ケンのブログ

日々の雑感や日記

ガードマンのおじさん

2018年01月22日 | 日記
雨のお天気だった。
いつもは歩道でタバコを吸うことが多い僕だけれど
今日は雨だったので市民交流センターのタバコを吸う場所で吸った。
ガードマンのおじさんもタバコを吸うために出てこられた。
ここには4人ほどガードマンがおられて交代で勤務しておられる。
「今日は寒いですねえ雪ですもんね」とガードマンが言った。
「いや雨が降ってますよ」と僕は言った。
ガードマンは雨が降っていることを確かめて
「いや、さっきは雪でしたよ」と言った。
「そうですか。そのときは室内に僕はいたと思います」と僕は言った。
「東京は10センチくらい積もってますよ」とガードマンは言った。
「そうでしょうね。東京の方が大阪よりも雪が降りますもんね
大阪は雪言うてもなかなか積もるところまではいきませんもんね」と僕は言った。
「大阪は高い山ないからね」とガードマンは言った。
「そういえばそうですね」と僕は言った。
言われてみるとその通りだ。
「実は私58で仕事やめましてね。別に有名になりたいとか
そういうのはなかったんですがKTの民放のアナウンサーやってました」とガードマンは
言った。
「あっ そうなんですか。知ってます。DSのちょっと南にある放送局ですよね」と
僕は言った。
「そうなんですよ。だから私、海外もいろいろ回りました
58でやめて介護の仕事やってたんですけど、それもきつくてやめて
もう給料のことはとやかく言わんからなにか役に立つ仕事をと思っていたら
人から頼まれたというか
市会議員がここを紹介してくれたんですよ。まあここも市民の
人は税金を払っているということで私らのこと上から目線で
みてくることもあるからそれなりに大変ですけどね。実際は
私も民間から派遣やからそれも関係ないんですけど。
規則も細かいし」とガードマンは言った。
「まあ、それはそうですね。でも通りで前回お話ししたとき
地理や歴史に詳しい人やなと思ってたんですよ」と僕は言った。
「そうですか。ほんならまた」とガードマンはタバコを吸い終わって
建物のなかに入っていかれた。
こういう話を聞かせていただけるのもおかげさんかなと思う。