池袋駅を降り階段を上ってウイロードの地下道を抜けて東側に出るいつものコース。
えっ! そこに黄色の布テープが張り巡らされ三人の警官が立っていた。
「通れないの?」
「すいません」
「東側に行きたいんだけど」
「駅の地下道を通ってください」
しかたなくそれに従い東側に出る。そしてウイロードの反対側出口を見た。そこも黄色の布テープで通行止めにしていた。ただ事でないことは十分に理解できた。
「殺人事件でも起きたの?」
また警官に訊くと、
「いえ、そこまではいかないようだけど、それに近いですね」
「今日の新聞に出る?」
「ちょっとそこまでは……」首をかしげながら答えた。
刑事コロンボは、それを確認すると会社に向かった。あの地下道は、うかうかしてると危険な目に遭うな、歩きながらコロンボは思った。二年ほど前も、地下道の壁のあちこちに血痕が散らばっていたことがある。
いずれにせよ、今警官が検証を始めているということは、事件が起きてまだ間もないということだ。
では、5分10分、早くここを通過していたとしたら、、、、、巻き込まれていた?!^ ^;;
実はこの日、家を出るのが遅くて、いつもより10分ほど遅い電車で来たのだ。^^
くわばらくわばら。。。。。