水戸駅からバスに乗り日本三大名園
「水戸偕楽園」 へ
バス停は偕楽園より少し離れていたので
どの方向かと迷っていたら
一緒にバスを降りたおばあちゃんが
「偕楽園は私の家の前だから一緒に行きましょう」
と案内してくれて助かった
もうすぐ米寿だというおばあちゃん
ご主人を5年前に亡くして
さびしいといろいろ話してくれる
ご主人とは一度もケンカしたことがないという
仲のいいご夫婦
ご主人の愛用していた腕時計を
棺に入れようとしたら
まわりから
「おばあちゃんが持ってた方がいいよ」といわれて
いつも腕につけてると見せてくれた
とても米寿とは思えない
お化粧をした若々しいおばあちゃん
自分がなくなった時は
口紅を棺に入れてと頼んでる
今度おじいちゃんと会った時も
お化粧して会いたいからと
そしてタマちゃんに
腕組みしたいと言われ
しばらくエスコートした
おばあちゃんの笑顔が忘れられない
近くの那珂川には白鳥や黒鳥が
親子でのんびり遊んでいる