ケンのブログ

日々の雑感や日記

一月二日の光景

2018年01月02日 | 日記
今日は隣町へ行って牛丼チェーンにはいったけれど
やはりお正月はお客さんが少なくすいている。
いつものにぎわいいはどこへ行ってしまったのだろうと思う。
ネットのニュースをみると高速道路でUタンラッシュ始まると出ていた。
僕も車を持っていたときはせっかく車を持っているんだから
使わなければ損だと思い渋滞を承知でその中に飛び込んでいっていた。
たぶん、僕と同じ気持ちの方も少なからずおられるのではないかと思う。
車を手放した今考えると、もし在来線で帰省すれば
高速料金とほぼ同じ値段で実家までたどりついてしまうことになる。
僕は駅から3、4キロは平気で歩いてしまうタイプなので
車がなければないでそれは金銭の節約にはなると思う。
きっと環境にも優しいだろうし。
ただ、それだと田舎に行ったとき車が運転できなくなっていしまわないかという
不安はあるけれど、心配していたらきりがないので
それはなるべく考えないようにつとめている。
隣町は今日もしまっているお店が多かった。
人影もいつもにくらべるとかなり少ない。
100円ショップは今日から時間限定で営業を始めた。
あすはもっと営業時間が長くなり4日からは平常営業と書いてあった。
100円ショップで柿の種とナッツのミックスを買い求めた。
いつもの商品はなかったけれど類似の商品があるので
100円ショップの品揃えはほんとうにありがたいと思う。
全国展開の100円ショップは品揃えがほんとうに洗練されている。
いかにもヘッドクォータの方で仕入れを管理しているという感じだ。
それにたいして関西ローカルの100円ショップは経営者の
個性が現れた感じの品揃えになっている。
僕は全国展開のお店を中心に時に応じて関西ローカルのお店もという
感じで利用している。
隣町の駅から電車にのってR宮に行った。
ここのしめ縄も紙とセットになっているだけのシンプルな飾り付けになっている。
宮司さんのお宅の玄関にもにもしめ縄が新たに飾られていた。
境内を見渡すと葉の大きい方のかえではまだ一部葉がのこっているけれど
それもいまにも散りそうな葉で実質は全体がほぼ枯れ枝になっている。
昨日M神宮で榊にめが止まったのでここでも緑の葉にめをやると
榊があることに気づく。
いままで、色の変わる葉にばかり注目していたのであまり気づかなかった。
ひとつのことに注目するとたの注意がおろそかになるという性格は
子供の頃から変わらないようだ。
ただ、同じ榊でも微妙に違うようなので社勤所で聞いてみると
右の赤い花が咲いている方が椿で左の方が榊とのことだった。
「そうですか、にているのでわかりませんでした」と僕は言った。
普段、榊や椿に注目している方だったらすぐに区別がつくと思うけれど
僕はそちらの方がすっかりお留守になっていた。
でも葉っぱだけをみると榊の方がやや緑のつやが鈍いというだけで
ほんとうににていると言えばにているような気がする。
こうして葉の落ちる木と常緑樹が一緒に境内に植えてあることで
変わり行くものと変わらないものを暗に表現しているのだろうかと
思ったりする。
本殿の奥の天照大御神様を始めいろんな神様がお祭りしてある場所にも行った。
腰掛け天神のところには
君がすむ宿の梢をゆくゆくと
隠れるるまでもかえりみしかな
と天神さまの歌が書いてあった。
ここのお宮に来るたびに10回お歌を心の中で朗読しているうちに
だんだん記憶に歌が定着してきたようだ。
やはり、ものごとをおぼえるのには繰り返しが大切だなあと思う。
ちなみにこの歌は大鏡にものっているけれど
そこではかえりみしかな、は、かえりみしはや、となっている。
昔は印刷技術もなかっただろうしデジタルでデータを保存というわけにもいかないので
いろいろと出典によって表記も異なるのだろうと思う。
和歌には本歌取りなどの技法もあるし
同じ歌が違うように表記されるのもまた味わい深いことだと思う。
それに、お宮の文字はどくとくの崩した字が書いてあるので
僕の読みまちがいということもありうる。
いつか宮司さんにお尋ねしたときも宮司さんは頭を押さえて
「ここまででかかっているんですが今はちょっとでてきません」とおっしゃっていた。
僕が歌を読んでいるときに宮司さんの息子さんがそばで作業をしておられたけれど
また僕が変な質問をして話がややこしくなってもと思い
「こんにちわ」と挨拶だけした。
でも、このお宮は特別の縁日の日を除けば静かなお宮だなと思う。
主祭神はたぶん天皇だと思うけれど、油の神様もお祭りしてあり
4月の年祭の時は全国の油の会社の代表者がこられるけれど
それでも一般参賀の人はそれほど多くない。
お宮が氏神的な宣伝をしていないせいもあると思う。
境内にはお宮の側門の向かいにあるラウンジの登りもたっていた。
この辺りにすむ方々はきっと昔ながらのご近所さんなんだろうなと思う。