『シノーラ』(72)(1975.11.5.水曜ロードショー)
(2010.11.28.)
西部の小さな町シノーラの裁判所をメキシコ人のチャマ(ジョン・サクソン)一味が襲撃し、アメリカ人たちに土地を不法に奪われたと訴える。元賞金稼ぎのジョー・キッド(クリント・イーストウッド)は、大地主ハーラン(ロバート・デュバル)に腕を見込まれ、チャマを捕らえるために雇われるが、冷酷なハーランに耐えられなくなる。
脚本はエルモア・レナードだが、イーストウッド扮する流れ者の変心の理由など、描き方が曖昧で、全体的にも支離滅裂な西部劇になっている。
と言うよりも、マカロニ風にしたらこうなったということなのか。悪役デュバルは目立つが、何度見ても、イーストウッドと監督ジョン・スタージェスは水と油のように全くかみ合っていない感じがする。
ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』13年ぶりの続編で、舞台を森から海に移した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が、12月16日から全国公開される。
今回は、ジェイク(サム・ワーシントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)との間に新しい家族が増え、家族の愛と絆の物語がエモーショナルに描かれる。公開前に来日したキャメロン監督に話を聞いた。
「ナヴィはわれわれの善の部分、つまり一番よいところを表現しています」
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