昨日は朝から午後二時までテニス。そして三時過ぎから、掃除をかなり念入りにした。
うちのカミさんは、仏壇の掃除。僕は、リビングのテーブルを移動し、部屋の片づけと掃除機をかける。そして、ついでに小型扇風機で、いくつかあるクローゼットの中に空気を送る。これは湿気などによるカビ発生予防にいいらしい。途中からカミさんは夕食の準備。やっと終わりビールで乾杯。時計を見ると、七時。番組は、テレビ東京の「田舎に泊まろう」。
今朝、ベランダで迎え火をたく。
毎年彼岸には、寺泊の住職が先祖の供養に来てくれる。
八時に始まり、20分くらいで終わる。あとは、お決まりの雑談。
今日の住職は、話題が豊富で次から次へと出てくる。滑らかな話し振りで、とても流暢に流れている。最初のうち余裕で受け答えしていた僕は、時計の針が8時40分を指しているを見つけ、だんだん口数が少なくなっていく。僕のその様子は、きっと住職さんに興味がないととられたのかもしれない。話をする顔の向きがカミさんの方に変わった。
マズイな。あと5分。45分がリミットだ。それでも速攻で行ってもギリギリだ。今日の朝礼で、みんなに言わなければならないことがある。
8時50分。あー、ダメだこりゃ。よし最後の手。カミさんに向かって、
「ほら、お茶のお代わりを……」
すると、住職は、
「あ、私はそろそろ……、どうも長居をしました」
2分で着替え、猛ダッシュ!!!! 駅で「7~8分遅れる」電話を入れる。
結局、1分の遅刻!!