ケンのブログ

日々の雑感や日記

雪模様の一日だった

2018年01月26日 | 日記
今日は雪模様の一日だった。
午前中は雪、粉雪だった。
午後は雨、夕方からまた雪になった。
雨だと傘をささなくてはいけないけれど
雪だと傘をささなくても短い距離なら大丈夫。
それに雪だと傘をさしても斜めに振り込んでくる雪が
体にあたって傘があまり役に立たない。
夕方、自宅最寄り駅を降りたときは雪だった。
電車が駅に到着したとき
「雪が降っておりますので足元すべらないようにご注意ください」と
車内アナウンスがあった。
ホームはそれほど雪はなかったけれど
駅からしばらく歩くとアスファルトの上にうっすら雪がつもり
シャーベット状になって滑りやすくなっていた。
雪でこけたことはないけれど東京にいたころ
何度か雪道で滑ってヒヤッとしてことはある。
すべらないように注意して歩いた。
東京で見る雪はこれが最後ねというなごり雪の歌詞は
東京だから似合うと思う。
大阪はそんなに雪が降らないからこの歌詞は似合わない。
東京の目白の駅で電車を待っていたとき雪が降ってきたことがある。
僕が雪だと思った瞬間に僕の前にたっていた10才くらいの男の子が
お父さんにOh snow.と言った。
人間は言葉でものを考えるんだなと思った。
でも言葉にならない直感というものもある。
そういうものを大切にしていきたいなと思う。
ロンドンの公園の池のほとりにいたとき
僕の前にお母さんと1才くらいの女の子がいた。
女の子が急に池に向かって歩き始めたとき
僕は「危ない」と思った。
その瞬間にお母さんはdont go near it.と言った。
池のそばに行っては行けないと。
危ないというのはその場の状況だけれど、
行ってはいけないというのは具体的な指示だ。
そうか、イギリスの人はこのようにとっさにものを考え
言葉にするのかと思った。
僕にとってはちょっとしたカルチャーショックだった。
普段、英語が聞き取れない僕がなぜあのときは鮮明に聞き取れたのだろう。
不思議だなと思う。
自宅近所のスーパーマーケットで買い物をして外に出ると
雪はやんで夜空は晴れていた。
そらの一番高いところ天空のほぼ真ん中に
半月に近い月が出ていた。
本当に天空真ん中に近いところだなと思った。
僕は月の公転のしくみをあまり理解していないので
こういうのを見ると不思議だなと思う。
天に軌道のあるごとく人それぞれに運命というものがあります。
という寅さんが易の本を売るときの口上を思い出す。
四角四面は豆腐やの娘、豆腐やの娘は水くさい、やけのやんぱち
日焼けのなすび、色が黒くて食いついきたいがわたしゃ入れ歯で
歯が立たないよ、お父さんあなた女を泣かせたでしょう。
眉間を見るとわかります。という寅さんの
どこまで本当でどこからがでたらめなのかわからない
愉快な言葉を思い出す。