以前から約束していた友人たちと池袋のバー・エールハウスに行った。ここは、以前カード入れを落として夜慌てて取りに戻ったところだ。
今日は永沼忠明というポールマッカートニーをカバーする人と折橋という人の二人のセッションだという。(目の垂れ具合は、僕の友人のアニキンの方が断然いい)
IWハーパーのソーダ割りを口にし歓談していると、二人が登場した。え? この人たち二人がそうなの? と思ったほど、なんのオーラもないおじさんたち二人。
しかし、MCも上手く、決して声がいいというわけではないが、歌の雰囲気を十分に出していてとてもよかった。
もうひとつびっくりしたのが、40人も入れば満杯のバーに我々3人も含め30人以上が入っていること、そして客席とプレーヤーとの段差のないステージの前に10数人の親衛隊と思しきオバハンたちが気勢をあげていることだった。見ると40~50代前半くらい。
このときのオバタリアンたち、きっとこの瞬間、自分たちの青春を呼び戻しているんだろうな、と思った。
ちょうどこのとき、森本太郎目当てに銀座タクトに行くファンの人たちのことを思い出した。
こうやって今まで全く知らなかった人たちのを見て聴くのもいい。
現代人の大切な癒しの場。
だから、たまにいい。