった。おにぎりは、タラコを入れたものと、ほんのりピンクのご飯にタラコを混ぜたおにぎりと、海苔を巻いたおにぎりを作ってみた。絵を描くのに、半分にしたがうまく割れず、タラコが一方にいってしまうので手でわってタラコを詰め直した。

こういうシンプルなものを絵にするのは、けっこう難しい。それと一緒にヒロク二さんは気難しくなり、わたしはヒロク二さんにどう打ってでるかで、気持ちが忙しい。「まあ、かわいい感じでいけるかなあ!」と明るく笑顔で言ってみる。それでも、テンションが上がらないようであれば、つべこべいう。「あなたは才能がある」とか「ヒロク二さんあってのしあわせ食堂」とかいろいろ。押してもだめなら引いてみなと、最後の手段は、ヒロク二のよく思っていない同業者を聞こえるようにけなすのである。これでもだめなら、わたしは消えるコトにしている。自転車に乗ってどこかへ行ってしまうのである。そして、どこぞで油を売って帰るのです。太鼓持ちも大変だなぁと思いました。かといってイエスマンでもいけないのですよ。難しいね。

我が家の食卓(ザーサイと豚肉の炒め物)

2009-07-02 23:55:07 | Weblog

ザーサイの塩気で豚肉と野菜を炒めた簡単中華。レタス巻きに似ているお味。
作り方
1、ザーサイは、少し塩気を抜く(スライスしてから水につける)。豚肉は巾5ミリぐらいに切っておく。ピーマンは千切り。たけのこも千切り。とにかく細切りにする。
2、フライパンに油を入れ、フライパンが熱くなったら、豚肉を炒める。豚肉に火が通ったら、たけのことピーマンを入れ、野菜がしんなりしたらザーサイを入れる。ザーサイの塩気の加減を見るのに味見。味が薄ければ、塩を足し、胡椒して、最後の仕上げに醤油をたらす。レタスに巻いて食べると美味しい。春雨を油で揚げたものを添えると、正しくレタス巻き。ザーサイの風味で中華味です。

ザーサイが冷蔵庫の中に多量に残っていたのを気にしていました。気にしなければ1年経って冷蔵庫の中から見つけるという事になりかねない。忘れている間に、急に食べたくなって、桃屋のザーサイなんか買ってたりする。こういう無駄をしないように気をつけています。
ヒロク二さんは、この料理好きではありません。作ったわたしは結構好きです。イメージしていたとうりの味になったので、このアイデアに1人で悦に浸っていたのですから。