たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

「バリデギ」を読んでます。

2009-05-15 22:32:47 | 韓国文学


2月に買ってきた「バリデギ」を読んでいます。

作者のファン・ソギョン氏は北へ渡ったかどで亡命生活の後に投獄もされているそうです。日本語版も出ていますから、本国でも話題になったのでしょう。一昨年の夏に出版されて、私が持っているのが34刷。今年の冬も平積みで書店に並んでいました。

北朝鮮が舞台なので、訛りがきついのです~。
で、기리구...ん?これは그리고 かな~?のように文脈であたりをつけながら読んでます。細かいところを気にせずどんどん読み進める私の本領発揮。という感じ。とかいってまだ全然進んでいないのですが。


ところで、バリデギといえばもともと韓国の古典の素材として有名なものがあるよう。それもチェックしておいたほうがいいんだろうなぁ・・。

韓国の古典はたとえば「春香伝」でも「水宮伝」でも、パンソリのような口承文学で伝えられたものが多く(不勉強でわからないのですが、「竹取物語」「源氏物語」のような定本のある話、というものがないのでは??)、オンニと話していたら
이야기보다 소제라고 하네요.
「話よりも素材って言うわね。」と教えてもらいました。


読みたいものはたくさんあるのに、まだまだ時間がかかります。
前に書いたかもしれませんが金原瑞人氏が「日本語の本の3倍の時間で原書が読めたらいい線いっている」と言ってましたが。私はたぶん20倍くらい!かかります。私これから何冊の本が読めるのかな?なんて考えちゃったりして・・・。