「勇敢」「無欲」「高潔」「平和」「博学」の五つの共同体に分かれ、管理された未来社会。どの共同体にも属さないダイバージェント=異端者たる少女の戦いを描くシリーズ第2弾。
前作の設定を思い出すのに時間がかかる。やっと思い出してきて、さてどうなるかと思ったところで今回は終わり、また次回へと続く。『ハンガーゲーム』もそうだが、このパターンが繰り返されることには疑問を感じる。
見どころは、『きっと星のせいじゃない。』からショートヘアにしたシャイリーン・ウッドリー、シャイリーンとは恋人役から兄妹役に戻ったアンセル・エルゴート、ナオミ・ワッツとはとても親子には見えないテオ・ジェームス、『セッション』『ファンタスティック・フォー』のくせ者マイルズ・テラーといった、若手俳優たちの動静か。