ケンのブログ

日々の雑感や日記

一月十二日

2018年01月12日 | 日記
朝のうちはかなり寒くて水溜まりに氷が張っていたけれど
陽が照っていたので日中は少し暖かくなったような気がする。
それでもやはり日陰に入ると寒いと思う。
青少年センターに来るとそこそこの数の子が勉強している。
明日から大学入試センター試験だけれどどんな気持ちで試験の
前日を過ごしているんだろうと思う。
僕のそばにいた子は漢文の問題集を開いていたけれど
前日はそういう軽めの勉強がいいようにも思える。
漢文なら前日におさらいした句法が本番で役に立つということも
ありうるし。
朝、新聞に京大を目指すような子をターゲットにした小さい塾の
広告が入っていて見るとそこの若手のトップの先生は
その塾を経て東大の理科一類に合格しその後教材を作る会社に
就職するものの受験生に教えたいという気持ちがつのり
自分がかつて通っていた塾の講師になったと出ていた。
プロフィールのところにTOEIC990点と出ている。
京大レベルの大学入試数学を教える力があってなおかつ
TOEIC990点というのはすごい。
そんな人はそれほどいないと思う。
世の中試験でハイレベルのスコアを出すことにずば抜けた能力の
ある人がいるんだなとしみじみと思う。
そういえば学生の頃、埼玉のトップの県立高校を出た人で
いつも公務員試験の勉強をしている人がいた。
その人は「いやあ、試験で点数をとればいいだけの話で
他人に頭を下げるひつようもないんだから、楽なもんですよ」と
あなたは試験が好きなんですかとある人に問われて答えていた。
そういう人もいるんだなと思う。
そのかた、上級職の国家公務員になったけれど今ごろどうしているんだろうと思う。
ちなみに僕が今もっている固定電話はそのかたの試験勉強で培った
法律の知識をいかしてそのかたから定価の4わり引きくらいの値段で
そのかたから買ったものだ。
所有権の名義変更の手続きはその方が全部やってくださって
おまけに定価の4わり引きなのでいい買い物だったなと思う。
卒業後は連絡がとれなくなってしまった。
きっと立派にいきておられることと思う。
でも言っても仕方のないことだけれど
TOEICのスコアの数値が高いというのは数値の高さは誰からも
わかってもらえるのでそういうのはちょっぴりうらやましいなと思う。
僕は人生で何かの数値が他人よりも秀でたという経験がない。
あえてないといいきるけれど、田舎の学校ではそこそこの成績だったかも
しれない。しかし、そんなもの都会ではなんの証明にもならない。
一回、東京の井の頭公園の池のほとりのベンチで本を読んでいたら
「君は田舎ではさぞかし成績がよかったんだろうね」とそばにいたおじいさんに
言われたことがある。
なんかそういう人に出会う確率って関西よりも東京の方が高いような気がする。
単に気がするというだけの話だけれど。
午後四時半頃に西の空を見ると冬至の頃よりも陽が高いところにあるように思える。
寒いけれどこれからだんだん日が長くなっていくのかなと思う。