田中雄二の「映画の王様」

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「野球狂の詩」水島新司

2022-01-17 14:49:26 | 名画と野球のコラボ

 漫画家の水島新司さんが亡くなった。水島さんの野球漫画はどれもがまさに「野球狂の詩」だった。初めて読んだ作品は「ぶっとばせチビ」というスプリンターのきょうだいを描いたものだった。最も印象に残っているのは、『男どアホウ甲子園』の最終回で、藤村甲子園が長嶋茂雄を剛速球で三振に仕留めるこの場面。

昨年の引退発表の時に書いた記事を。

水島新司『ドカベン』『野球狂の詩』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/573c7be41e8436dc023db82825a24952

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『オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-』

2022-01-17 06:57:45 | 新作映画を見てみた

『オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-』(2021.12.27.GAGA試写室)

 第二次世界大戦下、ヒトラーを欺くために、英国諜報部(MI5)が立案した奇策「ミンスミート作戦」。それは、高級将校に仕立て上げた死体に、偽の機密文書を持たせて地中海に放出し、ナチスをだまそうというものだった。英独の思惑が交錯する中、果たして作戦が成功し、戦局を有利に進めることは出来るのか。

 「007」の原作者イアン・フレミングも登場する戦中秘話ともいうべき実話の映画化。監督はジョン・マッデン、MI5職員にコリン・ファース、ケリー・マクドナルド、ペネロープ・ウィルトンほか。

 やはりイギリスはスパイの国だと納得させられるような、うそのような本当の話だが、イギリスでは有名で、同じ事件を描いた日本未公開の『The Man Who Never Was』(56)という映画やテレビドラマもあるらしい。

 

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