ケンのブログ

日々の雑感や日記

京都市交響楽団ニューイヤーコンサート

2018年01月08日 | 音楽
昨日は京都市交響楽団ニューイヤーコンサートを聴きにいった。
ニューイヤーコンサートらしく女性奏者は赤、青、緑、白などの
お衣装を着ておられるかたもいらして華やいだ雰囲気だった。
コントラバスの女性奏者は羽織袴で演奏されなんか美しいし
気合い入ってるなと思った。
ステージの縁もお花が飾られていてそれもニューイヤーコンサートの
雰囲気だった。
ちょっとだけウィーンに来たような気持ちになった。
プログラムはオールモーツァルト。
指揮はシェレンベルガーさん。
最初に演奏されたのはモーツァルト
バレエ音楽イドメネオk367から第一曲と第2曲。
最初は序曲と思って聞いていたのだけれど
序曲にしては次々いろんな楽想が出てくるので
おや、と思ってプログラムを見たらバレエ音楽だった。
次に演奏されたのはシェレンベルガーさんが指揮と独奏で
モーツァルトのオーボエ協奏曲k314。
よかったけれど、シェレンベルガーさんが独奏だけをやり
指揮者が別に指揮台にたっていれば、、、と思うこともあった。
20分の休憩を挟んで次に演奏されたのは
モーツァルトの交響曲第39番K543
第一楽章冒頭のティンパニの叩きかたがとても印象的だった。
強くリズミカルにとでも言えばいいのかもしれないけれど
ちょっとあの印象は言葉では形容しがたい。
聴いていて気持ちのいいティンパニの響きだった。
全体に引き締まった演奏で美しかった。
ビオラの向かいの三階席で聴いたので
曲のそこかしこでビオラがこんな音を出すのかという
新しい発見があった。
本当にステージサイドで見るのは久しぶりで
オーボエやクラリネットはこんな風にタイミングをとっているのか
ととても勉強になった。
木管は悲しいほどに美しいなと思う場面もあった。
最後はティンパニーの方とシェレンベルガーさんががっちりと握手。
いい感じの握手だなと思った。
アンコールもフィガロの結婚序曲をしてくださったので
今日はモーツァルトを聴いたという印象を
最後までもって家路につけてよかった。